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麻しんが流行しています

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年9月7日更新

麻しんが流行しています

全国各地で麻しんの患者報告が相次いでいます。

今年は特にアジアの国々(インドネシア、モンゴル等)に渡航歴のある患者の届出報告が目立っています。(国立感染症研究所感染症疫学センター)

麻しんが流行しているのはなぜ

麻しんは、小児のうちに感染し、自然に免疫を獲得するのが通常でしたが、近年は麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の予防接種により自然感染する人が少なくなってきています。 麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の予防接種は2回接種しますが、平成2年4月2日以前に生まれた方は、麻しんワクチン単独を1回のみ接種してる方が多く、免疫が強化されていないため、時間の経過とともに免疫が徐々に弱まって来ている可能性があります。そもそも予防接種は、一度で十分な免疫が獲得できるとは限らず、麻しんワクチンを1回接種しても、数%程度の人には十分な免疫がつかないことも知られています。最近の感染者はそのような人たちであると考えられています。

麻しんを予防する方法は

麻しんは感染力が強く、手洗いやマスクのみで予防は難しく、麻しんワクチンの予防接種が有効な予防法です。 

麻しんワクチンの免疫がついているかどうかは抗体検査で確認できます。麻しんワクチン及びMRワクチンを一度も接種していない方は、MRワクチンの接種をお勧めします。かかりつけ医にご相談ください。

予防接種の費用の助成について

 MRワクチンは麻しん風しん混合ワクチンのため、対象者がMRワクチンを接種することで風しんと同時に麻しんの免疫もつけることができます。

<対象者>市内に居住する方で、次のいずれかに該当する方

  1. 妊娠を予定または希望している女性で抗体価が低い方(経産婦を含む)
  2. 上記の夫および同居人(妻の抗体価が低い場合に限ります)

  ※風しんの罹患歴・予防接種歴(1回までは可)がある方は対象となりません。
  ※妊娠中の方はワクチンを接種できません。

予防接種の費用助成

麻しんとは

麻しんは麻しんウイルスによっておこる感染症で、人から人へ感染します。

感染経路としては空気(飛沫核)感染のほか、飛沫や接触感染など様々な経路があります。感染力はきわめて強いです。

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2から3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1000人に1人と言われています。 

 麻しんワクチンとは 

麻しんワクチンは、昭和53年10月から定期予防接種に導入されました。

昭和64年から平成5年4月までの間、麻しんワクチン定期予防接種時に、麻しん風しんおたふくかぜ混合ワクチン(MMRワクチン)を選択しても良いことになっていましたが、おたふくかぜワクチンに由来した無菌性髄膜炎の多発により、国内でのMMRワクチンの接種は中止となりました。

平成18年4月から、定期予防接種として、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)が使用されるようになり、1歳児(第一期)および保育園及び幼稚園年長に相当する者(第二期)でそれぞれ1回ずつ、2回接種を行うことになっています。

平成20年4月から5年間の時限付きで、第三期として中学1年生に相当する者、第四期として高校3年生に相当する者を対象としてMRワクチンが接種されました。

接種履歴については、母子手帳に記載されていますのでご確認ください。

関連情報

麻しん(はしか)に関するQ&A(厚生労働省)

麻しんに関する緊急情報(2016年8月25日 国立感染症研究所感染症疫学センター)