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MR(麻しん・風しん混合ワクチン)

ページID:0192025 更新日:2023年12月1日更新 印刷ページ表示

病気について

麻しん

麻しんウイルスによる全身感染症で、空気感染や飛沫感染、接触感染によって感染します。感染力が強く、予防接種を受けないと多くの人がかかる病気です。発熱、発疹を主症状とします。ウイルス感染から約10日後に熱が出て、2から3日続いてからコプリック斑(口の中の頬の粘膜に見られる白い斑点)が現れ、翌日から発熱とともに発疹が出ます。発疹は3から4日で色素沈着を残して消えていきます。主な合併症としては気管支炎、肺炎、中耳炎などがあります。

風しん

風しんウイルスによる全身感染症で、飛沫感染によって感染します。潜伏期間は2から3週間です。軽い風邪症状で始まり、発疹、発熱、頸部リンパ節腫脹などが症状です。

妊婦が妊娠早期に感染すると胎児に感染し、先天性風しん症候群と呼ばれる病気により、心臓病、白内障、聴力障害などの障害を持ったお子さんが生まれる可能性が高くなります。

MR(麻しん・風しん)ワクチンの効果と副反応

効果

麻しん

被接種者の95%以上が免疫を獲得すると考えられています。最近の日本での発症の多くはワクチン未接種あるいは接種不明者ですが、ワクチン接種者の中での発症もみられています。ですが、ワクチン接種者の場合は軽症に終わることが多く、他者への感染の可能性も低くなります。

風しん

被接種者の約95%以上に風しん抗体価の上昇がみられます。抗体価の上昇は自然罹患より低いですが、20年近く抗体が持続し、自然感染による発症を防ぎます。

副反応

主なものは発熱と発疹です。38.5℃以上の発熱は10.6%、発疹は4.3%にみられます。その他の副反応としては注射部位の発赤、腫脹、硬結などの局所反応や、蕁麻疹、リンパ節腫脹、関節痛、熱性けいれんなどがみられます。

接種対象者

  • MR1期:1歳から2歳の誕生日前日までのお子さん
  • MR2期:平成29年4月2日から平成30年4月1日生まれのお子さん

(接種日に蒲郡市に住民票がある方)

接種方法と接種回数

 
 

MR1期

MR2期

接種開始年齢(時期) 1歳から 令和5年4月1日から

接種回数

1回

1回
接種期限

2歳の誕生日前日まで

令和6年3月31日まで

 

※予診票を紛失された方へ

予診票がお手元にない方は上記をクリックしていただき、「予防接種を紛失された方へ」の部分をご確認ください!