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【生命の海科学館】リニューアルオープン記念講演

記事ID:0155589 更新日:2020年2月19日更新

生命の海科学館 リニューアルオープン記念講演

地球と生命の共進化 講演とパネルディスカッション

日時:2012年3月25日(日曜日) 午前10時30分から午後16時30分(午前12時から午後1時30分は除く)

講演1 午前10時30分から :「地磁気誕生と生命への影響

1.地球は大きな磁石であること、2.地磁気バリアの中で地球の生命活動は営まれていること、3.「地磁気の誕生や変化」と「生命の誕生や進化」には関連があったのだろうか?という3つの観点からご講演いただきました。

星 博幸 氏講師:星 博幸 氏

愛知教育大学准教授

専攻:地球科学(特に古地磁気学、地質学、テクトニクス)

講演2 午前11時15分から :「生物の大量絶滅と進化

これまでの生物の大量絶滅について、オルドビス紀から順をおって説明していただきました。また、どのような生物グループが生き残ってきたのかについて、その理由を生物の特徴から解説していただき、種の多様性の重要性についてご講演いただきました。

松岡 敬二 氏講師:松岡 敬二 氏

豊橋市自然史博物館 館長

専攻:古生物学、博物館学、カルタ学

基調講演(逐次通訳付き) 午後1時30分から :「カンブリア爆発の全体像に迫る

地球の誕生から生物の誕生・進化について、1.進化論、2.チェンジャン動物群、3.魚類の意味、という3つの観点からご講演いただきました。チェンジャン動物群の研究成果および進化における新たな説である「3段階説」についても説明していただきました。

舒 徳干 氏講師:舒 徳干(シュ ドゥガン) 氏

生命の海科学館名誉館長、中国・西北大学 原始生命研究所教授

専攻:古生物学
最古の脊椎動物化石の発見者、科学雑誌ネイチャーで発表

3名の講師によるパネルディスカッション(通訳付き) 午後3時30分から :「地球と生命の共進化を考える」

最新の研究成果や本日の講演の内容に関して、講師の先生方それぞれに掘り下げてお話しいただきました。また客席から、今後どのように地球は活動していくのか、どのように進化していくのかなどの未来に関する質問もあり、講師の先生方がさまざまな角度から解説をしてくださいました。

登壇者:舒 徳干 氏・星 博幸 氏・松岡 敬二 氏
司会:山中敦子(蒲郡市生命の海科学館 学芸員)