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蒲郡の歴史と文化財 蒲郡まつり 正三尺玉花火

ページID:0125572 更新日:2015年7月26日更新 印刷ページ表示

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蒲郡まつり 正三尺玉花火

7月を迎えると、市域のあちこちの神社等で夏祭りが行われ、手筒花火や打ち上げ花火を楽しむことができますが、
とりわけ迫力があり、見る人を魅了するのは、7月最終土・日曜日に行われる「蒲郡まつり」で打ち上げられる
3発の正3尺玉花火でしょう。
火薬を詰めた玉の大きさが3尺(約90センチ)、打ち上げられて空に広がった時の直径は約650メートルで、
周囲約600メートルの竹島と比べるとおよそ3倍にあたります。

「蒲郡まつり」が始まったのは、昭和58年(1983)7月23日・24日です。
市民の手づくりによる市民総参加のまつりを、とさまざまな行事が計画されました。
市民会館では、今も行われているカラオケ大会をはじめ、市吹奏楽・ジャズダンス等の催しや物産展、
ちょっと面白いものとしては、「大天才クイズ」「ギネスに挑戦・自転車遅乗り競争」
「うなぎつかみ取り競争」等がありました。
中央通りでは、「ミス蒲郡」らを乗せたアドカー(飾り付けられた車)によるパレード、
市内のスポーツ少年団や鼓笛隊が参加した少年少女市中パレード、チャラボコ太鼓の演奏、
仮装コンクールも催されました。

初年度の花火のメインはスターマインでしたが、昭和60年から初めて「蒲郡まつり」に正3尺玉1発が加わりました。
翌昭和61年からは2発に増やされ、現在のように3発の正3尺玉を打ち上げるようになったのは
平成5年(1993)からです。

海上の台船から打ち上げられる正3尺玉花火は、およそ1キロメートル離れた蒲郡駅前付近でも、
玉が開く「ドーン」という響きを十分に体感できます。
近くで音を味わうもよし、遠くから全体を眺めるもよし、ぜひ自分だけの観賞スポットを見つけてお楽しみください。

正三尺玉花火の模型を展示中です(広報綴とのサイズ比較)

正三尺玉花火の模型を展示中です(広報綴とのサイズ比較)