ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 移住者の声 > GAMAファミ紹介(4)長幡友実さん(本町)
移住者の声のタイトル画像 移住者の声

本文

GAMAファミ紹介(4)長幡友実さん(本町)

蒲郡へのUターンとIターンで、共働き&子育て真っ最中。

子育ては東京でなく蒲郡で!

長幡 友実さん 友実さんは高校卒業までは蒲郡に住んでいました。でも東京の大学に進学し、その後大学院にも進んで、すっかり東京生活に慣れてしまいました。そのまま大学に助手として就職し、結婚もしました。ご主人は山梨県出身。普通に考えたら蒲郡に戻る理由はありません。

けれども妊娠したことがわかった時から、どこで出産し、どこで子育てすべきかを真剣に考えるようになりました。このまま東京で仕事をしながら育てていくことに自信が持てなくなったからです。そこで、ご主人とよく話し合い、蒲郡への引っ越しを決意しました。

 ご主人にとっては転職を伴う一大決心でした。こうしてご主人はIターン、友実さんはUターンで蒲郡に戻ってきました。5年前のことです。

ご主人は蒲郡で転職、自分は東京通勤

 ご主人は蒲郡市内で職を得ることができましたが、友実さんは次の職場が決まらないまま、出産が近づいたのでとにかく帰郷。結局、出産後も1年近くの間、実家のご両親にお子さんのことをお願いして、週2から3日は東京に通いました。仕事を続けていきたいと思ったからです。

 何と、蒲郡から東京への通勤は可能!豊橋から新幹線のひかりに乗れば1時間半で東京へ。早ければ家から2時間余りで着きます。現在友実さんは名古屋市内の大学に勤めていて、通勤時間は電車で1時間半。東京と大差はありません。

 「蒲郡は名古屋方面への通勤の穴場」と言う友実さん。蒲郡から乗車すれば座れることが多いからです。名古屋への電車通勤がラク、車なら名古屋まで1時間、東京へのアクセスも便利。これって結構すごいことです。

家族全員で子育て

 蒲郡に戻った当初は実家のすぐそばのマンションに住みましたが、お子さんが2人に増えて手狭になり、2年前、ほどよい近さの所に現在の家を建てました。

 引っ越しても、ご両親には子育てに協力してもらっている…というか、ご主人も含めて「みんなで子育て」しているそうです。共働き世帯としては、毎日の送り迎えから保育参観に至るまで、家族全員で取り組まないと困難なことが多いからです。できる人ができることをする、それが友実さんファミリーのやり方ですが、それも蒲郡に帰ったからこそ可能なこと。

 「一時は子どもたちに規則正しい生活をさせなくてはダメ、もっと自分が頑張らなくてはと思い込んで、毎日イライラしていました。それって子どもにもよくないですよね。他の家と比べていたんだと思います。徐々にわが家のペースとスタイルでやればいいと思えるようになり、ずいぶん楽になりました」と振り返る友実さんです。

家族全員で子育て

保育園に大満足!

保育園に大満足!の画像 ご両親のサポートがあるのと同じぐらい助かっているのは、保育園の存在です。友実さんは中部保育園と南部保育園(現在)を経験。どちらも保育環境がすばらしく、しかも保護者がゆったりと子育てに取り組めるよう支援してくれます。常に家庭と連携して臨機応変に対応してもらえるのは、本当にありがたいとのこと。お子さんが病気になった時も、きめ細かい対応をしてくれました。

 担任の先生は子どものいいところを見て伸ばしてくれます。「あ、そういうふうに子どもを見るといいんだ!」というように、先生に学ぶことがいっぱい。「食事のしかたからおむつを外すタイミングまで、先生のアドバイスをいただけて助かっています」と友実さんはニッコリ。

 

 

どこ行く? 何する?蒲郡ライフ

 市街地に住んでいるので買い物も遊びも便利。遊び場には全く困りません。お子さんが友達と遊ぶ約束をしていることもあり、週末はひんぱんに児童館へ。その後で公園に出かけることが多いそうです。家族のお気に入りはとよおか湖公園。人気スポットなので週末は人が多く、そこで初めて出会った子ども同士や親同士が友達になることもあります。

 お子さんたちは竹島水族館も大好き。せっかく海があるのだから磯遊びもさせたいし、花火や三谷祭りなどのお祭りにも行きたいけれど、それはお子さんがもう少し大きくなってからのお楽しみです。

「地元」を持てる幸せを実感

 昔の蒲郡は地方の小さなまちで、都市生活に憧れたという友実さん。今の蒲郡は人も住宅も増え、ハード面は充実して便利になりました。でも変わらないものもあります。

 友実さんが蒲郡に帰ってつくづく思うのは、地域のつながりが強くて、しかも温かいこと。親同士が気楽に話せるのもウレシイ。近隣とのお付き合いがなかった東京との違いを実感するそうです。

 「一度は蒲郡を出たけれど、戻れば地元の友達が子どもを連れて訪ねてきてくれるんです。そういうつながりは宝物だと思います。子どもにもそういう想いをさせたい。このまちですくすくと育ってほしい。いつでも戻れる地元があるって、すばらしいことです」と友実さんは語ります。

 以前にご主人ともそんな「地元」の話をし、地元を持てるのは幸せなことだねと、共感しあいました。今やご主人にとっても蒲郡が地元。蒲郡に帰ってきた幸せを噛みしめている、友実さんファミリーです。

「地元」を持てる幸せを実感