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家庭の排水口から海を考える

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年8月20日更新

家庭の排水口から海を考える

牛乳コップ1杯(200ml)を排水口にそのまま流すと、魚が住める水質にするには、浴槽16杯分の水(約4,800リットル)が必要なことを知っていますか?何気なしに流している食べ残しや洗剤が、どこに流れてどんな結果をもたらすのか、今一度考えてみてください。

生活排水が原因で・・・

生活排水は、窒素やリンをたくさん含む有機物質のあつまり・・・ 植物プランクトンは生活排水が大好き。この排水が川や海に流れ込むと・・・ プランクトンが増殖し海水の色が赤茶色になる「赤潮」が発生・・・ 植物プランクトンがたくさん増えすぎると・・・ 魚たちは呼吸できずに死んでしまいます。そして、植物プランクトンの死骸はヘドロとなって海底へ・・・ このヘドロが苦潮(青潮)の原因になります。

ほんのわずかな気づかいが海を変える!

川や海の汚れの原因の約6割は、生活排水によるものです。各家庭が毎日の生活の中で、水の使い方に対してほんのわずかな気づかいをすることにより、川や海がきれいになります。みなさんが環境にやさしい生活を実行すれば、海は必ず美しい姿を取り戻します。美しい三河湾を取り戻すため、ご協力ください。

ほんのわずかな気づかいとは?

調理後のフライパンや食後の食器・・・汚れを水で流す前に・・・ ゴムベラやキッチンペーパーなどを使って汚れを拭き取り、燃えるごみへ。そのあと、水で流しましょう。(洗剤は薄めて使うなど、使いすぎないような工夫を。)三角コーナーやストレーナーは目の細かいものを選び、生ごみが排水口へ流れないように注意してください。また、洗濯の際は洗剤の、入浴の際はシャンプーなどの使いすぎに注意を。

 

赤潮、青潮ってなーに

海のまち蒲郡で、しばしば話題にのぼる赤潮と青潮(苦潮)。この現象がどういうものなのか、みなさんご存じでしょうか。  赤潮とは、鞭毛藻(虫)やケイ藻などのプランクトンが水面近くで急激に繁殖したとき、文字どおり海の色が赤色もしくは、赤茶色になる現象です。気温の上昇とともにプランクトンの活動も活発になるため、春から夏にかけて赤潮が発生しやすくなります。大量発生したプランクトンはやがて死滅し、海底のヘドロとなります。自然浄化がされにくい三河湾のヘドロは、多い所で厚さ3mもたまっています。ヘドロに接している海の底は常に酸素不足となり、その海水が、潮の流れによって海面に上昇すると、有毒な硫化水素が発生します。このとき、海が青白く見えるため、青潮と呼ばれています。赤潮や青潮が多発する原因は、海が汚れて、海水中の窒素・燐の濃度が高い栄養に富んだ状態(富栄養化)になっていることです。そして、汚れの原因の約半分は、私達が出す生活排水によります。富栄養化の三河湾をきれいにするためには、私達自身が、毎日の生活の中で、生活排水に対するほんのわずかな気づかいをすることが必要なのです。

富栄養化により竹島海岸で大量発生したアオサ(平成14年6月14日撮影)

富栄養化により竹島海岸で大量発生したアオサ 平成14年6月14日撮影 クリックすると拡大表示します