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豊川用水

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年11月7日更新

豊川用水

豊川用水は平成30年に通水50周年を迎えます

 昭和43年6月から渥美半島全域を含む愛知県東三河地方と静岡県湖西市の地域に、農業用水、水道用水、工業用水を供給してきた豊川用水が平成30年6月に通水から50年を迎えます。
 愛知県のホームページでは通水50周年を記念し、平成29年度から平成30年度にかけて広報誌”豊川用水50年のあゆみ”(全6回)の掲載などを発信しています。

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豊川用水事業(昭和24から43年度)

豊川用水事業は農林水産省により、昭和24年9月に国営事業として宇連ダム建設工事に着手し、昭和33年には水道用水、工業用水にも供給する多目的事業に変更し、昭和43年5月の完成以来、長期間にわたり東三河地域の発展に大きく貢献してきました。
しかし、近年、水利用の多様化に伴い、豊川用水も水の需要量が年々増加し、加えて少しの異常天候においても、水源である宇連ダムの水が渇水状態となり、その度に節水規制が行われ、近年は慢性的な水不足状態となっていました。

施設の内容
水源地所在地内容
宇連ダム新城市重力式コンクリートダム・・・2,842万立方メートル
大野頭首工新城市重力式コンクリートダム・・・最大取水量30立方メートル/秒
大野導水路新城市総延長6,286m
東西分水工新城市延長87m、取水量・・・東22.8立方メートル/秒、西9月2日立方メートル/秒
幹線水路 東部 76.2km、西部 37.2km
支線水路 総延長556.7km、畑地かんがい工事総面積10,114ha、ファームポンド260ヶ所
三ツ口池(調整池)豊橋市ゾーンタイプ・・・20万立方メートル
初立池(調整池)渥美町ゾーンタイプ・・・160万立方メートル
駒場池(調整池)豊川市傾斜コア型フィルダム・・・80万立方メートル
佐久間ダム導水路静岡県フィルダム、最大取水量14立方メートル/秒、年間5,000万立方メートル

豊川総合用水事業(昭和55から平成13年度)

豊川用水の慢性的な水不足の解消と将来的な水需要の増大に対処するために、新しい水源確保あるいは下流地域で調整池等を建設する必要が生じ、その対策として豊川総合用水事業が計画されました。農林水産省東海農政局と愛知県企業庁との共同事業により大島ダムを始め、寒狭川頭首工、寒狭川導水路等建設により、大野頭首工地点の流量を増大し、加えて万場調整池、大原調整地、蒲郡調整池、芦ケ池調整池などの地区内調整池建設を主体として、昭和55年度から着手された後、「豊川用水」と一体に合理的な管理を行うため平成11年6月に水資源開発公団が事業継承し、平成13年度に事業が完成しました。
このように豊川総合用水事業は、全体事業費1,157億円の巨額な費用を投じ、将来の水需要に対し安定供給をはかり、東三河地域の発展に大きく貢献するものです。

施設の内容
水源地所在地内容
大原調整池新城市中心遮水ゾーン型ロックフィルダム・・・200万立方メートル
万場調整池豊橋市表面遮水壁型フィルダム・・・500万立方メートル
芦ケ池調整池田原町盛土+鋼矢板護岸・・・200万立方メートル
蒲郡調整池蒲郡市中心遮水ゾーン型ロックフィルダム・・・50万立方メートル
寒狭川導水路新城市頭首工、導水路、取水量15立方メートル/秒
大島ダム新城市重力式コンクリートダム・・・1,130万立方メートル

豊川用水二期事業(平成11から27年度)

昭和43年に完成した豊川用水は、地域の農業及び都市の発展に大きく貢献したが、その後社会情勢の変化及び農業技術の進歩に伴い水需要が増大したことから、昭和55年度から着手した豊川総合用水事業により、水需要の増大に対処しております。
しかしながら、豊川用水事業により造成された施設は全面通水から30年余りを経過し、老朽化の進行、機能障害が生じ、漏水・破損等の発生により配水及び維持管理に支障をきたしており、万一不測の事態が発生した場合にはその社会的影響が大きくなることが想定される状態となっています。
このため、本事業では水路施設を改築し、施設の安全性の回復を図るとともに、幹線水路の複線化及び附帯施設の整備により、安定的な取水と適切な維持管理の確保、効果的な水利用と合理的な水管理を目的として、平成11年度から事業が着手されましたが、平成14年に豊川用水地域のほぼ全域が東海・東南海地震の防災対策強化区域等に指定されるなど、大規模地震への対策や、全国的に問題となっているアスベスト対策のための石綿セメント管の除去対策が急務となったため、事業費、工期等が見直され、平成27年度を目標に事業計画が変更されました。

豊川用水二期事業の主な内容

  • 関係地域・・・愛知県5市1町、静岡県1市(湖西市)
  • 事業費・・・1,825億円
  • 受益面積・・・17,742ha(愛知県17,188ha、静岡県554ha)
  • 予定期間・・・平成11年度から平成27年度
  • 事業主体・・・独立行政法人 水資源機構
  • 主要工事計画
  • 幹線水路改築(既設水路改築37km、併設水路75km)
  • 支線水路改築 469km
  • 大規模地震対策 1式
  • 石綿管除去対策 1式