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インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。
毎年12月上旬から1月に流行が始まり、1月から3月にかけて流行しますが、今年は、すでに小学校で一部発生が確認されています。
典型的なインフルエンザの症状は突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などで、のどの痛み、咳、鼻水などもみられます。普通の風邪に比べて全身症状が強いのが特徴です。気管支炎は肺炎などを合併し、重症化することが多いのも特徴です。
インフルエンザは空気中にあるインフルエンザウィルスによって感染します。
感染予防のために、下記のことに注意しましょう。
※特に、慢性呼吸器疾患、慢性心疾患、糖尿病などの代謝性疾患、腎機能障害、ステロイド内服などによる免疫機能不全といった持病のある方々のなかには、インフルエンザに感染すると重症化するリスクが高いと判断されるため、手洗いの励行、人混みを避けるなどして感染しないように注意する。
※特に、高齢者の方はインフルエンザの症状があまりなくても、長引くと肺炎など重症がすることがあるため、早めに医療機関を受診し、安静を保つことにより、肺炎などの合併症を防ぐように心がける。
なお、医療機関を受診する際には、感染させるまたは感染することがないよう、マスクの着用を努める。
インフルエンザワクチンの予防接種には、下記の効果があるため、毎年接種するよう努めましょう。
予防接種の接種回数は、13歳以上の方は1回接種を原則とする。
(ただし、医師が医学的な理由により2回接種を必要と判断した場合を除く)
※該当される方は、インフルエンザの予防接種費用の助成を行っています。詳細は以下のウェブサイトをご確認ください。
高齢者等のインフルエンザに罹患した場合の高危険群の方が多く入所・入居している高齢者の入所施設や医療機関においては、下記の手引きを参考に、施設内にインフルエンザウイルスが持ち込まれないように感染防止対策を推進しましょう。
なお、当該施設等において、インフルエンザの流行が発生した場合には、速やかに最寄りの保健所まで連絡してください。
インフルエンザに関する流行状況、一般的予防方法、予防接種の有効性や安全性等に関する相談窓口を下記のとおり設置しています。
午前9時から午後5時まで(ただし、土日祝日、年末年始を除く)
※啓発ツールとしてご利用ください。