本文
東港地区あかりのまちづくりワークショップを開催しました。
東港地区あかりのまちづくりワークショップ「夜景観察まちあるき」
東港地区のまちづくり検討チームから、長町志穂さんによる東港地区のあかりを考えるワークショップを開催しました。
夜のまち歩きをして現状を観察しながら、あかりの効果イメージを共有するミニ社会実験を行いました。
日時 令和4年5月28日 土曜日 19時から21時
場所 東港地区
参加者 22名
「東港地区ワークショップ ふりかえり通信vol.3」 [PDFファイル/2.92MB]
さらに検討チームの名畑恵さんが当日の様子をまとめた動画を作成していただきました!
是非ご覧ください。
https://youtu.be/W5b8HGu2LKc
このワークショップには鈴木市長も参加して市民の皆さんと2時間歩いて、ともにあかりの力を体験しました。
また、検討チームの皆さんも駆けつけていただきました。
蒲郡駅周辺市街地
観察シートを手に、夜のまちに対する印象を書き込んでいきます。
長町さんからは、「今のまちに安心感が感じられますか?そんなことを意識しながら現状を観察をしてみてください。」
蒲郡駅から竹島埠頭に向かう、広い歩道。
樹木にあかりを当てるだけで随分と雰囲気が変わり安心感を感じることが出来ます。
既存の構造物にあかりを入れるだけでも少し座っておしゃべりしたくなる空間に。
竹島埠頭
薄暗い竹島埠頭入り口の交差点周辺も防潮堤にあかりを当てるとおしゃれな雰囲気になってみなさん驚いていました。
参加者の皆さんが感じた暗くて危険なイメージを持つ竹島埠頭。
保管されているヨットを照らす効果はとてもあると感じたようです。
竹島埠頭から見た市街地の現状も観察します。
色々と見渡せる場所ではあるけれど、まだまだあかりの可能性をそれぞれ感じたようです。
竹島埠頭緑地
展示してあるヨットにあかりを当ててみました。
海をバックにヨットの写真を撮りたいなど、展示場所に関する意見も出ていました。
ボードウォークとマリンセンターハウスの照明も観察。
ボードウォークは照明が明るすぎて眩しいので温かい照明が良いと行った意見が多く出ていました。
竹島周辺
竹島に架かる竹島橋には照明が付いていて、鳥居もライトアップされています。
全体的に現状の空間は魅力的な場所という印象が多いようです。
手すりにも簡易な照明をつけるとどう感じるか見てもらいました。
竹島橋から見た印象も観察しました。
現状のオレンジのあかりは神秘性があるなどの意見がある一方、
竹島が真っ暗で残念といった意見がありました。
竹島側からはクラシックホテルもライトアップしてシンボルにしたほうが良いと言った感想などがありました。
竹島園地の松をライトアップ。
竹島橋のたもとにある竹島八百富神社 篠津遥拝所
全体的に暗く、竹島に渡る重要なポイントとの意見がある中、
「価値が上がったように感じた」、「観光地みたいになる」、「大木を照らすことで歴史深さを感じた」など
今ある資源に対してあかりの力の大きさを感じられていました。
その反面、自動販売機の照明が邪魔になってしまうなど景観への影響にも気がつくことが出来ました。
こういった場所でもあかりを入れた場合の雰囲気の違いを教えていただきました。
ワークショップの参加者からは、
「視点や見せ方で変える照明の力を感じた。」
「参加して勉強になった。」
「できるところから少しずつ変えていけると良い。」
などその他にも多くのご意見・感想をいただきました。
今後、市民の皆さんの力を結集したまちの賑わいづくりなどの社会実験を実施したいと考えていますが、
そういった場面においても、あかりを使った空間演出が実現できるとより良いのではと感じています。
東港地区まちづくりプラットフォームのご案内
東港地区のまちづくりに興味のある市民の方、事業者の方が実際に関わっていただけるように、
「東港地区」のまちづくりプラットフォームに登録いただくと、情報提供やワークショップのご案内などをメールにてお送りします。
ご興味のある方は是非、以下のまちづくりプラットフォームのページをご確認の上、登録をお願いします。