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蒲郡市第5次財政健全化改革チャレンジ計画について
第5次蒲郡市財政健全化改革チャレンジ計画
国内状況は、政府が毎月景気に関する政府の公式見解を示す月例経済報告において、下方修正の判断も示されましたが、戦後最長の景気回復局面は、維持されております。また、本市の状況についても国内外経済が緩やかな景気の回復を背景に、雇用・所得環境の改善や法人の売上額が増加傾向にあると認識しております。
このような状況下、本市の財政状況は、消費税率改正に伴う法人市民税の減額から市税収入の増加が見込めないことや少子高齢化の進行による社会保障関係費の増加などにより、一般財源の増加が見込まれており、経常経費等の見直しにより、節減を図ることが重要な課題であります。
また、本市の公共施設は、高度経済成長期に整備されたものが多く、近い将来一斉に建替えや改修の時期を迎えるため、多額の維持更新費用が必要となること、また多くの施設で老朽化が進んでいることなどから、今後は本格的な人口減少、少子高齢化時代の到来を見据え、施設を適正な規模にしながらも、社会の変化や新たなニーズに対応するために機能を見直し、市民サービスを維持・向上させていくことを念頭に置いた再整備を進めておりますが、インフラ資産の更新を含め、多額の費用が必要となります。
そこで、中期的な財政収支について推計を行い、将来にわたって持続可能な財政構造の確立を図るために、新たに「第5次蒲郡市財政健全化改革チャレンジ計画」を策定することとしました。