〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓      ◆   ◆◆◆  ◆    ■ 蒲郡 海辺の三館 メールマガジン ■ ◆●◆◆◆◆◆   ◆◆◆  ◆   がまごおりミュージアム通信 No.102/8月号    ◆   〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   こんにちは。がまごおりミュージアム通信です。 連日厳しい暑さが続きます。まさに夏本番! 読者の皆様、体調管理は大丈夫ですか? 「何もやる気がおきない」などとおっしゃらずに、海辺の三館に足をお運び ください。きっと暑さも吹き飛ぶようなイベントもりだくさんです☆   さて、今月も、 http://www.sangyou.nrc.gamagori.aichi.jp/cgi/mlg_3kan/mla.cgi からご登録頂いた皆さまに、海辺の三館〜蒲郡市博物館・竹島水族館・ 生命の海科学館〜がお送りする、メールマガジンをお届けします。   100号記念プレゼント企画も今回が最後。 今回のクイズは……難問です。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   もくじ   ◆ 1.各館からのおしらせ ◆◆ 2.イベント案内 ◆◆◆ 3.今月のエッセイ・・・生命の海科学館より ◆◆◆◆ 4.100号記念プレゼント企画 第3弾   ★今月の一枚★ http://www.city.gamagori.lg.jp/site/umibeno3kan/201308.html   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆ 1.各館からのお知らせ   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 企画展「絵画名品展 がまごおりのえかきさん」◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆   博物館で収蔵している絵画資料の中から、明治期から現代までの、蒲郡 出身または蒲郡で活動したことがある地元ゆかりの物故画家の作品を選 び、33点を展示します。   当館の「灯火具コレクション」「岡本_吾コレクション」を収集した2人の 絵画作品も、収集品と併せて展示します。   【期 間】〜9月1日(日) 月曜日・第3火曜日は休館 【ところ】蒲郡市博物館 1階 特別展示室 【入場料】無料   ________________________________   ◆◆ 8月のギャラリー催事予定 ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆   〔8月〕 ・「むかしのあかり擬似体験 くらやみさんぽ」  8月1日(木)〜8月18日(日)   ※変更になることもありますのでご了承ください。 ※最終日は片付けのため午後4時前後で終了する団体もあります。  お時間にご注意ください。   ________________________________   ◆◆ 好評のバックヤードツアー ◆竹島水族館 ◆◆_____________________________◆   台本なし、案内ルートも担当次第の裏側案内ツアーが人気です。 その日によって担当が決まり、担当によって話す内容もコースも違います。   【開催日】毎月第2、第4日曜日 (1)午前11時〜 (2)午後2時〜 【参加費】小学生以上一人100円、小学生以下は無料 【申し込み方法】開催時間前に館内にて先着20名前後で募集   ________________________________   ◆◆ 夜間延長開館「ナイトアクア」を今年も行います ◆竹島水族館 ◆◆_____________________________◆   普段でも安い入館料の竹島水族館が17時以降入館でさらに安くなります! 照明の消えた館内の夜の水族館を手持ちのライトで見ていき、デートにも ピッタリです。   【期 間】8月10日(土)〜25日(日) 【入館料】おとな300円、こども100円 【開館時間】午後5時〜午後9時(チケット販売は午後8時30分まで)   ________________________________   ◆◆ 岡崎東公園動物園にて移動水族館をおこないます ◆竹島水族館 ◆◆_____________________________◆   今年も交換移動水族館・動物園を岡崎市東公園動物園と行います。 水族館からはサメやエイ、ヤドカリやウニ・ナマコなど10種類ほどの 生き物を持っておじゃまします。   【と き】8月11日(日)、25日(日):午前10時頃〜 【ところ】岡崎東公園動物園(動物総合センターあにも) 【参加費】無料(動物園入園料も無料です)   ________________________________   ◆◆ 近海生物搬入シーズン突入! ◆竹島水族館 ◆◆_____________________________◆   深海シーズンに変わって、近海の魚が大量にやってくるシーズンになりました。 展示はどんどん変化していきます。三河湾の生き物を中心に、美味しい魚や こんなのもいるの!?というフシギ珍魚まで盛りだくさんです!   ________________________________   ◆◆ 2013年夏の企画展「SAISEI 再生・最盛・彩醒 ◆◆  〜融合するアート&テクノロジー 杉森順子+小沢愼治〜」 ◆◆                     ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   メディアアート =芸術と科学技術が共に協力することで生まれる、新たな映像表現や画像処理技術。 時代の最先端を行く、「技術」と「創造性」がここに結実!   【期 間】〜9月23日(月・祝)       ※期間中の休館日 9月3日(火)、10日(火)、17日(火) 【ところ】生命の海科学館 3階 蒲郡の科学ひろば 【入場料】無料   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 2.イベント案内   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 古文書を読む会 ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆   ひらがな中心と漢字中心のテキストを使って、くずし字の読み方を勉強 します。 現在毎月15名前後の方が参加されています。 古文書テキストを黙読した後、解答をお渡しして解説をします。   博物館で蝉の声を聞きながら、古文書を読み解いてみませんか? 暑い最中ですので、道中は熱中症に気をつけてお越しくださいませ。   【と き】8月17日(土) 午後2時〜4時 【ところ】蒲郡市博物館 2階 研修室 【講 師】博物館学芸員 【参加費】300円    ________________________________   ◆◆ 「むかしのあかり擬似体験 くらやみさんぽ」 ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆   ろうそくの代わりにLEDキャンドルを使った手燭(てしょく)を持って、 むかしのあかりを疑似体験してみませんか? 1グループにつき1本の手燭をお渡しします。 会場内はかなり暗いので、お足下にはご注意くださいませ。   【期 間】8月1日(木)〜8月18日(日) 【ところ】蒲郡市博物館 1階 ギャラリー 【参加費】無料 事前申し込み不要。  ただし、暗さと安全を保つため、1度に体験いただけるのは2グループまでと  させていただきます。   ________________________________   ◆◆ 2013年夏の講演会 ◆◆ 「日本近海の海底資源:基礎から最先端の研究まで」 ◆◆                      ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   海底資源について、基礎から最先端の研究までわかりやすく解説いたします。   【と き】8月4日(日) 午後2時〜3時30分  【ところ】生命の海科学館 【講 師】木川栄一さん((独)海洋研究開発機構(JAMSTEC)) 【対 象】中学生以上〜一般 【参加費】無料   ※事前申し込み不要です。直接会場へお越し下さい。 ________________________________   ◆◆ カラフルラムネを作ろう!! ◆生命の海科学館                      ◆◆_____________________________◆   みんなが好きな白いラムネ菓子☆色水を使って、きれいなラムネを作って みませんか??   【と き】8月14日(水) (1)午前11時〜12時 (2)午後2時〜3時 【ところ】生命の海科学館 【講 師】池谷知夏さん「りかたまクラブ」(大日本図書(株)) 【定 員】各回20名 【参加費】無料   ※開催45分前から会場前で参加整理券を配布します。 ________________________________   ◆◆ アルミホイルで生き物を作ろう 〜その足なん本?〜 ◆◆                     ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   基本のヒト型の作り方から、足を増やして動物や虫を作ってみよう。 館内にいる生き物も作れるかも!   【と き】8月31日(土) 午後2時〜3時  【ところ】生命の海科学館 【講 師】箔屋スフィカ(ホイルモデラー) 【定 員】20名 【参加費】無料   ※午後1時15分から会場前で参加整理券を配布します。   ------------- ★科学館では夏休み期間中、毎日多彩なイベントを開催しています。 夏休みの自由研究に参考となるイベントが盛りだくさん。 科学館のイベントにつきましては、下記ホームページにてご確認ください。 http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/show-workshop.html    皆様のご参加をお待ちしております。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆◆ 3.今月のエッセイ・・・生命の海科学館より   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ★めだかの学校★    先日、ある小学校へ出前授業に行きました。依頼されたテーマは「メダカ」。 さてここでどうやって、メダカについて教えればよいか頭を抱えました。 メダカはスペースシャトルに乗って宇宙にまで行った動物です。話題も 多く、盛りだくさんの教材ですが、1時間の授業で伝えられることは限 られています。   ここで真っ先に頭に浮かんだのが「カダヤシ」です。以前、カダヤシと いうメダカに良く似た魚について調べていたことがあります。カダヤシは 外来種で、在来のメダカを追いやっているとされています。カダヤシの ことを考えているうちに、授業のキーワードがまとまりました。 「名前」「似た生き物」「絶滅の危機」です。   私は生き物に親しみをもつためには、名前の由来を知って特徴をつかむ ことと、実物を見ること(できれば手にとること)だと思っています。 まずは名前に関する説明。目が大きく高い位置にあるように見えること から「目高」と名付けられたとされていること。地方名が5000を超える といわれており、蒲郡市でもメンパコなどと呼ばれていること……などを 話のマクラに授業を開始しました。   その小学校には池があり、小さい魚が泳いでいますが、一見したところ メダカかカダヤシかわかりません。「どっちの魚なのか決着をつけたい」 という担任の先生の要望がありました。まずは両種の違いをスライドで 説明し、池からすくい取ってきたそれらを実際に見ながら、児童たちに 判別してもらうことにしました。「自分の班の魚がメダカだと思う人は 手を挙げてください」半分くらいの児童が挙手。「カダヤシだと思う人 は?」残り半分の児童が挙手。答えは偶然にも両種が混在していました。   メダカは環境省の絶滅危惧種に指定されているほど、数が減っている生 き物です。その原因の一つが外来種カダヤシによる駆逐とされています。 カダヤシは「蚊絶やし」と書き、蚊の幼虫ボウフラを食べてくれるため、 衛生面で役立つと、1913年以後アメリカから導入されました。しかしな がら、性格が荒っぽいカダヤシは在来のメダカをも追い払ってしまった のです。外来種の弊害の端的な例として子どもたちに紹介しました。   子どもたちの態度は真剣そのもの。何か質問しても、多くの子が手を挙 げ、自分の意見を述べてくれました。とりわけ、「メダカを漢字で書く と目高」というエピソードには興味を持ってくれたようです。講師役の 私にとっても、とても充実した1時間となりました。   その後しばらくすると、授業を受けた児童一人一人が書いてくれたお礼 の手紙が届きました。皆さん、とても熱心に感想を書いてくれました。 この手紙の束は、私の宝物です。   (生命の海科学館 学芸員 相澤 毅)   ★今月の一枚★ 昨年発行されたメダカの切手   http://www.city.gamagori.lg.jp/site/umibeno3kan/201308.html   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆◆◆ 4.100号記念プレゼント企画 第3弾   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    ★100号記念プレゼントクイズ 第2弾★   がまごおりミュージアム通信100号を記念して、100号から102号まで、 三館より毎月1題クイズを出します。 正解者の中から抽選で、三館選りすぐりの豪華なプレゼントを贈ります。 今月は「竹島水族館」より出題します。   【問題】 日本の水族館で初めて深海のダンゴムシこと「オオグソクムシ」の赤ちゃん誕生に 成功した竹島水族館ですが、その時、赤ちゃんは何匹生まれたでしょう!?   A.256匹 B.4匹 C.13匹   ご応募はメールでお願いいたします。 あて先:science@city.gamagori.lg.jp   件名は「プレゼント応募」とお書きください。 本文には次の事項をご記入お願いします。 ・氏名またはニックネーム ・性別 ・年齢区分(10代、40代など) ・お住まいの地域の郵便番号 ・クイズの回答 ・メルマガへのご意見、ご感想   ご応募の締め切りは8月15日(木)24:00です。 正解者の中から厳正な抽選の上、当選者にはこちらからメールでご連絡 いたします。 ________________________________   ★100号記念壁紙プレゼント 第3弾★   さらに100号記念として、三館からとっておきの画像をダウンロードサー ビス!こちらも102号までの3ヶ月連続企画です。   今月は「竹島水族館」がご提供いたします。 こちらへアクセスして、ぜひ壁紙にお使い下さい! http://www.city.gamagori.lg.jp/site/umibeno3kan/kabegami.html ________________________________   ★100号記念プレゼントクイズ 第2弾 クイズの答え★   クイズの答えは「A. 51」でした。   厳正なる抽選の結果、プレゼント当選者の方にはメールでご連絡いたします。 たくさんのご応募ありがとうございました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   発行日:2013年8月1日   問合せ先:   ◆蒲郡市博物館 museum@city.gamagori.lg.jp 〒443-0035 蒲郡市栄町10-22 電話:0533-68-1881 FAX:0533-68-1880   ◆竹島水族館 aquarium@nrc.gamagori.aichi.jp 〒443-0031 蒲郡市竹島町1-6 電話:0533-68-2059 FAX:0533-68-3720   ◆生命の海科学館 science@city.gamagori.lg.jp 〒443-0034 蒲郡市港町17-17 電話:0533-66-1717 FAX:0533-66-1817 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◇メールマガジンの登録・解除はこちらから http://www.sangyou.nrc.gamagori.aichi.jp/cgi/mlg_3kan/mla.cgi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━