〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓      ◆   ◆◆◆  ◆    ■ 蒲郡 海辺の三館 メールマガジン ■ ◆●◆◆◆◆◆   ◆◆◆  ◆   がまごおりミュージアム通信 No.105/11月号    ◆   〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   10月も末というのに台風が猛威を振るっていますが、皆さまいかがお過 ごしでしょうか。 台風や竜巻などの気象現象については、実はまだ分かっていないことが 多いのです。先日、知人の研究者グループが、台風の観測のために沖縄 に旅立っていきました。身近な天気予報や台風予想は、暴風雨に立ち向 かっていく彼らの科学研究の成果なのだと、あらためて思い至りました。。。   さて、今月も、 http://www.sangyou.nrc.gamagori.aichi.jp/cgi/mlg_3kan/mla.cgi からご登録頂いた皆さまに、海辺の三館〜蒲郡市博物館・竹島水族館・ 生命の海科学館〜がお送りする、メールマガジンをお届けします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   もくじ   ◆ 1.各館からのおしらせ ◆◆ 2.イベント案内 ◆◆◆ 3.今月のエッセイ・・・生命の海科学館より   ★今月の一枚★ http://www.city.gamagori.lg.jp/site/umibeno3kan/201311.html   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆ 1.各館からのお知らせ   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 11月のギャラリー催事予定 ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆   〔11月〕 ・市民文化祭  工芸 11月1日(金)〜11月4日(月・振)  絵画 11月8日(金)〜11月10日(日)  写真 11月15日(金)〜11月17日(日)  水墨画 11月22日(金)〜11月24日(日)   ※変更になることもありますのでご了承ください。 ※最終日は片付けのため午後4時前後で終了する団体もあります。  お時間にご注意ください。 ________________________________   ◆◆ 水族館川柳募集中! ◆竹島水族館 ◆◆_____________________________◆   水族館や水族館の生き物をテーマに川柳を書いてみませんか!? 館内応募用紙にて募集しています!   ________________________________   ◆◆ 企画展「BQ-1水族館グランプリ」  ◆竹島水族館 ◆◆_____________________________◆   全国のBQ-1(バリバリ頑張っている水族館)をその水族館にちなんだ生き 物とともにご紹介!都市型の大きな水族館に負けじと燃える地方の小さ な水族館をご紹介します!   【期 間】11月2日(土)〜12月2日(月)まで   ________________________________   ◆◆ あいちサイエンスフェスティバル2013 in 蒲郡 ◆◆                     ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   愛知県全域で開催される科学のお祭りです。 蒲郡でも多彩なイベントが開催されます。   【期 間】〜11月4日(月・振) ※詳しくはホームページをご覧ください。   http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/aichi-science2013.html   ★グランドクロージング企画  市民向け講演会「先端科学技術と社会」蒲郡サテライト中継 「未踏のフロンティア・深海底下の世界〜地球深部探査船「ちきゅう」の新たな挑戦〜」   【と き】11月4日(月・振) 午後1時45分〜4時30分  【ところ】生命の海科学館  【名古屋本会場講師】東垣さん(海洋研究開発機構 地球深部探査センター長)*中継のみ 【サテライト会場(蒲郡市生命の海科学館)講師】倉本真一さん            (海洋研究開発機構地球深部探査センター企画調整室次長) 【対 象】中学生以上〜一般 【参加費】無料   ※事前申し込み不要です。直接会場へお越し下さい。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 2.イベント案内   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 企画展「駅と町なみの移り変わり」 ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆   蒲郡中心部の移り変わりを、写真・古文書・地図・関係資料などによって わかりやすく説明します。   ・戦国〜江戸時代の蒲郡地域 ・西町と東町 ・蒲郡駅の開業と長島藤六郎の功績 ・国鉄関係資料 他   【と き】11月1日(金)〜11月24日(日)  月曜日・第3火曜日は休館 ※祝日は開館 【ところ】蒲郡市博物館 1階 特別展示室 【入場料】無料 ________________________________   ◆◆ 古文書を読む会 ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆   ひらがな中心と漢字中心のテキストを使って、くずし字の読み方を勉強 します。 現在毎月15名前後の方が参加されています。 古文書テキストを黙読した後、解答をお渡しして解説をします。   あちらこちらの美術館・博物館で催される展示会で、古筆や書作品に 接した時、読める文字があると楽しみが広がります。   【と き】11月16日(土) 午後2時〜4時 【ところ】蒲郡市博物館 2階 研修室 【講 師】博物館学芸員 【参加費】300円 _______________________________   ◆◆ 自分だけのおしゃれなペンダントを作ろう!◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   蒲郡の海で拾った貝殻やビーチグラスでオリジナルのお洒落なペンダ ントを作ります。   【と き】11月4日(月・振) 午後2時〜3時 【ところ】生命の海科学館 【講 師】平出さつきさん(貝殻ウェルカムボード・インテリア雑貨Jyarinko) 【定 員】20名 【参加費】100円   ※開催45分前から会場前で参加整理券を配布します。   ________________________________   ◆◆ 繊維の総合展示会 テックスビジョン2013ミカワ ◆◆ サテライト会場企画「クラフトワークショップ」 ◆◆                     ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   11月15日(金)と16(土)に蒲郡商工会議所にて、「繊維の総合展示会 テッ クスビジョン2013ミカワ」が開催されます。 生命の海科学館でも、16(土)に手織りや組みひもなどオリジナル作品を 作る体験イベントが開かれます。   【と き】11月16日(土) 午前10時〜午後4時(午後0時〜1時は休憩時間です)  【ところ】生命の海科学館 ※詳しくはホームページをご覧ください。   http://www.texvision-mikawa.jp/   【お問い合わせ先】 蒲郡商工会議所テックスビジョン事務局 TEL 0533-68-7171 ________________________________   ◆◆ 市民講座(あいち森とみどり税ジュニアシーレンジャー事業) ◆◆ きみも三河湾博士!〜クイズと実験で学ぶ海の環境と波の流れ〜 ◆◆                     ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   三河湾の環境を面白く大阪弁で解説!これできみも三河湾博士だ!   【と き】11月17日(日) 午後3時30分〜5時 【ところ】生命の海科学館 【講 師】中西敬さん(近畿大学 農学部 水産学科 講師) 【参加費】無料   ---------------------------------------------------------------- ★科学館では毎週土日に色々なイベントを開催しています。詳しくは科  学館ホームページをご覧ください。   http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/show-workshop.html    皆様のご参加をお待ちしております。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆◆ 3.今月のエッセイ・・・生命の海科学館より   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ★ロシアの隕石、湖底から姿をあらわす★   今年の2月15日、ロシアに巨大な隕石が落下しました。 落下した地域にちなんで“チェリャビンスク隕石”と名付けられた、そ の最も大きい破片と思われるものは、チェリャビンスク近郊のチェバル クリ湖に落下しました。ですが、当時は冬の真っただ中。湖に厚く張っ た氷に、隕石が突き破ったとみられる直径約8mの穴が発見されたものの、 湖底に沈んだと思われる本体の捜索は、すぐに打ち切られてしまいました。   夏を過ぎ、9月になって捜索が再開され、潜水調査によって、直径数十p のかたまりが発見されました。湖底の泥にめり込んでいたため作業は難 航したものの、10月16日、ついに隕石本体が陸に引き揚げられたと報じ られました。570kgまで量れる重量計に乗せたところ、装置が壊れてしまっ たとのことで、総重量は600kgを超えるのではないかと言われています。 今後の研究成果が楽しみです。   実はチェリャビンスク隕石は、日本の探査機はやぶさが持ち帰った小惑 星イトカワのかけらと同じ、「LLコンドライト」という種類に分類され る隕石であることが、別の破片の分析から分かっています。 はやぶさが持ち帰ったイトカワの微粒子の初期分析から、イトカワにつ いて、様々なことが明らかになってきました。例えば、大きさおよそ500m、 東京駅の駅舎くらいの大きさのイトカワは、はるか昔は直径20kmを超え る天体の一部だったらしいのです。それが何らかの原因で壊れ、ばらば らの破片になったものの、そのうちのいくつかが互いの重力に引かれて 再度集まり、現在のイトカワになったのだと考えられています。 ・・・もしかしたらチェリャビンスク隕石は、はるか昔はイトカワと同 じ天体の一部だったのかもしれませんね。   隕石は、宇宙のにおいがします。 宇宙を体感したい方、ぜひ、生命の海科学館へお越し下さい。チェリャ ビンスク隕石よりも更に重量感たっぷりのナンタン隕石(なんと、855kg!) が、皆さまをお待ちしています。   追伸:現在開催中の「あいちサイエンスフェスティバル in 蒲郡」では、 「はやぶさ2」プロジェクト関連の企画を実施しています。くわしくはこ ちら↓をどうぞ! http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/aichi-science2013.html   (生命の海科学館 学芸員 山中 敦子)   ★今月の一枚★ http://www.city.gamagori.lg.jp/site/umibeno3kan/201311.html   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   発行日:2013年10月31日   問合せ先:   ◆蒲郡市博物館 museum@city.gamagori.lg.jp 〒443-0035 蒲郡市栄町10-22 電話:0533-68-1881 FAX:0533-68-1880   ◆竹島水族館 aquarium@nrc.gamagori.aichi.jp 〒443-0031 蒲郡市竹島町1-6 電話:0533-68-2059 FAX:0533-68-3720   ◆生命の海科学館 science@city.gamagori.lg.jp 〒443-0034 蒲郡市港町17-17 電話:0533-66-1717 FAX:0533-66-1817 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◇メールマガジンの登録・解除はこちらから http://www.sangyou.nrc.gamagori.aichi.jp/cgi/mlg_3kan/mla.cgi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━