〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓      ◆   ◆◆◆  ◆    ■ 蒲郡 海辺の三館 メールマガジン ■ ◆●◆◆◆◆◆   ◆◆◆  ◆   がまごおりミュージアム通信 No.108/2月号    ◆   〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   こんにちは。がまごおりミュージアム通信です。 風邪やインフルエンザが猛威を振るっていますが、読者の皆様は大丈夫 ですか? ストレスを抱え気力が消耗すると、感染するリスクも上がるとか。 海辺の三館が開催するイベントでストレスを発散して、この冬を乗り切って ください!   さて、今月も、 http://www.sangyou.nrc.gamagori.aichi.jp/cgi/mlg_3kan/mla.cgi からご登録頂いた皆さまに、海辺の三館〜蒲郡市博物館・竹島水族館・ 生命の海科学館〜がお送りする、メールマガジンをお届けします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   もくじ   ◆ 1.各館からのおしらせ ◆◆ 2.イベント案内 ◆◆◆ 3.今月のエッセイ・・・生命の海科学館より   ★今月の一枚★ http://www.city.gamagori.lg.jp/site/umibeno3kan/201402.html   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆ 1.各館からのお知らせ   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 2月のギャラリー催事予定 ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆   〔2月〕 ・「蒲郡っ子作品展」  1月31日(金)〜2月2日(日)   ・「仏像彫刻 鈴木康胤遺作展」  2月14日(金)〜2月16日(日)   ・「写真集団「雲」作品展」  2月26日(水)〜3月2日(日)   ※変更になることもありますのでご了承ください。 ※最終日は片付けのため午後4時前後で終了する団体もあります。  お時間にご注意ください。   ________________________________   ◆◆ 企画展「古文書展 〜江戸時代の人々のくらし」〜 ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆   学ぶ・遊ぶ・結婚する・旅行へいく・年貢をおさめる……。 50点の古文書を一堂に展示します。   【期 間】2月1日(土)〜2月23日(日)        月曜日・第3火曜日は休館 【入館料】無料   ◎『蒲郡市博物館所蔵文書目録』を刊行します。(1部 1,000円)   ________________________________    ◆◆ 3月15日(土) プチリニューアル! ◆竹島水族館 ◆◆_____________________________◆   「さわりんぷーる」「まったりうむ」に続く第3弾リニューアルは館内前半 中央部に位置する「2段サンゴ水槽」がリニューアルします! その他、多くの新展示、新魚、新パネルも増設予定です! 当日は午前中に蒲郡駅北口でタケアシくんが登場、お昼から水槽お披露目を してチビッコ対象でお菓子投げ大会もあります。新たに変わってどんどん 進化する竹島水族館にご期待ください!   ________________________________   ◆◆ 新シアター「ダイナソーDX 〜パタゴニア・巨大恐竜の謎〜」 ◆◆                      ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   1月17日(金)より、新シアターが始まりました。 アルゼンチンより南、パタゴニアと呼ばれるエリアに生息していた史上最大の 草食恐竜アルゼンチノサウルス。そして、彼らを狙う史上最大級の肉食恐竜 ギガノトサウルス。いまだ謎に包まれている彼らの生態の秘密に迫ります。   詳しくはこちら http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/theater-index.html   ※ミュージアムシアターをご覧いただくには、科学館観覧料もしくは市民利用証、  ほの国こどもパスポートが必要です。     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 2.イベント案内   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 古文書を読む会 ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆   ひらがな中心と漢字中心のテキストを使って、くずし字の読み方を勉強 します。 現在毎月15名前後の方が参加されています。 古文書テキストを黙読した後、解答をお渡しして解説をします。   事前の申し込みは必要ありません。 寒さ厳しい折柄ですが、どうぞ企画展とあわせて足をお運びください。   【と き】2月15日(土) 午後2時〜4時 【ところ】蒲郡市博物館 2階 研修室 【講 師】博物館学芸員 【参加費】300円    _______________________________   ◆◆ 好評のバックヤードツアー ◆竹島水族館 ◆◆_____________________________◆   毎回スタッフがイレギュラー登板で水族館の裏側をご案内します。 台本、マニュアルなしの1本勝負、案内ルートもスタッフによって毎回違う 人気イベントです!   【と き】2月9日(日)、2月23日(日) 両日とも(1)午前11時〜 (2)午後2時〜 【ところ】竹島水族館 【定 員】各回20名前後 【参加費】100円(小学生以上)   ※開催1時間前から受付を開始します。   _______________________________   ◆◆ 牛乳パックで海の生き物をつくろう ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   はさみでチョキチョキ。シールをペタペタ。 海の生き物をうごかして遊んでみよう。   【と き】2月15日(土) 午後2時〜3時 【ところ】生命の海科学館 【講 師】江村和彦さん(名古屋経営短期大学 子ども学科 准教授) 【定 員】20名 【参加費】無料   ※開催45分前から会場前で参加整理券を配布します。   ________________________________   ◆◆ 市民講座 三河のエジソンが語る“自由への道” ◆◆       〜自助具づくりに命をかける〜 ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   事故で右手を失いながらも、障害のある人々のために発明を続ける「三河の エジソン」が語ります。   【と き】2月16日(日) 午後3時〜4時 【ところ】生命の海科学館 【講 師】加藤源重さん(NPO法人 福祉工房あいち) 【参加費】無料   ________________________________   ◆◆ オリジナルの入浴剤をつくろう   ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   車の型にはめたり好きな香りをつけて、入浴剤を手作りしてみませんか? 大学生が楽しく教えてくれます。   【と き】2月22日(土) 午後2時〜3時 【ところ】生命の海科学館 【講 師】愛知工科大学 学生会 【定 員】20名 【参加費】無料   ※開催45分前から会場前で参加整理券を配布します。 ---------------------------------------------------------------- ★科学館では毎週土日に色々なイベントを開催しています。詳しくは科  学館ホームページをご覧ください。   http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/show-workshop.html    皆様のご参加をお待ちしております。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆◆ 3.今月のエッセイ・・・生命の海科学館より   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ★読み聞かせ初体験★   科学館では、毎週末に多彩なイベントを開催しています。ワークショップや サイエンスショーなどの目玉企画のほか、毎月1回の「絵本の読み聞かせ」が 人気です。「おはなしライブ」と名付けられているこのイベント、蒲郡市の 図書館を運営しているNPO法人ブックパートナーの方々が中心となり、時季に 応じた絵本や紙芝居を読んでくださいます。   先日、私も「おはなしライブ」の一員として読み聞かせに挑戦する機会が ありました。絵本のタイトルは「ぼくのすきなもの」。 以前、科学館に来館された絵本作家の方より寄贈していただいた絵本です。 アノマロカリスが大好きな男の子が主人公で、作者の息子さんのエピソードを 題材に作られたそうです。   アノマロカリスとは、大きさが60センチから1メートルくらいもあるカンブリア紀 (約5億年前)最大の肉食動物です。当時の生態系において頂点にいたとされる 最強の生き物です。頭部から2本突き出たエサを捕るための触手や、左右に 並んだ大きな目玉など、とても特徴的な形をしています。 科学館には実物化石が展示してあり、「アノマロちゃん」という当館の イメージキャラクターにもなっています。   アノマロカリスがクローズアップされたこの絵本は科学館内で話題となり、 ぜひ読み聞かせに使いたいという意見が出ました。しかし、アノマロカリスは 一般にはまだ馴染みの薄い生き物です。ブックパートナーの方々と相談して いく中で、絵本に専門的な言葉も出てくることから、学芸員の私が読み聞か せを担当することになりました。   4歳の娘に絵本を読んであげることはありますが、会場で多くの参加者に 向かって読むことはまったく初めての経験。本番前まで家族相手に練習を 重ねました。 普通に地声で絵本を読み上げただけでは面白くないので、まず考えたのは 役の演じ分けです。女の子のセリフのところでは、最初はなかなか高い声が 出せず苦労しました。また、声の演技の参考にするために、落語のCDを 聴いたりもしました。   「ねえ、ぼく アノマロカリスが だいすきなんだ。」で始まるこのお話、 主人公の男の子は、周囲の友だちに一生懸命、アノマロカリスの魅力を 伝えようとします。でも、みんな別の遊びに夢中で、なかなか相手にして くれません。やがて、他の友だちの話を聞くうちに、男の子は誰もが それぞれ「すきなもの」を持っていることを知ります。アノマロカリスを 通じて自分の世界を確立していく子どもの姿を描いた、素敵な絵本です。   読み込んでいくうち、主人公の姿に自分自身の子どもの頃を自然と重ねて いました。幼稚園の時から、私は捕まえてきた昆虫を飼育箱に入れては、 飽きることなく眺めていました。生き物好きが嵩じて、大人になってからも 生き物の仕事に携わることになったわけです。   拙い読み聞かせでしたが、観客の皆さんは熱心に耳を傾けてくださいました。 聞いてくれた子ども達にも、一人ひとり好きなものがあるはず。その気持ちを ずっと大事にしてほしいと思います。   今でも娘は、「ねえ、ぼく アノマロカリスが だいすきなんだ。」と絵本の セリフを言い出すことがあります。父の猛練習に付き合ったせいで、すっかり 暗記してしまったようです。   (生命の海科学館 学芸員 相澤 毅)   ★今月の一枚★ http://www.city.gamagori.lg.jp/site/umibeno3kan/201402.html   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   発行日:2014年2月1日   問合せ先:   ◆蒲郡市博物館 museum@city.gamagori.lg.jp 〒443-0035 蒲郡市栄町10-22 電話:0533-68-1881 FAX:0533-68-1880   ◆竹島水族館 aquarium@nrc.gamagori.aichi.jp 〒443-0031 蒲郡市竹島町1-6 電話:0533-68-2059 FAX:0533-68-3720   ◆生命の海科学館 science@city.gamagori.lg.jp 〒443-0034 蒲郡市港町17-17 電話:0533-66-1717 FAX:0533-66-1817 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◇メールマガジンの登録・解除はこちらから http://www.sangyou.nrc.gamagori.aichi.jp/cgi/mlg_3kan/mla.cgi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━