〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓      ◆   ◆◆◆  ◆    ■ 蒲郡 海辺の三館 メールマガジン ■ ◆●◆◆◆◆◆   ◆◆◆  ◆   がまごおりミュージアム通信 No.125/7月号    ◆   〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みなさん、こんにちは。がまごおりミュージアム通信です。 今年は博物館庭園のシャラの開花が例年より遅く、花の数も少なくて、あっと いう間に見ごろを過ぎてしまいました。 先日名古屋地方気象台が発表した7月〜9月の天気予報によると、今年の夏は 7月に曇りや雨の日が多くなりそうとのこと。梅雨明けはいつになるやら……。   さて、今月も、 http://www.sangyou.nrc.gamagori.aichi.jp/cgi/mlg_3kan/mla.cgi からご登録頂いた皆さまに、海辺の三館〜蒲郡市博物館・竹島水族館・ 生命の海科学館〜がお送りする、メールマガジンをお届けします。   いよいよイベント盛りだくさんの夏が迫ってきています。 生憎のお天気でも楽しめる屋内イベント情報も、ご活用ください。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   もくじ   ◆ 1.各館からのおしらせ ◆◆ 2.イベント案内 ◆◆◆ 3.今月のエッセイ・・・蒲郡市博物館より   ★今月の一枚★ http://www.city.gamagori.lg.jp/site/umibeno3kan/201507.html   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆ 1.各館からのお知らせ   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 7月のギャラリー催事予定 ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆   〔7月〕 ・「第5回墨墨画合同展」  7月3日(金)〜7月5日(日)   ※変更になることもありますのでご了承ください。 ※最終日は片付けのため16時前後で終了する団体もあります。  お時間にご注意ください。   ギャラリーは、美術工芸作品等の展示場として利用していただけます。 申し込み方法等につきましては、博物館ホームページをご覧ください。   ・ギャラリー(企画展示室)利用のご案内 http://www.city.gamagori.lg.jp/site/museum/ga-riyo.html   ________________________________   ◆◆ 戦後70周年コーナー展示 ◆◆   「戦地からの手紙」開催!  ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆   豊橋・豊川・田原および蒲郡の文化施設でスタンプラリーを実施します。 期間中に、スタンプを設置している4ヶ所の文化施設を回り、配布した 台紙にすべてのスタンプを集めて提出すると、その施設提供の記念品を 受け取ることができます。   上記イベントに併せて、戦争に関するコーナー展示も行います。 戦地から故郷で無事を祈る家族のもとに届けられた軍事郵便などを 展示します。ぜひご覧ください。   【期 間】7月18日(土)〜8月30日(日) 【場 所】博物館 2階 ロビー 【参加費】無料   ________________________________   ◆◆ 【予告:8月から始まります!】 徳川家康没後400年記念企画展 ◆◆ 「天桂院の文化財 −竹谷松平家の歴史−」  ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆   今年は徳川家康没後400年の節目の年にあたります。 竹谷松平家の菩提寺である「天桂院(てんけいいん)」のご協力を得て、 同寺ならびに竹谷松平家に関する展示を行います。 詳細は来月のメールマガジンにてお知らせいたします。   【期 間】8月1日(土)〜8月30日(日) 【場 所】博物館 1階 特別展示室 【入場料】無料   ________________________________   ◆◆ カピバラの「ショー」が始まります!    ◆竹島水族館 ◆◆_____________________________◆   3月にやってきたカピバラの「うみくん」と「そらちゃん」ですが、現在 「うみくん」が飼育員と練習を積んで「カピバラショー」開催のために 頑張っています。 カピバラってショーをするのですか?とよく聞かれますが、やっぱりあまり 積極的にしないようです。どうなるのか!?お楽しみに! カピバラショーは現在練習・準備中です。開始次第、ホームページ等で ご案内をいたします。   ________________________________   ◆◆ ミニ企画展「超・氷河期と生命の大進化 ◆◆        〜全球凍結とカンブリア爆発〜」展 ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   はるかな昔、地表だけでなく海までもがすべて氷におおわれてしまった、 “超・氷河期”が地球をおそいました。“全球凍結”とよばれる超・氷河期と その後の温暖化が、生物の爆発的進化の引き金となり、アノマロカリスたち カンブリア紀のモンスターたちの登場に繋がったのです。 地球規模の大事件、全球凍結をものがたる数々の石たちをご紹介いたします。   【期 間】7月11日(土)〜11月3日(火・祝) 【ところ】生命の海科学館 3階 展示室  ※展示室観覧料もしくは市民利用証、年パス等が必要です。   ★ミュージアムシアターにて、「アイスワンダーランド 全球凍結の星」 絶賛上映中!です。上映時間は、 毎日 10時30分〜(※2) 12時30分〜 14時30分〜 です。どうぞ併せてご覧下さい。   ※ミュージアムシアターをご覧いただくには、科学館観覧料もしくは 市民利用証、年パス等が必要です。  ※2 10時30分〜の回は上映内容を変更する場合があります。何卒ご了承下さい。 ________________________________   ◆◆ 2015年夏の企画展「はやぶさ から はやぶさ2へ ◆◆        〜海と生命の種を探して〜」 ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   小惑星探査機「はやぶさ」がもたらした成果と、「はやぶさ2」のミッ ションの紹介を通して、生命の惑星・地球誕生の謎に迫る惑星科学の 最先端をご紹介します。 小惑星探査機はやぶさの実物大模型も展示します。お楽しみに!   【期 間】7月18日(土)〜9月6日(日) 【ところ】生命の海科学館 3階 蒲郡の科学ひろば 入場料無料   講演会など企画展関連イベントも開催します。   詳しくはこちら http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/kikakuten2015.html   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 2.イベント案内   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 古文書を読む会 ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆   2種類のテキストを使用して、くずし字の読み方を勉強します。 1点は、家康関連のものを読んでいます。 もう1点は、明治初期の手紙文の教科書を読んでいます。   現在毎月15名前後の方が参加されています。 古文書テキストを黙読した後、解答をお渡しして解説をします。 初心者でも大丈夫です。お気軽にご参加ください。   ちょうどこの日から、スタンプラリーとコーナー展示も始まります。 どうぞ併せてお楽しみください!   【と き】7月18日(土) 14時〜16時 【ところ】蒲郡市博物館 2階 研修室 【講 師】博物館学芸員 【参加費】300円   ________________________________   ◆◆ 2015生命の海科学館夏祭り ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   今年は開館16周年!ありがとうの感謝の気持ちをこめまして、「生命の海 科学館夏祭り」を開催します! サイエンスショーやマジックショー、万華鏡、化石レプリカ作りなど 楽しいイベント盛りだくさん!   【と き】7月25日(土) 10時〜16時(お昼休憩:12時〜13時) 【ところ】生命の海科学館 【整理券配布】生命の海科学館 玄関脇 東側テラス        (ペットボトルキャップアート周辺) 午前の部:9時15分〜 午後の部:12時15分〜   ★7月25日(土)・26日(日)は展示室観覧料無料!!   ※定員のあるイベントは当日参加整理券を配布します。  講座により有料のものもあります。    詳しくはこちら http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/matsuri2015.html   ________________________________   ◆◆ あいちサイエンスフェスティバル  ◆◆ サイエンストーク★蒲郡まつりスペシャル2015 ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   蒲郡まつりの夜、科学者たちと学芸員が、SF映画への愛に満ちた 理系?トークを繰り広げます。 「あいちサイエンスフェスティバル サイエンストーク★  蒲郡まつりスペシャル2015 〜SF映画に乾杯〜」   【共催】名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部    あいちサイエンス・コミュニケーション・ネットワーク事務局 【講師】 高野智さん(公益財団法人日本モンキーセンター     学術部研究教育室長 主席学芸員) 【コミュニケーター】高田雄貴さん(名古屋大学理学研究科)   【と き】7月25日(土) 19時〜20時 【ところ】生命の海科学館 中庭テラス 【参加費】100円 【定員・対象】30名(事前申込・先着順/大人向け)     詳しくはこちら http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/sciencetalk2015.html   ---------------------------------------------------------------- ★科学館では毎週土日に色々なイベントを開催しています。詳しくは科  学館ホームページをご覧ください。   http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/show-workshop.html   皆様のご参加をお待ちしております。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆◆ 3.今月のエッセイ・・・蒲郡市博物館より   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ★学校給食の思い出★   先日、自校調理時代の学校給食関連の写真をいただきました。   昭和45年4月に蒲郡中学校の北に「蒲郡市学校給食センター」が竣工 する前は、それぞれの学校で、給食の調理が行われていました。 その頃の学校給食のようすが分かる貴重な資料です。   調理設備の「クド(カマド)」の写真には、ハソリや羽釜と並んで、 天板に取っ手がついた円筒の物体が写っていました。 「ミルク釜」と説明が書かれたコレについては、当時を知る方から、 「脱脂粉乳用のものだよ」とのご教示をいただきました。   『蒲郡市史 現代編』をひもとくと、戦時中の昭和18年、当時の蒲郡 南部国民学校に職員が手作りで給食室を建て、市内初の給食が 始まったそうです。 終戦翌年の昭和21年5月17日から、蒲郡北部小学校でも給食が 始まり、徐々に各校で実施されるようになりました。 しかし、この頃の給食は毎日実施されたわけではなく、主食もありま せんでした。   昭和45年4月から、一括調理をして各校に配膳するセンター方式給食が 始まりました。この時点では、まだ一部小中学校で自校調理方式での 給食も実施されていました。 昭和49年4月に形原町に西部学校給食センターが開設され、以後、 市内全校が東・西2ヶ所の給食センターによるセンター方式の給食に なりました。   学校給食センター開設時は、アルマイト食器+先割れスプーンでした。 アラフォー以下の世代には、昭和60年9月から使われるようになった メラミン製カラー食器(オレンジ・ 黄色)の方が、なじみ深いかも しれません。 現在地に新学校給食センターが開設された平成16年9月からは、強化 磁器食器が使われています。   私は義務教育期間中に米飯給食導入以前・以後を体験した世代ですが、 米飯給食導入前は、「食パン」をはじめ、「ミルクロールパン」「バター ロールパン」「2こどりロールパン」 「レーズンパン」、たまに「黒食パン」 ……などが、主食のラインナップでした。 「ソフトめん」は、「カレー」や「ミートソース」などとセットでたまに 出現していたように記憶しています。   昭和52年5月から米飯給食が始まり、基本は「ごはん」、たまに 「ごもくごはん」「わかめごはん」、後に「麦ごはん」も登場しました。 米飯給食の割合は、月1回、週1回、週2回……と増えてゆき、開始 から10年も経たない内に、パン給食との割合が逆転しました。   平成22年からは原則週5日の米飯給食となっており、平成27年6月の 献立表を見ると、19日の「ソフトめん」を除き、すべて「ごはん (麦ごはん含む)」となっています。 寒い季節に毎日温かいご飯を食べられてうらやましい反面、近年の 子どもたちは、「食パン」に「ぜんざい」を挟んで食べたりはしないの だな……と感傷に浸るのでした。   (蒲郡市博物館 学芸員 小田 美紀)   ★今月の一枚★ http://www.city.gamagori.lg.jp/site/umibeno3kan/201507.html   塩津小学校の給食室の「ミルク釜」と「ミルク攪拌(かくはん)器」です。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   発行日:2015年6月30日   問合せ先:   ◆蒲郡市博物館 museum@city.gamagori.lg.jp 〒443-0035 蒲郡市栄町10-22 電話:0533-68-1881 FAX:0533-68-1880   ◆竹島水族館 aquarium@nrc.gamagori.aichi.jp 〒443-0031 蒲郡市竹島町1-6 電話:0533-68-2059 FAX:0533-68-3720   ◆生命の海科学館 science@city.gamagori.lg.jp 〒443-0034 蒲郡市港町17-17 電話:0533-66-1717 FAX:0533-66-1817 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◇メールマガジンの登録・解除はこちらから http://www.sangyou.nrc.gamagori.aichi.jp/cgi/mlg_3kan/mla.cgi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━