〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓      ◆   ◆◆◆  ◆    ■ 蒲郡 海辺の三館 メールマガジン ■ ◆●◆◆◆◆◆   ◆◆◆  ◆   がまごおりミュージアム通信 No.134/3月号    ◆   〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みなさん、こんにちは。がまごおりミュージアム通信です。 冬の間は海からの風が強く、気温の割りには体感温度が低い蒲郡ですが、 その風も、日に日に暖かくなってきているように感じられます。 潮干狩りの解禁もまもなくです。 さて、今月も、 http://www.sangyou.nrc.gamagori.aichi.jp/cgi/mlg_3kan/mla.cgi からご登録頂いた皆さまに、海辺の三館〜蒲郡市博物館・竹島水族館・ 生命の海科学館〜がお送りする、メールマガジンをお届けします。 出会いと別れの季節の想い出作りにご活用ください。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   もくじ   ◆ 1.各館からのおしらせ ◆◆ 2.イベント案内 ◆◆◆ 3.今月のエッセイ・・・蒲郡市博物館より   ★今月の一枚★ http://www.city.gamagori.lg.jp/site/umibeno3kan/201603.html   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆ 1.各館からのお知らせ   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆ 3月・4月のギャラリー催事予定 ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆ 〔3月〕 ・人権作品展 3月4日(金)〜3月11日(金)  ※最終日は15時   ※7日(月)は休館日 ・手織場(てばたば)展 3月19日(土)〜3月21日(月・祝) 〔4月〕 ・アトリエぱぴえ かたはら教室作品展 4月2日(土)〜4月3日(日) ※変更になることもありますのでご了承ください。 ※最終日は片付けのため16時前後で終了する団体もあります。 お時間にご注意ください。 ________________________________ ◆◆ 企画展「近代文書にみる蒲郡の歴史」 ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆ 博物館が所蔵している明治〜昭和にかけて作成された文書を一堂に展示 します。 鉄道開通・電灯普及・織物産業の隆盛・温泉開発などから、学校・社寺・ 軍事・自然災害など、さまざまな分野の貴重な資料をご覧いただけます。 【期 間】2月27日(土)〜3月21日(月・祝) 【会 場】蒲郡市博物館 1階 特別展示室 【入場料】無料 企画展資料冊子を無料配布します(先着500名、おひとり様1部ずつ) ______________________________ ◆◆ 入館者数30万人達成記念企画展「300000」展 ◆竹島水族館 ◆◆_____________________________◆ 入館者数30万人達成を記念して豪華企画展を開催。 展示されている生き物は総額30万円!他の水族館では なかなか見ることのできない珍高級魚の数々をご紹介します。   【期 間】2月14日(日)〜3月14日(月) 【会 場】竹島水族館    ______________________________ ◆◆「アミコン」で作った消波ブロックを展示しました ◆竹島水族館 ◆◆_____________________________◆ 「アミコン」とはコンクリートに、アミノ酸の一種を加えたもので、 コンクリートに付着する藻類の成長を促すというものです。 海についての様々な体験学習を行っている「ジュニア シーレンジャー」 の子ども達が、生命の海科学館でのワークショップで作成した消波 ブロックを水族館として日本初となる展示を行いました。 ______________________________ ◆◆「過去最高 年間入館者数30万人」達成しました!! ◆竹島水族館 ◆◆_____________________________◆ 2月20日(土)過去最高の年間入館者数 30万人を達成しました。 30万人目のお客様は蒲郡市内の方で、年パスも持ってるよ!という方で、 多くのメディアの方々に囲まれて、巨大バズーカ祝砲やクラッカーと 共にお祝いしました! ここまで来られたのは、応援してくださる皆様のおかげです。本当に 感謝しております。 これからも、もっとどんどん良くしてみんなが幸せになれる水族館を 目指していきたいと思います。 これからも応援よろしくお願いします!! ________________________________   ◆◆ 第1回 生命の海科学館看板コンクール入賞作品展 ◆◆                       ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆ 「生命の海科学館」正面玄関入口前にある看板に掲示する作品が決定 いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。 下記の期間、看板コンクール入賞作品展を開催いたします。 それぞれの思いが込められた“生命の海”の力作をぜひごらんください。   【期 間】2016年3月19日(土)〜4月10日(日) 【会 場】生命の海科学館 1F 実験工作室前廊下  【展示作品】特選(1点)準特選(2点)入選(16点)佳作(34点)計53点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 2.イベント案内   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 古文書を読む会 ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆ 古文書には「無御座候」「可被成下候」という表現が度々登場します。 それぞれ「ござなくそうろう」「なしくださるべくそうろう」と読み、 「ございません」「なさってください」という意味になります。 こういう定番の表現をいくつか覚えると、パズルのピースをはめていく ように読める箇所が増えて、古文書がぐっと身近なものになります。 現在毎月15名前後の方が参加されています。 古文書テキストを黙読した後、解答をお渡しして解説をします。 初心者でも大丈夫です。お気軽にご参加ください。 【と き】3月19日(土) 14時〜16時 【ところ】蒲郡市博物館 2階 研修室 【講 師】博物館学芸員 【参加費】300円   ________________________________   ◆◆ ナイトミュージアムでクイズにチャレンジ! ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   夜の科学館で、化石やいん石のクイズに挑戦しよう! 展示室で、キミは正しいこたえを探せるかな? 参加者の方、頑張ったキミには、特別プレゼントがあるよ♪お楽しみに! 【と き】3月5日(土)18時30分〜20時(開場:18時15分)  【ところ】蒲郡市生命の海科学館 3F 展示室・ミュージアムシアター 【参加費】無料   ※展示室観覧料もしくは市民利用証、年パス等の観覧券が必要 【対 象】小学校4〜6年生 (保護者同伴) 【定 員】60名(申込順) 事前申込が必要です。 詳しくは、下記ホームページをご覧下さい。 http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/nightmuseum20160305.html ________________________________   ◆◆ 働く車の科学             ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   道路工事や建設現場で働くラフタークレーンや バックフォーがくるよ。どんな仕組みか見てみよう。 運転席に座って記念写真も撮れるよ。 観光交流フェアのスタンプラリーも開催! 【と き】3月26日(土)・27日(日)両日とも 9時〜17時  【ところ】蒲郡市生命の海科学館 屋外 【協 力】(株)酒伊組 【参加費】無料 (ご自由にご覧頂けます。) ---------------------------------------------------------------- ★科学館では毎週土日に色々なイベントを開催しています。詳しくは科  学館ホームページをご覧ください。   http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/show-workshop.html   皆様のご参加をお待ちしております。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆◆ 3.今月のエッセイ・・・蒲郡市博物館 より   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ★御殿飾りに挑戦!★  「雛人形」という言葉から思い浮かべる様式は、世代や地域によって様々。 近年はコンパクトで展示収納に便利な「ケース飾り」が人気のようです。 博物館では、民俗展示室の中央に、大振りでほっそりした手足先の「享保雛」を 常設展示しており、一年中ご覧いただいています。 これに加えて、今年度初めて「七段飾り」と「御殿飾り」の2種類の雛人形を 1階のロビーに展示してみました。 昭和30年代頃から始まった高度経済成長の流れで、金屏風を背景に 男雛と女雛が並ぶ「七段飾り」は、全国に普及していきました。 わかば保育園で使用されていたという「七段飾り」は、同形式のものを組み立てた 経験があるので、完成形がイメージできましたが、問題は「御殿飾り」です。 江戸時代の後期頃に上方(京阪)で誕生したという「御殿飾り」は、明治時代以降、 周辺へも広まり、戦後は静岡・名古屋など中部地方でも製作されました。 今回展示した「御殿飾り」も、昭和13年生まれの寄贈者のために、親族の方が 名古屋の松坂屋で買い求めて電車で持ち帰ってきたという代物です。 幅38センチ×奥行65センチ×高22センチの木箱にバラバラになった御殿の部品、 他の紙箱に人形や諸道具が納まった状態でご寄贈いただきましたが、実際に 組み立てたご経験がないとのことで、完成形が分かりません。 他の美術館・博物館などで展示されていたものを見た時の記憶や、組み立て 作業中の写真を載せた個人の方のブログなどを頼りに作業を始めました。 何はともあれ、元通りちゃんとしまえるように、同類の部品を取り出しては写真を 撮る作業を、木箱が空っぽになるまで繰り返しました。 取り出していくうちに、当初、細かいパーツを納めるためのただの仕切りだと 思っていたものが、最終的に御殿の廊下(台)部分だったことが分かりました。 3つの部屋の仕切りは、屏風のように折りたたまれていて、広げるだけで立派な 背景になりました。 空いている孔に凸部を差し込み、組み合わせれば、御殿はほぼ完成。 屋根も複数のパーツを組み合わせて、薄い板の上に載せただけです。 これをいったんバラバラにして、展示会場で再度組み立て、人形を飾りました。 元は八段飾りだったそうですが、御殿と人形は上段、道具類は下段の二段飾りと させていただきました。 本年度の展示期間は3月6日(日)までですので、もう残り少ないですが、お近くに お越しの際はぜひご覧ください。 (蒲郡市博物館 学芸員 小田 美紀) ★今月の一枚★ http://www.city.gamagori.lg.jp/site/umibeno3kan/201603.html   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   発行日:2016年2月29日(月)   問合せ先:   ◆蒲郡市博物館 museum@city.gamagori.lg.jp 〒443-0035 蒲郡市栄町10-22 電話:0533-68-1881 FAX:0533-68-1880   ◆竹島水族館 aquarium@nrc.gamagori.aichi.jp 〒443-0031 蒲郡市竹島町1-6 電話:0533-68-2059 FAX:0533-68-3720   ◆生命の海科学館 science@city.gamagori.lg.jp 〒443-0034 蒲郡市港町17-17 電話:0533-66-1717 FAX:0533-66-1817 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◇メールマガジンの登録・解除はこちらから http://www.sangyou.nrc.gamagori.aichi.jp/cgi/mlg_3kan/mla.cgi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━