〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓      ◆   ◆◆◆  ◆    ■ 蒲郡 海辺の三館 メールマガジン ■ ◆●◆◆◆◆◆   ◆◆◆  ◆   がまごおりミュージアム通信 No.137/6月号    ◆   〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みなさん、こんにちは。がまごおりミュージアム通信です。 梅雨入り前だというのに、すでに気温は「真夏日」を観測。今年は 特別暑いのか?と、気象庁のウェブサイトで過去の気象データを 調べたら、2015年5月の蒲郡は「真夏日」5回、最高気温は32.8度 だったことがわかりました。今年の方が少し涼しいようです。 ・・・さて、今月も、 http://www.sangyou.nrc.gamagori.aichi.jp/cgi/mlg_3kan/mla.cgi からご登録頂いた皆さまに、海辺の三館〜蒲郡市博物館・竹島水族館・ 生命の海科学館〜がお送りする、メールマガジンをお届けします。 生憎のお天気の折は、屋内で楽しめる海辺の三館へぜひお越し下さい。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   もくじ   ◆ 1.各館からのおしらせ ◆◆ 2.イベント案内 ◆◆◆ 3.今月のエッセイ・・・蒲郡市博物館 より   ★今月の一枚★ http://www.city.gamagori.lg.jp/site/umibeno3kan/201606.html   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆ 1.各館からのお知らせ   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆ 6月のギャラリー催事予定 ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆ 〔6月〕 ・竹悠作品展 6月3日(金)〜6月5日(日) ・第11回墨心書展 6月11日(土)〜6月12日(日) ・SL写生大会作品展 6月18日(土)午後1時〜6月26日(日) ※最終日の6月26日(日)は、第28回オレンジトライアスロンが開催され、 交通規制が実施されます。 8:00〜15:00は通行止めとなり、博物館駐車場に車が入れません。 ※変更になることもありますのでご了承ください。 ※最終日は片付けのため16時前後で終了する団体もあります。 お時間にご注意ください。 ______________________________ ◆◆ 企画展「自由研究に使える生き物」展 ◆竹島水族館 ◆◆_____________________________◆ 夏休みになると毎回、頭を悩ませる自由研究のネタ探しですが、 今年の夏はこの企画展でバッチリ解決! 夏休み前から自由研究に使えそうな水辺の生き物のフシギを紹介します。 お子さんと一緒に、ぜひお越しください。 【期間】6月4日(土)〜8月31日(水)まで ※期間前半と後半で水槽の場所が変更されます。   ______________________________ ◆◆ ミニ企画展「鯨(くじら) 〜魚になりたかった哺乳類〜」  ◆◆    ◆生命の海科学館  ◆◆_____________________________◆ クジラたちは魚のようなかたちをしていますが、もともとは陸に住んで いた哺乳動物です。進化の過程で姿かたちを変え、新しい能力を身に つけて海で生きるようになりました。 本展では標本や模型とともに彼らの進化や生態を紹介します。 【期間】5月28日(土)〜11月27日(日) 【会場】蒲郡市生命の海科学館 3F 展示室 【入場料】常設展の観覧料でご覧頂けます   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 2.イベント案内   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 古文書を読む会            ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆ 現在毎月20名前後の方が参加されています。 古文書テキストを黙読した後、解答をお渡しして解説をします。 初心者でも大丈夫です。 あいにくと室内空調の調子がイマイチですので、「涼しい格好」でお気軽に ご参加ください。 【と き】6月18日(土) 14時〜16時 【ところ】蒲郡市博物館 2階 研修室 【講 師】博物館学芸員 【参加費】300円   ________________________________   ◆◆ 館内クイズラリー           ◆竹島水族館 ◆◆_____________________________◆   館内に設置された難問クイズにチャレンジ! 解説板などをしっかり読まないと正解はわからないカモ。 頑張って挑戦してみてください。 【期間】6月1日(水)〜6月30日(木) 【参加費】観覧料のみでご参加頂けます ________________________________   ◆◆ 身近な科学No.3 おかあさんは科学者!  ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   台所にある白い粉や液体を水に溶かしたら…、あら不思議! おかあさんといっしょに、台所で、化学実験を楽しもう! 【講 師】沓名健次さん(光ヶ丘女子高等学校 講師) 【と き】@11 時〜 12 時 A14 時〜 15 時  【参加費】無料 ※事前申し込み不要です。直接会場へお越し下さい。 ________________________________   ◆◆ あしたは『はやぶさの日』講演会 ◆◆ 「生命の起源と「はやぶさ2」の接点」 ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆   地球生命はどのように生まれたのか?この疑問と、 小惑星探査機「はやぶさ2」が目指す小惑星「リュウグウ」の接点を ご紹介します。 【講 師】三村 耕一 さん      国立大学法人名古屋大学大学院 環境学研究科 准教授 【と き】6月12日(日) 14時〜15時30分 【ところ】蒲郡市生命の海科学館 1F サイエンスショールーム 【対 象】中学生以上〜大人向け 【参加費】無料 ※事前申し込み不要です。直接会場へお越し下さい。 ---------------------------------------------------------------- ★科学館では毎週土日に色々なイベントを開催しています。詳しくは科  学館ホームページをご覧ください。   http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/show-workshop.html   皆様のご参加をお待ちしております。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆◆ 3.今月のエッセイ・・・蒲郡市博物館 より   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ★蒲郡港開港50周年★ 昭和41年4月1日に蒲郡港が「開港」してから、今年で50年を迎えました。 ここで「あれ?」と思う方もおられると思います。 それより少し前、昭和37年には、西浦港・蒲郡港・豊橋港・田原港の4港を 統合して「三河港」が誕生しています。 「ほら、その時点で『蒲郡港』ってもうあるじゃない」という訳です。 ここでいう「開港」とは、港が新しくできました、という意味ではありません。 これは「関税法」という法律の用語で、その第2条第1項第11号で「貨物の 輸出及び輸入並びに外国貿易船の入港及び出港その他の事情を勘案 して政令で定める港をいう」と規定されています。 つまり、昭和41年4月1日に、蒲郡港は外国の貿易船が出入りできる港に なった、ということです。 この「開港」の指定を受けるためには、関税法を改正して施行令別表に 登載される必要がありました。 しかし、登載されるためには、外国貿易船の入出港数が年間11隻以上 なければいけません。 出入りする船が規定数なければ、「開港」しつづけられません。 しかし、そもそも「開港」されていなければ、外国貿易船は出入りできません。 この問題を解決し、外国貿易船が出入りできるようにするためには、 特別許可が必要でした。 蒲郡町(昭和29年4月に蒲郡「市」)と民間が合同で昭和28年に発足していた 「蒲郡港開発期成同盟会」は、昭和36年2月の総会で、蒲郡港を国際的な 港として「開港」するための運動開始を決定しました。 懸命な陳情運動により、外国貿易船が出入りできる「不開港入港特別許可」を 得て、同年11月12日には、蒲郡港にパナマ船籍のカカポ号が初入港しました。 翌37年には「三河港」が誕生。昭和39年4月には「重要港湾」に昇格。 これを受けて、港の重要性について理解を深めていただける企画として、 昭和39年7月19日・20日に「第1回蒲郡港まつり」が催されました。 以後第12回まで行われたようで、「いかだの一本乗り」や「納涼音楽の夕べ」、 「市中パレード」や「海難救助訓練」など、年によってさまざまな行事が ありました。 昭和41年4月に待望の「開港」を遂げてから40年後の平成18年には、外国 貿易船入港1万隻を達成し、平成27年には11メートル岸壁の供用が開始 されるなど、更なる発展を遂げています。 これから50年後には、いったいどんな港になっているのでしょうか。 (蒲郡市博物館 学芸員 小田 美紀) ★今月の一枚★ http://www.city.gamagori.lg.jp/site/umibeno3kan/201606.html 第9回港まつり(昭和47年7月20日)のパレードの様子。 浦島太郎に扮した人が亀とともにトラックに乗っています。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   発行日:2016年5月30日(月)   問合せ先:   ◆蒲郡市博物館 museum@city.gamagori.lg.jp 〒443-0035 蒲郡市栄町10-22 電話:0533-68-1881 FAX:0533-68-1880   ◆竹島水族館 aquarium@nrc.gamagori.aichi.jp 〒443-0031 蒲郡市竹島町1-6 電話:0533-68-2059 FAX:0533-68-3720   ◆生命の海科学館 science@city.gamagori.lg.jp 〒443-0034 蒲郡市港町17-17 電話:0533-66-1717 FAX:0533-66-1817 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◇メールマガジンの登録・解除はこちらから http://www.sangyou.nrc.gamagori.aichi.jp/cgi/mlg_3kan/mla.cgi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━