〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓      ◆   ◆◆◆  ◆    ■ 蒲郡 海辺の三館 メールマガジン ■ ◆●◆◆◆◆◆   ◆◆◆  ◆   がまごおりミュージアム通信 No.091/9月号    ◆   〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 残暑厳しい日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 西浦から形原にかけて広がる花崗岩の向こうに太陽が沈み、夜の帳が下 りてくると、西の空に二つ、明るい星が見えてきます。ひとつは土星、 もう一つの赤い輝きは、火星です。 月末には見えなくなってしまいますので、機会がありましたら見上げて みて下さいね。 さて、今月も、 http://www.sangyou.nrc.gamagori.aichi.jp/cgi/mlg_3kan/mla.cgi からご登録頂いた皆さまに、海辺の三館〜蒲郡市博物館・竹島水族館・ 生命の海科学館〜がお送りする、メールマガジンをお届けします。 秋の行楽シーズンには、ぜひ蒲郡の海辺の三館にもお立ち寄りください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   もくじ   ◆ 1.各館からのおしらせ ◆◆ 2.イベント案内 ◆◆◆ 3.今月のエッセイ・・・生命の海科学館より ★今月の一枚★ http://www.city.gamagori.lg.jp/site/umibeno3kan/201209.html   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆ 1.各館からのお知らせ   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 9月のギャラリー催事予定 ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆   〔9月〕 ・小江公民館墨彩画クラブ・楽墨会 墨彩画合同展 9月7日(金)〜9月9日(日) ・SL写真とミニチュア機関車展 9月15日(土)〜9月17日(月・祝) ・第4回現代水墨画墨彩画合同展 9月21日(金)〜9月23日(日) ※変更になることもありますのでご了承ください。 ※最終日は片付けのため午後4時前後で終了する団体もあります。  お時間にご注意ください。 ________________________________   ◆◆ 2階ロビー&民俗展示室の展示替え! ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆   博物館実習の一環として、実習生さんにお手伝いいただき、2階ロビー 西側のコーナー展示のケース内を入れ替えました。 「蒲郡市民の歌」「蒲郡ふるさと音頭」など、蒲郡市ゆかりのレコードを ご紹介しています。 また、民俗展示室の塩田・三河木綿関連の資料キャプション(名札)を、 説明つきのものに変更しました。 ギャラリーの催し等でご来館の折には、ぜひ2階の常設展示もご覧ください! ________________________________ ◆◆ 標本室を改修します ◆竹島水族館 ◆◆_____________________________◆ 11月9日(金)まで館内の標本室を工事のため閉鎖します。ご迷惑をおかけ しますが、よろしくお願いします。標本室は「さわりんぷーる」に続く 第二期リニューアルならびに現水族館移転開館50周年記念事業として、 お客さんの要望を反映した新しいコーナーに生まれ変わります。 11月10日にリニューアル公開します。 ________________________________ ◆◆ 好評のバックヤードツアー ◆竹島水族館 ◆◆_____________________________◆ 毎月第二、第四土曜日におこなっている飼育員のガイドによる「バック ヤードツアー」が人気です! いつもは決して見ることができない「たけすいの裏側」を惜しみなく大 公開しています!ガイドはマニュアルはなく、ご案内するスタッフによ って話すこともコースも違うので何度でも楽しみです! 小学生以上おひとり100円と内容に比べてかなりリーズナブル。 11時と14時15分の毎回2回やっています。受付は1時間前からおこなって います。 ________________________________ ◆◆ 「歴史のページ」を作成中です ◆竹島水族館 ◆◆_____________________________◆ 数々の歴史をもつ竹島水族館を写真とともにホームページ上に紹介し始 めました。まだまだ眠っている資料や写真を掘り起こして作成中ですが、 すこしずつアップしていきますのでお楽しみに! アドレス:http://www.city.gamagori.lg.jp/site/takesui/phototakesui.html ________________________________ ◆◆ 新しいシアター上映が始まります ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆ 9月29日より、ミュージアムシアターの上映内容が変わります。 「ミラクルプラネット 絶滅マンモスを探せ!」に代わり、宇宙からの 視点で地球のことを考えるThink the Earthの映像プログラム「いきもの がたり」の上映が始まります。 あわただしい日常生活から、はるか137億光年の宇宙空間へ抜け出して そこに浮かぶ青い星を一緒に眺めてみませんか? なにか新しい発見が あるかもしれません。 【上 映】9月29日(土)〜 【時 間】午後0時30分〜、午後4時30分〜 ※ミュージアムシアターをご覧いただくには、科学館観覧料もしくは市  民利用証、ほの国こどもパスポートが必要です。 詳しくはこちら http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/theater-index.html ________________________________ ◆◆ 惑星地球フォトコンテスト入賞作品展 ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆ わたしたちの想像を超える、美しい生命の惑星・地球のすがたを、見つ めてみませんか。日本地質学会が主催する「惑星地球フォトコンテスト」 の入賞作品展を開催します。 【期 間】9月29日(土)〜11月4日(日) 【会 場】生命の海科学館 3F(入場無料) 【展示内容】第1回〜第3回の入賞作品展 詳しくはこちら http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/aichi-science2012.html#a ________________________________ ◆◆ 「アノマロ宇宙へ行く!」参加者募集 ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆ iPhoneを搭載した大型風船(気球)を成層圏まで飛ばして地球を撮影し、 その写真を使って展示を制作する連続科学講座です。 さあ、宇宙から地球を見てみよう! 【日 程】10月7日(日)・13日(土)・20日(土)・27日(土)・11月4日(日) 【時 間】午前10時30分〜12時(20日・27日は未定です) 【共 催】名古屋文理大学、蒲郡市生命の海科学館 【協 力】蒲郡海洋開発(株) ラグーナ蒲郡 【講 師】名古屋文理大学 情報メディア学科 佐原理先生と 研究室の皆さん 【対 象】小学校高学年〜 一般 20名 ※小学生は保護者同伴 【参加費】一人1000円(初回参加時にお支払い頂きます) 【申込み】生命の海科学館ホームページ内「あいち電子申請・届出シス      テム」よりお申込みください。9月20日(必着)です。 詳細・申込はこちら http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/aichi-science2012.html#c ◆バルーン打ち上げ!の応援に参加しよう◆ 宇宙へ向けた大型風船(気球)の打ち上げを、応援しに来ませんか? 打ち上げカウントダウンを応援しに来て下さった方には、素敵なプレゼ ントがある・・・かも!? 【会 場】ラグーナビーチ(ラグーナ蒲郡・大塚海浜緑地/蒲郡市海陽町) ※申し込み不要です。お気軽にお越し下さい。  天候不順などのために日程や時間を変更することがあります。ご了承下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆ 2.イベント案内   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆ 古文書を読む会 ◆蒲郡市博物館 ◆◆_____________________________◆   ひらがな中心と漢字中心のテキストを使って、くずし字の読み方を勉強 します。 現在毎月15名前後の方が参加されています。 古文書テキストを黙読した後、解答をお渡しして解説をします。 「学びの秋」の手始めにぜひ。 【と き】9月15日(土) 午後2時〜午後4時 【ところ】蒲郡市博物館 2階 研修室 【講 師】博物館学芸員 【参加費】300円 ________________________________ ◆◆ アロマの石鹸づくり ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆ 自然素材の原材料をつかって、好きな形の石鹸をつくろう。アロマでと ってもいい香り♪ 【と き】9月16日(日) 午後2時〜3時 【ところ】生命の海科学館 【講 師】高橋優子さん(アロマmachino) 【定 員】30名 【参加費】100円 ※午後1時15分から会場前で整理券を配布し、定員になり次第参加受付を  終了します。 ________________________________ ◆◆ 磁石で学ぼう ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆ 磁石を利用して、「リスさん」「サルさん」が登るおもちゃを作ろう。 【と き】9月17日(月・祝) 午後2時〜3時 【ところ】生命の海科学館 【講 師】962クラブ 【定 員】30名 【参加費】無料 ※午後1時15分から会場前で整理券を配布し、定員になり次第参加受付を  終了します。 ________________________________ ◆◆ 大工さんが教える木工教室 ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆ 大工さんと一緒に、大工道具の使い方や木の特徴などを学びながら、地 元の木を使った木製プランターを親子で作りましょう。木の香り・手触 りを感じながら、親子での製作を楽しんで下さい。 【と き】9月22日(土・祝) 午後2時〜3時30分 【ところ】生命の海科学館 【講 師】小林直人さん((有)小林住建) 【定 員】親子20組 【参加費】200円 ※午後1時15分から会場前で整理券を配布し、定員になり次第参加受付を  終了します。 ________________________________ ◆◆ 市民講座「蒲郡一受けたい科学授業」・ジュニアシーレンジャー育成事業 ◆◆ 「海の健康診断 三河湾はメタボだった!?」 ◆◆                      ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆ 三河湾の環境を人の健康診断に例えて、分かりやすく面白く大阪弁で解 説。これで君も三河湾の環境のプロでっせ! 【と き】9月23日(日) 午後2時〜3時 【ところ】生命の海科学館 【講 師】中西敬さん (近畿大学 農学部 水産学科 非常勤講師) 【参加費】無料 ※事前申し込み不要です。直接会場へお越し下さい。 ________________________________ ◆◆ 科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー ◆◆ トヨタオリジナルプログラム「衝突安全ボディ」 ◆◆                      ◆生命の海科学館 ◆◆_____________________________◆ 「衝突安全ボディ」とはどんな車なのかな? 緩衝材を工夫して「衝突安全ボディ」な車模型を作ってみよう! 【と き】9月30日(日) (1)午前10時30分〜12時30分 (2)午後1時30分〜3時30分 【ところ】生命の海科学館 【主 催】トヨタ自動車(株) 【協 力】トヨタ技術会 【対 象】小学校4〜6年生 【定 員】各回30名 【参加費】無料 ※事前申込講座ですが、若干の余裕があります。先着順にて申込可能です。  電話にてお申込みください。 ------------- ★科学館のイベントにつきましては、下記イベントスケジュールにてご  確認ください。 http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/show-workshop.html  皆様のご参加をお待ちしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆◆◆ 3.今月のエッセイ・・・生命の海科学館より   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ★人類の好奇心★   およそ一月前の8月6日、アメリカの探査ロボットが、火星に降り立ちま した。彼の使命は、火星に生命を、もしくはその痕跡を探すことです。 生物が存在するためには、水が必要です。私たちの地球には海があり、 水が循環していますが、お隣の惑星である金星と火星には、海も川もあ りません。太陽から地球までの距離を1とすると、金星はおよそ0.7の距 離にあり、太陽から受け取るエネルギーは地球の約2倍。そのため、表面 温度は400℃を超え、水分は水蒸気としてしか存在することはできません。 一方火星は、太陽からの距離は地球の約1.5倍と遠く、太陽から受け取れ るエネルギーが少ないため、平均気温は−60℃以下とかなり低めです。 さらに火星は質量が地球や金星の10分の1程度しかなく重力が小さいため、 火星の水は水蒸気となって宇宙へ逃げてしまったか、氷の形で地下に眠 っていると考えられています。地球という、青く輝く生命の惑星は、太 陽からの距離と惑星の大きさの、絶妙なバランスの上に成り立っている のです。まさに奇跡の惑星です。 しかしこれまでの火星探査から、火星にもかつて海があったと考える研 究者が増えてきました。火星にもかつて生命が誕生していたかもしれな い、もしかしたら現在もその末裔が生き延びているのかもしれない、そ んなことが真面目に議論されるようになってきました。「生命とは何か」 「私たちは何者で、どこから来て、どこへ行くのか」。私たちにとって 異世界である火星の生命についての探究は、人類がその答えを求め続け てきた、私たち自身を知るための旅でもあるのです。 探査ロボットの名前は「好奇心(キュリオシティ)」です。遠い火星の 空の下、人類の飽くなき好奇心が進む旅路を、どうか皆さん、応援して くださいね。 (生命の海科学館 学芸員 山中 敦子) ★今月の一枚★ 太古の火星に海があったなら、深海の熱水噴出孔で生命が誕生していた かも・・・? http://www.city.gamagori.lg.jp/site/umibeno3kan/201209.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行日:2012年9月9日 問合せ先: ◆蒲郡市博物館 museum@city.gamagori.lg.jp 〒443-0035 蒲郡市栄町10-22 電話:0533-68-1881 FAX:0533-68-1880 ◆竹島水族館 aquarium@nrc.gamagori.aichi.jp 〒443-0031 蒲郡市竹島町1-6 電話:0533-68-2059 FAX:0533-68-3720 ◆生命の海科学館 science@city.gamagori.lg.jp 〒443-0034 蒲郡市港町17-17 電話:0533-66-1717 FAX:0533-66-1817 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇メールマガジンの登録・解除はこちらから http://www.sangyou.nrc.gamagori.aichi.jp/cgi/mlg_3kan/mla.cgi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━