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開館20周年記念企画展「南海トラフ地震発生帯掘削に「ちきゅう」が挑む」 

記事ID:0205522 更新日:2020年2月28日更新

2019年企画展「南海トラフ地震発生帯掘削に「ちきゅう」が挑む」

蒲郡市制施行65周年・生命の海科学館20周年記念企画展
南海トラフ地震発生帯掘削に「ちきゅう」が挑む

11月5日は「世界津波の日」・「津波防災の日」 

東日本大震災からわずか1年後、海洋研究開発機構JAMSTECの地球深部探査船「ちきゅう」は、
東北地方太平洋沖地震の発生メカニズムの解明を目指して震源断層の掘削に挑み、
プレート境界からの資料回収に成功しま した。
そして2018年秋から2019年春にかけては、南海トラフの地震発生帯掘削に挑戦しました。
本展では、地球を掘り、地震発生のメカニズムに挑み続ける 「ちきゅう」 についてご紹介し、
その最新成果についてパネルや展示を通してわかりやすく解説いたします。

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主催

蒲郡市・蒲郡市教育委員会

協力

国立研究開発法人 海洋研究開発機構 JAMSTEC

期間・会場

【前期】 2019年11月5日(火曜日)~2019年11月21日(木曜日) 会場:蒲郡市役所 1F ロビー
【後期】 2019年11月23日(土曜日・祝日)~2020年2月2日(日曜日) 会場:蒲郡市生命の海科学館 2F 地球ひろば
入場料無料

 蒲郡市制施行65周年・生命の海科学館20周年記念企画展「南海トラフ地震発生帯掘削に「ちきゅう」が挑む」A4チラシ

 蒲郡市制施行65周年・生命の海科学館20周年記念企画展「南海トラフ地震発生帯掘削に「ちきゅう」が挑む」A4チラシ [PDFファイル/980KB]

企画展関連講演会
「巨大地震に掘削科学とコンピュータで挑む」

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地震はどこで、いつ、どのようにして起きるのか?
日本の科学者達が世界に先駆けて地球の観測・実験・理論構築などに挑む中、地震発生の実態が少しずつ見えてきています。鍵となるのは、地下を掘り進んで活断層の物質を採取する掘削技術と、地下の広い範囲を掘削せずに可視化できる地下探査技術です。地質学と地球物理学という異なる分野の融合は、これまでに石油・天然ガス・金属鉱床といった地下資源の探査に役立ってきました。近年、その資源探査テクノロジーが活断層の理解にも適用されているのです。
さらに情報テクノロジーの進歩によって、大規模な岩盤の変形・破壊の様子をシミュレーションすることも可能になりました。本来ならば何百万年もかけて進行する地球の営みが、コンピュータの中で再現可能になってきたのです。これら先端科学の行き着く先は?地震の予知は可能になるのでしょうか?
今回は地球惑星科学の最前線の一部を紹介いたします。    

講師紹介

後藤忠徳さん

兵庫県立大学大学院 生命理学研究科 教授

後藤 忠徳 さん

兵庫県立大学大学院生命理学研究科教授。
1991年神戸大学理学部卒、同大院修士課程修了後、京都大学大学院理学研究科にて博士号を取得。
東京大学、愛知教育大学、海洋研究開発機構、京都大学大学院工学研究科を経て現職。陸上や海底での物理探査を専門とし、活断層や海底資源の調査を実施。
著書に『海の授業』(幻冬舎)、『地底の科学』(ベレ出版)、『日本列島大変動』(ポプラ新書)。
ブログ「海の研究者」では、調査乗船レポートのほか海や地球の話題を随時更新中。(http://goto33.blog.so-net.ne.jp/) 

日時等 

日時

2019年11月24日(日曜日) 11時~12時

講師後藤 忠徳 さん(兵庫県立大学大学院 生命理学研究科 教授) 
会場蒲郡市生命の海科学館 1F サイエンスショールーム
参加費無料
参加方法事前申し込み不要です。直接会場へお越しください。

◆講師による展示解説◆

企画展会場で、講演テーマに関連する解説を実施します。

時間:13時30分から20分程度
会場:蒲郡市生命の海科学館 2F 地球ひろば
参加費:無料

※事前申し込み不要です。直接会場へお越しください。

 あいちサイエンスフェスティバル2019 in 蒲郡 (2019年9月21日~2019年11月24日)

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