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2024年度一般科学講座 「大人の理科授業“Eureka!”」参加者募集
大人になっても心惹かれる、不思議や謎があります。大人だからこそ味わえる、学びの楽しみがあります。
「大人の理科授業"Eureka!"」では、身近な自然や生活の中にある不思議について、実験や観察を楽しみながら紐解きます。
子どものころ理科が好きだった人も、理科が苦手だった人も、大人になった今こそ、ご一緒に「理科」を楽しみませんか?
※"Eureka!"ユーリカ とは?
ギリシャ語に由来する感嘆詞。何かを発明・発見したことを喜ぶときに使われます。
古代ギリシアの数学者・発明者であるアルキメデスが風呂場で叫んだとされる言葉です。
講座内容・講師紹介
第1回 クリップモーターで探る磁力の仕組み
日常生活に欠かせない電気や磁石の仕組みを小中学校の理科を通して見直してみます。小3では電気と磁石を使って身の回りのものを仲間分けしています。中2の計算ができると「電力」の使い方が変わるかもしれません。
第1回講師:小田 泰史 さん(蒲郡市立三谷中学校 教諭)
「理科は国語と算数でできている」と、長い間小中学校で理科を担当してきて思っています。理科の学習も言葉で考え言葉で伝えます。計算ができると理解が深まります。
第2回 STAR TOURS エピソード1 ~地球体験と相対性理論の世界へ~
冬の訪れを感じる頃。夜空を見上げるときれいな星たちが輝き、宇宙の神秘と不思議さを感じます。今回は、小中学校で日中に行われている星や宇宙についての授業の一部を体験します。また、少しだけ相対論についても触れたいと思います。
第2回講師:近藤 史親 さん(幸田町立中央小学校 教諭)
中学校で8年間、現在は7年目の小学校勤務をしています。教育と科学と歌をこよなく愛し、最近は将棋(どちらかというと見る専門です(笑))にも興味津々です。今年もみなさんと共に、楽しく学び合えることがとても楽しみです。
第3回 発掘と観察から知る!貝化石の見分け方
化石には色が残らないため、古生物の色は分からないことがほとんどです。色が分からないだけで現在生きている生物と大きく印象が異なります。今回は貝化石の発掘をしながら、貝化石を観察し種類の特定にも挑戦してみましょう。
第3回講師:高井 芙樹(蒲郡市生命の海科学館 学芸員)
古生物や昔の地球の様子を考えることが好きです。学生の時には興味が持てなかったことも、大人になって改めて考えると何か新たな発見があって楽しいかもしれません。一緒に化石発掘をして新たな発見をしちゃいましょう!
第4回 ミクロの世界で文房具を見てみよう
普段何気なく使っている文房具。今回はそんな文房具を、日立ハイテク様による理科教育支援活動の一環でお借りした電子顕微鏡を使って見てみます。どんな発見があるでしょうか?双眼実体顕微鏡での見え方とも比べてみましょう。
第4回講師:小松 薫(蒲郡市生命の海科学館 嘱託専門員)
生きものが大好き!ですが、ふと香り付きの紙の構造が気になってしまい、今年度は電子顕微鏡の講座になりました。電子顕微鏡で観察ができる貴重な機会、私自身もいろいろな気づきを逃さないように、楽しみたいと思います。
第5回 自然の中の『あみあみ、とげとげ、しましま』を見つけよう
DNAには特定のタンパク質を合成する手順やプロセスが記述されています。その意味では「生物の設計図」より「生物のレシピ」といった方が正確かもしれません。レシピに従って作られた規則正しいパターンを顕微鏡で見て感心する90分です。
第5回講師:天野 卓朗 さん(豊川市立南部中学校 教諭)
中学校で理科を教えています。不思議な現象を見たり、楽しく実験したりしながら、理科的なものの考え方を身につけられる授業を目指して奮闘中。
開催日時等
開催日時 |
2024年度下半期(10月から2月)の 毎月第3木曜日(全5回)
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会場 | 蒲郡市生命の海科学館 1F 実験工作室 |
対象 | 高校生以上(内容は大人向け) |
定員 | 36名(予約受付順) |
参加費 | 各回100円 |
参加方法 |
事前予約制です。各回ごとに参加受付いたします。下記予約フォームからご予約をお願いします。
ご予約をもって受付となります。当日開催時刻の10分前から受付します。 |
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