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蒲郡市制70周年・生命の海科学館開館25周年記念事業 地質の日・国際博物館の日オンライン講演会「小さいティラノと大きいティラノ 〜史上最大の肉食恐竜へと至る道〜」
ティラノサウルス・レックスは恐らく世界で一番有名な恐竜だ。しかし、ティラノサウルスの仲間の進化には大きな空白期間があり、その進化の道程はまだ明らかになっていない。
ティラノサウルスというと巨大な恐竜をイメージする方も多いだろうが、実はティラノサウルス類の半数は小型~中型サイズの肉食恐竜である。ティラノサウルス類は前歯に分かりやすい特徴があり、前歯があれば、例え他の部分が見つかっていなくても、ティラノサウルスの仲間だと判断することができる。
日本からも、実は意外とたくさんのティラノサウルス類の化石が発見されている。その多くは断片的なものだが、実はどれもが世界的にも貴重な標本だ。丁度、他の地域ではあまり化石の見つかっていない、「ティラノサウルス空白時代」から化石が見つかっているためである。
今回は、日本とアジアの標本を比較しつつ、ティラノサウルス類の旅路や、進化について、最新の研究を交えて紹介する。
講師紹介
TCA東京ECO動物海洋専門学校 講師
黒須 球子 さん
講師略歴
中国地質大学(北京)博士課程在学中。
TCA東京ECO動物海洋専門学校にて古生物学を担当。
中国やアジアの標本を中心に、獣脚類の進化について研究を行っている。
開催日時等
開催場所 |
生命の海科学館YouTubeチャンネル(YouTubeLive)にて配信します 配信URL >> https://youtube.com/live/wyQGoEZpXAc (生命の海科学館YouTubeチャンネルが開きます) ※Zoomを使用した形で講演していただきます。 |
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開催日時 |
2024年5月11日(土曜日) 19時から20時30分 |
協力 |
KagaQ |
講師 |
黒須 球子 さん(TCA東京ECO動物海洋専門学校 講師) |
参加費 | 無料 |
参加方法 |
お申し込みは不要です。 |
注意事項 |
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下記PDFファイルをクリックしてご覧ください。