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2010年度 講演会・市民講座
市民講座「耳からわかる私たちの先祖、それは魚!」
魚の骨格模型を見てもエラは残されていませんが、エラにも小さな骨がついています。魚が進化してエラが要らなくなった時、これらの骨はどこへいったのでしょうか?陸上のすべての脊椎動物にこれらの骨はしっかりと残っています。さて、私たちの何になっているでしょうか?
講師紹介

中部大学教授 石田博幸さん
中部大学教授 愛知教育大学名誉教授。68歳。
専門は、理科教育学、物理教育学、物理学。
1967年金沢大学大学院理学研究科修士課程修了後、愛知教育大学に勤務。定年退職後、現職。
物理教育関係の教材開発、環境教育カリキュラムの開発、国際協力などを中心に科学教育全般を行ってきている。タイには60回以上訪問し、教育養成大学や初等教育の発展に寄与してきた。JICAの理科教育国際協力では、タイ、ケニア、カンボジアに派遣された。
大学生と進めるサイエンスショーを広く展開してきている。最近では、愛知県が進める、次代を支える人材育成事業における「科学技術教室」では、「中部大学現代教育学部サイエンスキャラバン」が採用された。蒲郡市生命の海科学館でもサイエンスショー・サイエンスワークショップを実施している。
と き | 2011年3月20日(日曜日) 午後2時~3時30分※午後1時45分開場 |
会場 | 1F メディアホール |
定員 | 60名 |
参加費 | 無料 |
※申し込み不要。内容は一般向けです。
市民講座「蒲郡の蝶について」
蒲郡で見ることができる蝶について、蝶の食草と生態を中心に解説し、観察できる時期や場所、撮影の仕方などを、実際に撮った写真をご覧いただきながらお話しします。また、最近の温暖化と蝶の分布の変化についても触れたいと思います。
講師紹介
元蒲郡市民病院外科部長 竹内元一さん
1979年名大医学部卒業後、名大医学部第二外科助手を務め、その後蒲郡市民病院外科部長として赴任。2009年蒲郡市民病院を退職し、現在は非常勤医として乳腺外来を担当。カワイ外科、蒲郡競艇医務室、愛知県警察医、愛知県警察衛生管理医として活躍されています。
著書に「儲かる舟券の買い方」(週間レース社、2003年)、「蒲郡の蝶」(サンジュドー印刷、2008年)、「ドクターTのデジカメ写真術」(サンジュドー印刷、2010年)があります。
と き | 2010年12月5日(日曜日) 午後2時~3時 ※午後1時45分開場 |
会場 | 1F メディアホール |
定員 | 60名 |
参加費 | 無料 |
※申し込み不要。内容は一般向けです。
市民講座「ヨーロッパの科学館からのメッセージ」
世界中のそれぞれの町には必ずなんらかの博物館や科学館、あるいは自然にかかわる活動を誘う活動センターがあります。そんななかで、アメリカやイギリスに行くと、国力を誇示するかのような巨大な科学技術系博物館におめにかかり、そのスケールに圧倒されることがあります。それも結構ですが、わたしは、小さな規模で、学校と地域社会、そして大学が連係して運営される科学館に大きな魅力を感じています。その魅力はどこにあるのかを、ヨーロッパの科学技術系の博物館や自然センターの活動事例を通してお話してみたいと思います。
講師紹介
国立大学協会専務理事 前神戸大学学長 野上智行さん
博士(教育学)、神戸大学名誉教授
広島大学大学院教育学研究科博士課程で研究の後、広島大学、広島女子大学、コロンビア大学客員研究員を経て神戸大学へ異動。
神戸大学では、発達科学部長の後、2001年から8年間の長期にわたり神戸大学長。
現在、国立大学協会専務理事として、すべての国立大学を束ねられています。
と き | 2010年11月6日(土曜日) 午後3時30分~ ※午後3時15分開場 |
会場 | 3F ミュージアムシアター |
定員 | 80名(申し込み順) |
参加費 | 無料 |
※内容は一般向けです。講演会の参加者は科学館展示室を無料でお楽しみ頂けます。
市内企業による科学講座
「蒲郡一受けたい科学授業 あなたの知らない目の世界」
“目”にはふしぎがいっぱい。どうやってものを見てるの?どうして目が悪くなるの?そんな目の「なに?」「なぜ?」をお話しします。最後に、全員で「今日からできる目の体操」にチャレンジ!
講師紹介
(株)ニデック 眼鏡事業部 眼鏡機器開発部 技師 金澤雄一郎さん
眼鏡機器の開発に従事。眼鏡専門学校にて専門知識を学び卒業。現在は、開発業務のかたわら眼鏡専門学校での講師、学会での発表、セミナーの講師などを務めています。
と き | 2010年10月9日(土曜日) 午後2時~3時30分 ※午後2時15分開場 |
会場 | 1F メディアホール |
定員 | 60名 |
参加費 | 無料 |
※申し込み不要。内容は一般向けです。
トークイベント
「深海パラダイス!海の世界の生物多様性」
深海ってどんなところ?
どんな生き物たちがいるの?
私たちの身近な海と、どんなつながりがあるの―――?
深海の生物多様性研究の最前線を走り続ける科学者と、身近な海のエキスパート・水族館学芸員が語ります。
講師紹介
JAMSTEC 海洋・極限環境生物圏領域 教授 藤倉 克則さん
深海生物というと奇妙奇天烈な形をした生き物を想像されるかもしれません。しかし、深海生物の本当の不思議さは生き方にあります。実際に深海まで潜って観察・実験してきた深海生物の不思議を紹介します。
竹島水族館 学芸員 小林 龍二さん
深い海の底で普段、彼らは何を思い何をして生きているのでしょうか。暗闇で生きる彼らに喜びや悲しみはあるのか。水族館でこれまで飼育されてきた不思議な深海生物たちや、その飼育方法、面白エピソードなどを交えて楽しくお話しできたらと思います。
と き | 2010年8月7日(土曜日) 午後7時30分~8時45分 ※午後7時15分開場 ※8月7日(土曜日)は展示室も夜9時までオープン! |
会場 | 3F ミュージアムシアター |
定員 | 80名(申込み順) |
参加費 | 無料 |
講演会
「南極のお話」
戸田先生の専門は、地震学の中でも、制御震源(人工地震)を用いて南極大陸周辺の地球内部構造を明らかにする研究です。用いている手法は、普段、私たちがしている美味しいスイカを見分けるものと同じだそうです。
講演では、実際に南極大陸で使用した機器を示しながら、南極大陸周辺の地球内部構造とそこから分かった地球ダイナミクスについてお話し下さいます。
その他、南極観測に携わった愛知県に関係の深い方々のお話や南極の自然についてもお話し下さいます。
講演では、隊員でなければ持っていない品々を様々に見せて下さるようです。テレビでの講演とは全く異なる趣になると思います。ご期待下さい。
講師紹介
愛知教育大学 准教授 戸田 茂さん(蒲郡市在住)
愛知教育大学准教授(理学博士)。専門は固体地球物理学(地震学)。42歳。
平成9年京都大学大学院理学研究科博士課程修了後、愛知教育大学に勤務。
平成11年より、第41・43・49次日本南極地域観測隊に参加し、3回南極の調査を実施。
南極大陸では、主に地震波を使用して、地球の内部構造を解き明かす研究に従事されています。まさに当科学館のイメージにピッタリの研究をされています。しかも、戸田先生は蒲郡市に在住されています。
と き | 2010年8月1日(日曜日) 午後5時30分~ ※午後5時15分開場 |
会場 | 3F ミュージアムシアター |
定員 | 80名(申込み順) |
参加費 | 無料 |
※開催1時間前から1階受付にて受付します。定員になり次第、受付終了します。