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【生命の海科学館】 2017年度 海を観る・地球を知る ~体験!海洋研究最前線 in 蒲郡~
【こちらのイベントは終了いたしました】
名古屋大学宇宙地球環境研究所・蒲郡市生命の海科学館 共催企画
海を観る・地球を知る ~体験!海洋研究最前線 in 蒲郡~
最先端の海洋研究を進める名古屋大学・宇宙地球環境研究所の研究者たちが、生命の海科学館にやってきます。
研究所を飛び出して、海洋研究の最前線で行われている内容を、魅力たっぷりにご紹介します。
★新進気鋭の研究者たちに、海の色彩のヒミツ、黒潮大蛇行のこと、気候変動・地球温暖化のこと、聞いてみよう!★
共催 | 名古屋大学宇宙地球環境研究所・蒲郡市生命の海科学館 |
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日時 | 2018年3月21日(水曜日・祝日) 10時~15時 |
会場 | 蒲郡市生命の海科学館 1F サイエンスショールーム |
参加費 | 無料 |
ブース1 「プランクトン顕微鏡観察」
海水の中には、大きさも形も様々なプランクトンが存在します。
プランクトンは海の生態系を支える大切な存在ですが、増えすぎると赤潮などの原因にもなります。
★少し大きめの動物プランクトンは倍率の低い実体顕微鏡、小さめの植物プランクトンは倍率の高い光学顕微鏡で覗いてみよう。★
ブース2 「宇宙から観た海洋」
地球環境を見守る人工衛星たち。
1980年代から海面水温、1990年代から海面高度、2000年代から海洋プランクトンの人工衛星観測が充実してきました。
★これらのデータを教材として理科・社会・情報学に興味を広げよう。★
ブース3 「回転水槽実験」
三河地方に温暖な気候をもたらしている黒潮。
黒潮は熊野灘・遠州灘沖を通り過ぎ東に進むにしたがって蛇行し、直径100km程度の渦を作り出します。
★なぜ黒潮の流れがうねるのか?実験を通して、見て、ふれて、試してみよう。★
講演会 「宇宙から海洋プランクトンを観る」
海水にすむ動物プランクトンは魚の餌として大切ですが、植物プランクトンはさらにその餌として漁業を支えています。
一方で、プランクトンが増えすぎると赤潮になってしまうので注意が必要です。
広い海のどこにどれぐらいの植物プランクトンがいるのかを人工衛星から測定できるようになってきました。
講師紹介
名古屋大学宇宙地球環境研究所 教授・副所長
石坂 丞二 さん
講師略歴
1981年 筑波大学第二学群生物学類卒業
1983年 筑波大学大学院修士課程環境科学研究科修了
1989年 テキサスA&M大学海洋学部博士号課程修了 Ph.D
1989年-1997年 通商産業省 工業技術院 公害資源研究所(資源環境技術総合研究所)研究員
1998年-2009年 長崎大学水産学部教授
2009年-2015年 名古屋大学地球水循環研究センター 教授
2015年-現在 名古屋大学宇宙地球環境研究所 教授・副所長
環境省海洋環境モニタリング調査検討会委員
国連環境計画(UNEP)北西太平洋地域海行動計画(NOWPAP)フォーカルポイント
北太平洋海洋科学機構 東アジア縁辺海循環研究助言パネル 共同議長
Journal of Oceanography編集委員長
日時等
日時 | 2018年3月21日(水曜日・祝日) 11時~12時 |
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会場 | 蒲郡市生命の海科学館 1F メディアホール |
講師 | 石坂 丞二 さん(名古屋大学宇宙地球環境研究所 教授・副所長) |
定員 | 60名(事前申し込み不要です。直接会場へお越しください。) |
参加費 | 無料 |
「海を観る・地球を知る ~体験!海洋研究最前線 in 蒲郡~」 A4チラシ [PDFファイル/699KB]
「海を観る・地球を知る ~体験!海洋研究最前線 in 蒲郡~」 A4チラシ [PDFファイル/721KB]
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