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三河湾環境チャレンジ

記事ID:0201393 更新日:2025年11月1日更新

三河湾環境チャレンジのバナー画像

はじめに

三河湾でのアオサの大量発生という問題の解決に臨むべく、2003年に発足した「三河湾環境チャレンジ実行委員会」。大量発生したアオサの処理について、地域団体や市内小学校等が協力し合うことにより、堆肥化やメタンガス燃料としての活用が模索されました。その後、アオサの大量発生は自然に収束しましたが、この件をきっかけに、子どもたちが環境問題について考えることのできる取り組みを行うことが重要であるという考えに至り、2005年より三河湾環境チャレンジによる教育活動が本格化しました。

三河湾の遠景写真 竹島のアオサ大量発生の様子写真

活動内容とねらい

「海に触って、海を知る」。

海のまち蒲郡。干潟の整備や海の浄化、アマモ場の育成など、蒲郡の海は今、非常に豊かな生き物が住む、素晴らしい海「三河湾」に面しています。私たちは日々、海からたくさんの恩恵を受けて生活しています。しかし最近では、海で遊ぶ子どもたちの姿を見かけることが少なくなっています。

三河湾環境チャレンジの活動の様子写真 三河湾環境チャレンジの活動の様子写真

初めて海へ出て、仲間と協力しながら、海の生き物に触れる体験は、子どもたちを1日で大きく成長させてくれます。生き物と触れ合う「楽しい!」体験から、生き物が住んでいる環境や特徴などを学び、子どもたちは海の生き物やふるさと蒲郡の海への興味・関心を高めたり、環境に対する問題意識が芽生えたりすることを願っています。また雨天等で、フィールドでの活動が困難な場合にも、チリメンモンスター探しやチリモン水族館づくりなどの活動やアサリの浄化実験、海の専門家の話などの「室内プログラム」を用意し、豊かな海三河湾を感じられる内容になるように工夫しています。

チリモン水族館づくりや海の専門家の話

チリメンモンスターが楽しかった!
海には酸素があるところとないところがあるんだね!
海の生き物がごみのせいで死んでいるなんて…。

チリモン水族館づくりの写真 海の専門家による講座の写真

アサリの浄化実験

水をきれいにするアサリのパワーってすごい!
潮の海を透明容器の中で再現し、一方にアサリを入れました。
(左:アサリあり 右:アサリなし)

アサリの浄化実験の写真

2025年度三河湾環境チャレンジ活動実績

2025年度三河湾環境チャレンジ活動実績
実施日 活動場所 学校名
5月26日 竹島 蒲郡南部小学校、竹島小学校
5月27日 竹島 蒲郡北部小学校、蒲郡西部小学校
6月10日 各小学校
雨:室内プログラム
蒲郡東部小学校、中央小学校
6月11日 塩津小学校
雨:室内プログラム
塩津小学校
6月12日 春日浦海岸 形原小学校、形原北小学校
6月24日 大塚海浜緑地 大塚小学校
6月25日 三谷温泉海岸 三谷小学校、三谷東小学校
6月26日 西浦くじ港 西浦小学校

協力機関

蒲郡漁業協同組合、三谷漁業協同組合、竹島水族館、グリーンフロント研究所株式会社、一般社団法人Clear Water Project、NPO法人 シーブリーズ三河湾、長野アカモズ保全研究グループ、NPO法人 東三河自然観察会、ビオトープ・ネットワーク中部、LOVEARTH、愛知県水産試験場、蒲郡市小中学校長会、蒲郡市生涯学習課、環境清掃課、農林水産課、学校教育課、蒲郡市生命の海科学館

現在では、保護者・地域の方々にサポートボランティアとしてご協力いただいています。学校と地域、関係機関、実行委員会が一体となって三河湾環境チャレンジに取り組み、豊かな海三河湾に面した蒲郡だからこそできる特色のある教育活動を行っています。

フィールドワーク講師大募集

三河湾環境チャレンジでは、海岸でのフィールドワークを行うにあたり、子どもたちが安全に海で様々な生物に触れ合うことができるように、磯の生物について知識ある講師を募集しています。

>> 2026年度 三河湾環境チャレンジ フィールドワーク講師募集チラシ [PDFファイル/448KB]

サポートボランティア(SV)募集

海岸でのフィールドワークを行うにあたり、子どもたちが安全に海で様々な生物に触れ合うことができるように活動をサポートしていただける方を募集しています。
熱中症等の保険にも加入済みです。学生の方も大歓迎です。

>> 2026年度 三河湾環境チャレンジ サポートボランティア募集チラシ [PDFファイル/353KB]

このページに関するお問い合わせ先

三河湾環境チャレンジ実行委員会(生命の海科学館内)
〒443-0034蒲郡市港町17-17
Tel:0533-66-1717 Fax:0533-66-1817  

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