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イノシシに注意してください  ”イノシシに出会ったら”

ページID:0172941 更新日:2017年10月1日更新 印刷ページ表示

本市の北の山側には、イノシシが出没し、農作物に大きな被害を与えています。

また、最近は、山側の山林や畑だけでなく徐々に民家の多い地域でもイノシシを見たという発見例もあります。 

イノシシについて

イノシシは、頭も良くて、学習能力が高いので、「他のイノシシを真似て同じことができる」、「音、光や臭いを使った防除にはすぐ慣れる。」「一度覚えてしまうと忘れない」と言われます。
通常、警戒心が強く、とても臆病なので、人を見ると逃げていきます。

しかしながら、興奮していたり、発情期(秋冬期)等で苛立っていたり、近距離で出くわした場合には、向かってくる場合があるので、注意が必要です。

山の近くで見かけた場合は、イノシシは山に帰るのでそのままにしておいてください。
市街地で見かけた場合は、イノシシを興奮させないようにしてその場から立ち去ってください。また、イノシシが、何か音を発している場合は、威嚇している証拠ですので、特に注意してください。

小さなイノシシが、かわいいからといって、食べ物を与えないでください。こうした行為は、人への警戒心を低下させ、人が食べ物を持っていると憶えてしまうことにつながります。

イノシシ

イノシシに出会ったら

興奮させない

イノシシに出会った場合、興奮させないことが大切です。近づいたり、追い回したり、石を投げたりすると、興奮して、人に危害を加える可能性がありますので、イノシシを興奮させないようにしてください。

ゆっくり逃げる

イノシシとの距離が離れている、こちらに気づいていない場合

そっと静かにその場から立ち去りましょう。もし、イノシシが近づいて来ても、後ろを向くと襲ってくることもあるので、慌てずにゆっくりと後ずさりして離れましょう。

突然出会ってしまった場合

イノシシに逃げ道を残して、安全な場所に緊急避難しましょう。建物や車などに入ったり、ものの後ろに身を隠す、木など高い場所に登るなどして、安全確保しましょう。(急に動くと、イノシシが興奮して、思わぬ事故になります。)

小さいイノシシ(ウリ坊)を見かけた場合

カワイイからといって近づいたり、からかったりしないようにしてください。近くに大きな親のイノシシがいることが多く、ウリ坊を守ろうと突然襲いかかってくる場合があるので充分ご注意ください。

犬を連れて散歩している場合

イノシシが向かってきた時は、連れている犬のリードを放しましょう。猟犬と勘違いして襲い掛かってくることがあります。

食べ物を持っている場合

食べ物を体から離しましょう。イノシシは臭いに敏感で、食べ物のニオイを嗅ぎつけて来る場合があります。食べ物の入ったレジ袋の口は、しばるなどしてニオイが漏れないようにしてください。

イノシシに出会わないようにするには

ひとの存在を知らせるようにしましょう

  • 大きな音を出して知らせる(鈴を鳴らすなど)
  • 早朝や夕方暗くなってから外出する場合、光で知らせる(ライトなど)

餌付けをしない

エサは絶対に与えないでください。人に慣れたイノシシが人身被害を引き起こすことがあります。

イノシシのエサ場をつくらない

  • 畑に野菜くずなどイノシシの餌になるようなものを放置しないでください。イノシシがエサ場だと認識し、何度も来るようになってしまいます。
  • 知らないうちに「餌付け」を行っている場合がありますので、イノシシが食べられる場所に不要になった食べ物を捨てないなど、イノシシを呼び寄せない環境づくりをしましょう。

参考

イノシシの足跡

イノシシの足跡を見たら近くにイノシシが潜んでいるかもしれませんので、ご注意ください。

通常の足跡

足跡1

地面がやわらかい場合の足跡

足跡2

※副蹄(ふくてい)という爪痕も付きます。

電気柵に注意!

イノシシや鹿が農地に入らないように、田畑に電気柵を設置している場所があります。

危険ですから絶対にさわらないでください。

電気柵

イノシシ等の目撃・捕獲情報

イノシシ等の有害鳥獣の目撃、捕獲情報は、次のページをご覧ください。

参考サイト「イノシシ等有害鳥獣の目撃・捕獲情報