もうすぐ発表会！

もうすぐ発表会！

１２月７日に発表会を行います。

今年の発表会のねらい

• ５歳児
  • 共通の目的に向かって、自分たちで作り上げていく楽しさを味わう
  • 友達と励ましあったり助け合ったりしながら、協力する大切さを知る
• ４歳児・友達と助け合いながら、自分たちでできた達成感を味わう
• ３歳児・みんなと一緒に表現することを楽しむ

と担任がねらいを立て、練習ではなく　“楽しく遊び”　ながら、日々過ごしてきました。これまでの様子を紹介したいと思います。

みんな体操が大好き！　「今日は○○がいい！」と毎日踊っていました。疲れ知らずの子供たちは、１日に何曲も踊ることも。このよい表情を見せたくて、劇に取り入れました。

５歳児は楽器遊びをしています。様々な音を聞いたり、楽器の仕組みを知ったりすることで興味がわいてきました。３歳の時からずっと憧れていた合奏。　楽器を出した時から「これやりたかったんだ！」「これ去年○○くんがやってたのだよね！」と、いろいろな楽器に触れていました。中にはすでに心に決めていた楽器があり、ひとすじの子もいました。

縦割り１クラスの塩津北保育園ですが、活動によって２チームにわかれることもあります。

こちらは「れいんぼーチーム」です。　手作り楽器を作り、好きな曲に合わせて踊っています。　楽器作りは夏にクラスで流行っていて、この楽しさをみんなに見せたいという子どもと保育士の気持ちがぴったり合いました。

もうひとつのチームの「はてなチーム」は、運動遊びをします。　運動会で披露したことが自信となり、そこからまたパワーアップしたところを見せたいと子どもたちから提案がありました。　せっかく見せるなら何かに変身しようということで、あるキャラクターになりきって見せます。

様々な遊びを通し、子どもたちのイメージが形になってきました。　そんな中、こんな経験もしました。

塩津保育園に散歩に行った時、初めて園外の人に聞いてもらいました。１クラスなので、お客さんの前で歌うことがありません。　たくさんの拍手をもらい、「緊張したけどすごい大きい声で歌えたよ！」と自信につながりました。

中学生の合唱を聴かせてもらいました。　５歳児はきれいな歌声に感激していました。あんな風に歌えたらいいなと憧れを持つ子もいました。合奏でピアニカをする子は、ピアノ伴奏にも感動したようです。

活動を積み重ねていくと、子どもたちが「だれかに見せたい」という気持ちになってきました。　５歳児は毎回事務室に行って保育士を呼びに行くようになりました。　今日は○○先生、明日は○○先生・・・と日替わりだったですが、最終的に用務員さんも含め職員全員を呼ぶようになっていました。

３，４歳児も５歳児に見てもらう機会を作りました。いつもは見る側ですが、見られるとなると緊張するかと思いきや、堂々とやってのける３歳児！４歳児はちょっとドキドキしながら披露していました。

見ている５歳児が楽しくて後ろで踊りだしたり、いい笑顔で見てくれるので、３・４歳児も安心して見せることができました。

活動中の素敵な姿

泣いている子を見つけた子が・・・

僕たちがつないであげるねと、優しく関わる姿

ドラムのたたき方を、手取り足取り教えてあげる姿

台詞を忘れてしまった子に、そっと耳打ちして教える姿

ここには載せきれない素敵な姿がたくさんありますが、活動を通してねらいにある「協力する大切さ」「作り上げる楽しさ」などを味わうことができています。

担任は子どもたちがどのように育ってほしいか、どんなことを経験してほしいかを考えながら保育をしています。発表会まであと少しですが、毎日の充実感を味わいながら過ごしています。当日はたくさんの応援と拍手をお願いします。