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昨年度、園舎裏に植えたそらまめが大きくなってきました。 5月上旬にそらまめの畑の隣に夏野菜を植えたので、子どもたちも毎日観察していました。 ある日の金曜日、実が大きく膨らんできました。取りごろのサインです。 月曜日に取る約束をしました。
そして月曜日。 裏の畑を見ると、たくさんのそらまめが生っていました。
「大きいの、みーつけた!」
収穫しようと引っ張ってみます。 意外と手強く、引っ張ってもなかなか取れません。 絵本「おおきなかぶ」状態です。
そこでいい知恵が働きました。 クルクル回してみます。 するとどうでしょう・・・簡単に取れました。 その技をみんなで試してみます。
茎の中をかき分けて、だれよりも大きいのを探します。 みんな負けじと探します。
取りにくいところは、茎を切ってから探します。 これなら4歳児うさぎ組も見つけやすいですね。
「硬いのと柔らかいのがある」 「なんかお豆のにおいがする」と、j感触やにおいを確かめていました。 触ってみると豆の数がわかり、「こっち3個入ってる!」と、今度は3個入りそらまめ探しが始まりました。
収穫後、そらまめを一つ剝いてみます。
「あ、これ絵本のと一緒!」 子どもたちが大好きな絵本「そらまめくんのベッド」です。そらまめの頭には黒い線があり、房の中は白くフワフワになっていました。
イメージ通りの形に、子どもたちは喜びを隠せません!「ちょっとほし組戻って絵本見てくる!」なんて子もいました。
こんなにたくさんのそらまめが収穫できました。 子どもたちが力を合わせて運んでいく先は・・・
用務員さんのところでした。 「ゆでてください!」とお願いしました。
残りのそらまめは、長さ比べや重さ比べ、そして3個入りそらまめ探し。 子どもたちは見て触れて、自分で発見していました。友達の発見に一緒に驚いたり、更なる発見をしたりしながら、自分で考える力を養っていくんですね!
そしてそらまめの収穫を通して、夏野菜の成長により期待を持つことができたようです。
そらまめの収穫後、気づいたことが。 自分たちの畑に、なんと雑草が生えだしました。
「草取らないと、栄養取られちゃう!」と、畑の草取りをしだしました。 4歳児もお手伝いです。
大切なかぼちゃ、落花生、とうもろこしのために草取りを頑張る子どもたち。 今年の夏野菜の看板には、収穫したらどうやって食べたいかも書いてあります。
かぼちゃは「かぼちゃプリン」、落花生は「塩で食べる」、とうもろこしは「焼きとうもろこし」にしたいそうです! プランターで育てている野菜にも書いてあります。 (おもしろいことが書いてあるんですよ)
子どもたちの会話から・・・
その時の発見だけでなく、今まで関わってきた様々な人たちとの出会いから知った情報を伝え合っていました。保育園での経験を生活に取り入れていく姿に、成長を感じた時間でした。
5月はこの経験から、「そらまめくんのベッド」と「えんどう豆」を作りました!
蒲郡市
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