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小中学校の緊急地震速報装置
緊急地震速報受信装置を設置しました
市内全小中学校に緊急地震速報受信装置を設置しました。
1 導入目的
地震発生時に人命被害を最小限に抑えるため
2 運用開始日
平成20年6月1日
3 緊急地震速報とは
- 地震波には、伝播速度が速い「P(プライマリ)波」(約7km/秒)と、大きな揺れを起こす伝播速度の遅い「S(セカンダリ)波」(約4km/秒)があります。
- 緊急地震速報は震源地付近で検知したP波の初動データを使い、震源地情報をコンピューターで解析し、S波による強い揺れが来ることを事前に告知する情報です。
- P波の発生検知からS波到達までには数秒から数十秒あると言われており、警戒情報などを発することで地震による死傷者は大幅に軽減できると考えられています。
- 詳しい内容は気象庁のページをご覧ください。
4 学校での速報放送の基準
- 学校での震度が4以上と想定される場合に、校内の全スピーカーより速報を放送する。
- 緊急地震速報受信装置は24時間作動している。
5 市内小中学校周辺にお住まいの皆さまへ
- 緊急地震速報受信装置は、24時間いつでも地震の情報をキャッチしたときには機器が作動するように設定してあります。
- 地震はいつくるかわかりません。子どもたちが下校し、校内にだれもいなくなった時に地震が来ても、緊急地震速報装置は作動します。たとえば、深夜に速報が校内放送で流れることもあります。
- 学校周辺にお住まいの皆さまにも、この速報により地震への緊急対応をしていただくことも可能です。
- 子どもたちの学校生活の安全をまもるため機器の設置をいたしましたので、どうかご理解とご協力をお願いいたします。