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蒲郡市観光交流立市宣言
観光交流立市宣言について
平成17年蒲郡市議会3月議会において、都市宣言として「観光交流立市」の宣言が議決されました。これは、平成17年1月に市長に答申された「蒲郡市観光ビジョン」を受けて提案されたもので、市制50周年の締めくくりに、これからの50年を見据えて、宣言されたものです。
蒲郡市観光交流立市宣言文
わたしたちの暮らすまち蒲郡は、温暖な気候と美しい風景に恵まれた、三河湾国定公園の中心的な位置にあり、鉄道唱歌東海道編30番に「豊橋おりて乗る汽車は これぞ豊川稲荷道 東海道にてすぐれたる 海のながめは蒲郡」とうたわれた観光地として注目されてきました。
しかし、わたしたちのまちは、時代の移り変わりとともに、「すぐれたる蒲郡」を改めて見つめ直し、市民一人ひとりの力を結集して生まれ変わることが求められています。
わたしたちは、先人の育ててきた歴史、産業、文化を受け継いで、その一つひとつを蒲郡市の「光」として誇りに思い、市民一人ひとりが地域、職業、世代を超えて、お互いに理解と交流、共生をし、自己表現、情報発信をすることが必要な時代を迎えています。
ここに、市制50周年に当たり、新たな50年を見据えて「観光交流立市」を宣言し、市民の、市民による、市民のための観光交流都市に育てていくことを目指します。
- わたしたちは、先人の育ててきた歴史、産業、文化をふり返って、それぞれから受け継いだ宝とそのつながりをまちの「光」と考え、その知恵を理解し、誇り高く語ることから始めます。
- わたしたちは、よき旅人となって見聞を広めることを喜びとし、人々との交流を深め、このまちのよさを発見することに努めます。
- わたしたちは、旅人を迎える喜びと、美しいまちで、美しく暮らすことの幸せを大切にし、子どもたちにそのすばらしさを伝えていきます。
- わたしたちは、まちのたたずまいや風景、行事を通して、住み心地のよい環境を育て、市民の、市民による、市民のための観光交流都市を目指します。
平成17年3月17日
蒲郡市長 金 原 久 雄