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中学校6校と蒲郡文化広場に太陽光発電設備、蓄電池設備等を設置しました
導入施設及び設備の概要
蒲郡市では、ゼロカーボンシティの実現に向けた温室効果ガス排出量の削減及び地域のレジリエンス強化のため、このたび、環境省の補助事業を活用して、市の指定避難所に指定されている施設のうち中学校6校と蒲郡文化広場の7施設に太陽光発電設備、蓄電池等の設備を導入しました。令和7年度も引き続き、指定避難所である小学校10校に同様に設備導入を予定しています。
各施設における導入設備は次のとおりです。
施設 |
太陽光パネル |
蓄電池 | V2X | 体育館空調 |
体育館高天井調光機能付LED照明 |
---|---|---|---|---|---|
蒲郡中学校 | 72.16kw | 108kwh | 1台 | 室内機8台、室外機2台 | 16台 |
三谷中学校 | 45.10kw | 108kwh | 1台 | 室内機8台、室外機2台 | 16台 |
塩津中学校 | 63.14kw | 108kwh | 1台 | 室内機8台、室外機2台 | 16台 |
大塚中学校 | 52.48kw | 108kwh | 1台 | 室内機8台、室外機2台 | 16台 |
形原中学校 | 100.04kw | 108kwh | 1台 | 室内機8台、室外機2台 | 16台 |
中部中学校 | 93.07kw | 108kwh | 1台 | 室内機8台、室外機2台 | 16台 |
蒲郡文化広場 | 22.14kw | 108kwh | 1台 | ※別事業(大規模改造事業)で設置 | ※別事業(大規模改造事業)で設置 |
太陽光パネル | 蓄電池 | V2X | 体育館空調 | 体育館高天井調光機能付LED照明 |
太陽光発電設備でつくられた電気は蓄電池にためられ、主に災害が発生したときに指定避難所の機能維持のために使われます。蓄電池が満充電になったときは、太陽光発電設備でつくられた電気は設置された施設で使う電気の一部として使います(自家消費を行います。)。
V2Xは、電気自動車への充電と、電気自動車から建物へ給電ができるようにする充放電設備です。災害時において、このV2Xを介して電気自動車へ電気を充電することや、電力が不足している施設に電気自動車から電気を給電する用途で使用します。これにより、物資だけでなく、エネルギーを分配することが可能となります。
体育館空調は、平常時における体育館での熱中症対策等はもちろん、災害時における良好な避難所環境の確保に資するものです。
体育館高天井調光機能付LED照明は、平常時及び災害時に活用することで既存の照明よりも電気使用量を抑えることができます。
活用した補助事業
環境省
「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域レジリエンス・脱炭素化を同時実現する公共施設への自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業)」
運用開始
令和7年3月
環境に配慮した蓄電池を設置しました
今回設置した蓄電池は、電気自動車(日産リーフ)のリユースバッテリーを活用した蓄電池で、製造工程におけるCO2の削減やレアメタルなど資源の再利用を推進する製品であり、本市が目指しているゼロカーボンシティ及びサーキュラーシティの実現に寄与するものとなっています。
(蓄電池の盤の中にあるリユースバッテリー)