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蒲郡市災害廃棄物処理計画を策定しました
蒲郡市災害廃棄物処理計画
計画策定の趣旨
平成23 年3 月に発生した東日本大震災は、広範囲に渡る未曾有の被害をもたらし、膨大な災害廃棄物が発生し、その処理は困難を極めました。
環境省は、大震災の経験と知見を踏まえて、平成26 年3 月に策定した「災害廃棄物対策指針」で、災害時の廃棄物処理を迅速に進めるために、事前の対策を可能な限り講じておくことの重要性を示しています。
また、愛知県全域が「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されており、発災時の廃棄物処理対策の充実と強化を図る必要があります。
本計画は、前述の「災害廃棄物対策指針」及び平成28 年10 月に策定された「愛知県災害廃棄物処理計画」(以下「県処理計画」という。)に基づき、災害で大量に生じる廃棄物等を迅速かつ適正に処理するために必要な事項を定め、市民の生活環境を守り、早期の復旧及び復興に資することを目的として策定するものです。
計画の概要
- 対象とする災害
地震災害、風水害及びその他の自然災害(台風、高潮、集中豪雨、土砂災害等) - 想定する被害
蒲郡市地域防災計画で想定している過去地震最大モデルによって発生する被害 - 災害廃棄物及び津波堆積物の発生推定量
総計244,780トン(災害廃棄物 212,745トン 津波堆積物 32,036トン) - 災害廃棄物の処理方針
衛生的、迅速な処理、計画的な地域の復興
分別、再資源化の実施
安全、環境に配慮した処理