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地域猫等不妊去勢手術費補助金
飼い主のいない猫の不妊去勢手術費補助制度を拡充します(令和7年4月から)
蒲郡市では、市内に生息する飼い主のいない猫(いわゆる野良猫)の増加を抑制し、市民の快適な生活環境の保持を図るため、令和4年4月から市の承認を受けた地域猫活動団体を対象に、市内に生息する飼い主のいない猫に実施する不妊去勢手術に要する費用を補助する制度を実施しています。
今般、飼い主のいない猫対策の推進を図るため、令和7年4月1日から制度を次のとおり変更します。
「地域猫活動」とは
地域が一体となり、不幸な飼い主のいない猫の数とその被害を減らすことで、「住みよい地域」を作ることを目的とした活動です。具体的には、地域住民が主体となって、地域に住む飼い主のいない猫に不妊去勢手術を行い、これ以上数が増えないようにし、一代限りの命を全うするまで、その地域でエサやりやトイレの管理を行う活動のことです。
「TNR活動」とは
飼い主のいない猫の繁殖を防ぐため、飼い主のいない猫を捕獲(Trap)し、不妊去勢手術を実施(Neuter)したのちに元の場所に戻す(Return)活動のことです。飼い主のいない猫の頭数を抑制する人道的な方法として全国で広く行われています。
主な変更点
地域猫活動団体に対する補助金の限度額を増額するとともに、TNR活動を行う市民に対して不妊去勢手術に要する費用の一部補助を開始します。
項目 | 変更前 | 変更後 |
---|---|---|
補助対象者 | ・地域猫活動団体 |
・地域猫活動団体 ・TNR活動を行う市民 |
補助金の額 | 〔地域猫活動団体〕 不妊去勢手術に要した費用の額 ただし、不妊手術にあっては1匹につき最大10,000円、去勢手術にあっては1匹につき最大5,000円とする。 |
〔地域猫活動団体〕 不妊去勢手術に要した費用の額 ただし、不妊手術にあっては1匹につき最大15,000円、去勢手術にあっては1匹につき最大8,000円とする。 〔TNR活動を行う市民〕 不妊去勢手術に要した費用の3分の2に相当する額(100円未満切捨て) ただし、不妊手術にあっては1匹につき最大10,000円、去勢手術にあっては1匹につき最大6,000円とする。 |
補助手続きの流れ
地域猫活動団体の場合
1 団体登録申請
未登録の場合は、関係書類(誓約書、団体構成員名簿、活動承諾書、活動場所の地図)を添えて地域猫活動団体登録申請書を環境清掃課へ提出します。
2 登録承認
書類審査後、団体登録承認(または不承認)の通知書が交付されます。
3 捕獲および手術の実施
愛知県策定の「所有者のいない猫の適正管理マニュアル」 に基づき、捕獲および手術を実施します。
4 補助金交付申請
手術に要した費用が分かる領収書を添えて不妊去勢手術費補助金交付申請書を環境清掃課へ提出します。
5 交付決定
書類審査後、交付決定(または不交付決定)の通知書が交付されます。
6 補助金請求
交付決定後、不妊去勢手術費補助金請求書を環境清掃課へ提出します。
関係書類様式
・不妊去勢手術費補助金交付申請書 [Wordファイル/27KB]
・不妊去勢手術費補助金請求書 [Wordファイル/30KB]
TNR活動を行う市民の場合
1 捕獲および手術の実施
飼い主のいない猫の捕獲および手術を実施します。手術実施後に耳先カットをしたことが確認できる写真を撮影してください。
2 補助金交付申請
関係書類(誓約書(TNR活動用)、耳先カットを実施したことが確認できる写真、手術に要した費用が分かる領収書)を添えて不妊去勢手術費補助金交付申請書を環境清掃課へ提出します。
3 交付決定
書類審査後、交付決定(または不交付決定)の通知書が交付されます。
4 補助金請求
交付決定後、不妊去勢手術費補助金請求書を環境清掃課へ提出します。
関係書類様式
・不妊去勢手術費補助金交付申請書 [Wordファイル/27KB]
・不妊去勢手術費補助金請求書 [Wordファイル/30KB]
注意事項
・飼い主のいない猫の捕獲にあたり捕獲器が必要な場合には、捕獲器貸出制度がありますのでご利用ください。
・手術実施にあたっては、飼い猫を手術することがないように十分確認をしてください。
・ワクチン接種費、ケガの治療費などは補助金の対象ではありません。
・交付申請書は手術が完了した日の属する年度の3月31日までに提出してください。
・補助金は予算の範囲内で交付します。事前にご相談ください。
・補助金の交付を受けるためには各種条件があります。詳しくは「蒲郡市地域猫等不妊去勢手術費補助金交付要綱」をご確認ください。