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両港の概要
両港の概要
蒲郡港
蒲郡港は昭和41年(1966)に国際貿易港として開港指定を受け、平成13年には35周年を迎えました。木材埠頭、港湾倉庫など港湾関連施設を整備し、外国貿易の拡大に努力してまいりました。
平成16年度末には外国貿易船の入航隻数が開港以来7,000隻を突破し、早くて平成17年度中には10,000隻が達成されると見込まれます。主要輸入品目は原木、木材であり、輸出では、自動車、機械製品が主力を占めていますが、今後港湾施設の整備充実により、取扱品目の増加と市民に親しまれる港湾環境の形成をめざします。
また、ニュージーランドのギズボーン港から製品材の定期航路が平成4年から開設されたことを契機に、ニュージーランド大使館のご厚意、ならびに株式会社住建産業代表取締役社長中本氏のご仲介により、姉妹港の提携を結ぶこととなり、「港・海際から」の国際交流を積極的に推進していきます。
ギズボーン港
ギズボーン港は、ニュージーランドの北島に位置し、国際日付変更線に近いため、[世界で日の出がいち早く見られるまち」というキャッチフレーズを持っています。歴史的には、1769年にキャプテンジェームス・クックが上陸した所として知られています。
ギズボーン港は1989年に港湾委員会から引き継がれ、「ギズボーン港湾会社」が母体となり運営されています。輸出品目では木材がもっとも多く、果実、小麦など農産物が多くを占めています。
港内には7つの埠頭が整備され、喫水8.8メートルまでの船舶対応が可能となっています。今後、地域の要請に対応した外航貨物ターミナルや泊地の整備を進めていきます。