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先生達のお勉強
先生達は子ども達を保育する裏側で勉強もしています。
今年度は“保育を語れる保育士”を目指しています。自分の保育を目に見えるようような形(文章や絵図等)にし、それを人にうまく伝えるためにはどうしたらよいのかをグループに分かれて勉強しています。
三谷東保育園にはたくさんの職員がいますが、年齢や経験年数は様々です。今回は経験年数が違う先生を集めたグループを4つ作りました。グループ名は「Sweets Girls」「1.2.3.GO!」「パンケーキ」「金魚」とそれぞれのチームの先生で決めました。
グループの仲間と一緒に自分の保育を文章にし、振り返ることで色々なことが見えてきます。
「Sweets Girls」
そして、グループ内の他の先生の視点から意見を言ってもらうと、「なるほど!」と気づかされることが多くあります。
これは若い先生だけでなく、経験を積んだ先生も同じです。何年経っても学ぶことがあります。
その位“保育”って奥が深いのですよ・・・
「パンケーキ」
話し合いが終わると、次は発表準備です。
今回は話し合いだけで終わらず、それを人に分かるように伝えることが課題です。
年間で3回発表の場が設けられましたが、発表の仕方もグループで様々で、色々な工夫がされていました。
「1.2.3.GO!」
研修って言うと、何だか大変・・嫌なものというイメージですが、先生達の表情を見ても分かるように、楽しそうに話をしたり、準備を進めたりしていました。実際にこの1.2.3.GO!チームの先生が「楽しくできました」と言っていました。
「金魚」
発表の日!この日は先生たちもさすがに緊張気味。
でも、普段からアドリブ力を鍛えられている先生たち!立派に発表してくれました。
そして・・・何よりも今回の課題のひとつでもある、発表方法!
いつの間にこんなすごいの作っていたのだろう・・・
どのグループも訴え方が様々で、見ていて楽しい・・そんな発表でした。
先生達もお互いの発表を見合う中で多くの刺激をもらったことでしょう。
この発表の中で一人一回は発言する、というルールがあるのですが、一回と言わず、意見があちこちから飛び交い、その意見からも多くのことを学んだ先生達でした。
この研修を通して、先生一人ひとりの保育する力でなく、チームとしての力もついています。研修を終えた先生達は今まで以上に張り切っていると思います。今後も先生達が保育を楽しむことで、子ども達の「保育園って楽しい!」という気持ちに繋がっていくようにしていきたいです。