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生徒派遣事業 第15回日本再生医療学会総会 市民公開講座
この催しは終了しました。
開催概要
- 講座日時
平成28年3月20日(日曜日)14時00分から16時00分(市役所出発7時30分から戻り21時00分) - 講座会場
大阪府立国際会議場(〒530-0005大阪市北区中之島5丁目3-51) - 参加者
50人(生徒46名、教員4名)/全参加者630人(学会事務局発表) - 参加学校
蒲郡高校・蒲郡東高校・三谷水産高校・海陽中等教育学校・岡崎高校・時習館高校 - 主催
蒲郡再生医療産業化推進委員会(委員長: 蒲郡市長 稲葉正吉)
本市は、平成28年度3月20日(日曜日)に大阪で開催された第15回日本再生医療学会市民公開講座に、下記のとおり、大型バスにて高校生を中心とした生徒を派遣する事業を行い、50人が参加しました。
大阪大学大学院医学部(眼科学教室)教授の西田幸二氏が座長を務め、地元の(株)ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング取締役の畠賢一郎氏の他、大学の研究者、金融関係者等、再生医療に関わる幅広い人材が講師を務めました。
講座の中で、再生医療をはじめとする生命科学分野の発展のためには若い世代に関心を持ち続けてほしい事、再生医療の産業化の実現には、文系、理系問わず、様々な人材が必要であり、自らの可能性を否定せず、好奇心を持ってチャレンジをしていって欲しい事など、参加した高校生に向けてエールが贈られました。また、会場ではTwitterを利用して、参加者からリアルタイムで質問や意見(つぶやき)を募集し、パネルディスカッションの中で講師らが質問に答えていました。
参加した生徒たちからは、「現代の再生医療技術を知って感動すると同時に、資金集め等多くの課題がある事を知った。」「普段から何にでも好奇心を持ち続ける事が、科学技術の発展に繋がるとわかった。」「研究者以外にも、再生医療に関われる可能性はたくさんある事が印象に残った。」等の声が聞かれ、多くの生徒がこれまで以上に再生医療への関心が高まった様子でした。
なお、参加した高校生達には、事前に再生医療に関する小冊子を提供して勉強してきていただき、バスの中では再生医療に関するクイズ等で盛り上がりました。
本市は来年度も、今年の事業がいずれも盛況のうちに終了したことを受け、再生医療に関して市民向け事業や生徒・学生に向けた事業の実施について、検討してまいりたいと思います。