なかよし会をしました

なかよし会楽しかったよ！

　5月になり、保育園の生活に少しずつ慣れ、あちらこちらで友達同士笑顔がこぼれるようになった子どもたち。

　年長児赤組の子たちは、「小さい組のみんなともっと仲良くなりたい！」「小さい組が喜ぶことをしてあげたい！」と、みんなで考え、どんなことをしたいか話し合い、なかよし会を開くことになりました。

　こっそり練習を重ね、隠れて招待状を作り、前日、自分たちで分担を決めてお知らせに行きました。

　青組、黄組、ぱんだ組の子どもたちは、どっきりびっくり！でもなんだか楽しそう！と、真剣な顔つきで話を聞き、招待状をもらいました。当日の朝、赤組は準備をすると各クラスへ呼びに行き、遊戯室でトンネルを作って待っていました。

まずは、「赤組の得意なことを見せてあげたい！」と、自分たちで決めたことを発表しました。

もちろん、自分たちで力を合わせて準備もしました。

最初に、鉄棒です。連続逆上がりを恰好よく決めてくれました。縄を使ってブランコにする遊びも紹介してくれました。

フラフープチームは、曲に合わせて見事にフープ回しをしました。

こまチームは、いろんな技の回し方を発表しました。

小さい組の子たちは、気持ちが引き込まれるように、赤組の自信たっぷりな姿を真剣に見ていました。

最後の発表は、女の子のダンスチームです。のりのりでアイドル戦士になりきって踊る姿が素敵でした。

　得意技発表の後は、お楽しみのシール探しのゲームです。赤組の話し合いで、やっぱり小さい組とやりたいことは、「一緒にいっぱい遊びたい！」ということでした。子どもたちは、自分たちが今まで経験したことから、小さい子も大きい子もみんな一緒に楽しめる楽しいことを選びました。

　２歳児から５歳児の子ども達の混合チームでシールを探しに行きました。大きい子は、仲間がはぐれないように手をつないでリードしたり、見つけたシールを小さい子に貼らせてあげたり、すっかり保育園のお兄さん・お姉さんの表情になっていました。中には、チームの友達が離れ離れになり、友達探しをしている子たちもいましたよ。

　最後に、赤組から、それぞれの年齢の子たちにプレゼントを渡しました。

　ぱんだ組、黄組には、手作りのお面を。青組には、息を吹きかけると回る紙こまです。喜んで遊んでくれるようにと、心をこめて作ったプレゼントでした。赤組の願い通り、その翌日からみんな大喜びで身につけたり、友だち同士比べ合いながら遊んだりしていました。「もっと欲しいから作ってね。」と、赤組へリクエストに行った子もいました。

　子どもたちは普段から、保育園で、年齢に関係なく親しみをもち友だちと関わって過ごしています。そして、年下の子への優しく接する態度や、年上の子に憧れの気持ちを持つ姿が自然と身についていきます。

　これからも、異年齢の関わりを大切にしながら、みんなで「楽しかった！」と味わえる活動をたくさん取り入れていきたいと思っています。