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感震ブレーカーを設置して地震で発生する火災を防ぎましょう!

ページID:0226439 更新日:2025年10月30日更新 印刷ページ表示

 阪神淡路大震災や東日本大震災で発生した火災の多くは、地震の揺れに伴う電熱器具等からの出火や停電復旧時に断線した電気コード等からの出火といった電気が関係する火災(通電火災、復電火災)によるものです。また、令和6年1月1日に石川県能登地方で発生した大地震により、輪島市では、大規模な火災が発生しております。大規模な地震時の電気火災対策として感震ブレーカーの設置が必要です。

 このような火災を防ぐためには「感震ブレーカー」の設置が効果的です。

「感震ブレーカー」ってどんな器具?

 感震ブレーカーは、地震発生時に設定値以上の揺れを感知したときに、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動で止める器具です。感震ブレーカーの設置は、不在時やブレーカーを切って避難する余裕がない場合に電気火災を防止する有効な手段ですので、是非、設置しましょう。

蒲郡市感震ブレーカー設置補助金(危機管理課)はこちらから

「感震ブレーカー」の種類は?

 分電盤タイプ(内蔵型・後付型)、コンセントタイプ、簡易タイプがあります。電気工事が必要なタイプと不要なタイプもありますので、製品ごとの特長・注意点を踏まえ、各家庭にあったタイプを選びましょう!

 参考になる内閣府のチラシをご覧ください。

 「ご存じですか? 地震による火災の過半数は電気が原因という事実。」

「感震ブレーカー」設置する時の対策は?

 感震ブレーカーの設置に際しては、急に電気が止まっても以下のような困らない対策と合わせて取り組むことが必要です。

  • 生命の維持に直結するような医療器具を設置している場合、停電に対処できるバッテリー等を備えてください。
  • 夜間の照明確保のために、停電時に作動する足元灯や懐中電灯などの照明器具を常備しましょう。
  • 避難路の確保等のために、建物の耐震化や家具の転倒防止等に取り組みましょう。
  • 感震ブレーカーの設置に関わらず、地震時やその他の自然災害時にも大規模な停電が発生するおそれがあることから、平時から停電対策に取り組みましょう。

感震ブレーカー等を設置するにあたって(留意点)経済産業省HP資料より

復電するときや復電したときに注意しましょう。

  • 復電する場合には、事前にガス漏れ等がないことの確認や、電気製品の安全の確認を行いましょう。
  • 復電後、万一焦げたような臭いを感じた場合には、直ちにブレーカーを遮断し、再度安全確認を行い、原因が分からない場合には電気の使用を見合わせることが必要です。
  • 火災の発生に備えて、消火器を準備しましょう。

地震火災 あなたの命を守るために出来る事 (総務省消防庁HP 映像資料約11分)

地震火災を防ぐポイント [PDFファイル/692KB]

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