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東京都北区の小学校の火災を踏まえて

記事ID:0351123 更新日:2026年6月29日更新 印刷ページ表示

 令和8年6月19日木曜日午前11時ころ、東京都北区の小学校で火災が発生し、約3時間後に鎮火しました。負傷者は、児童及び教員合わせて11人が病院へ搬送され、約200平方メートルが焼けたもの。火元は校舎4階の音楽準備室で、詳しい火災原因は現在調査中です。防火対象物を管理されている皆さんは、以下の点を重点とした防火安全対策の徹底をお願いします。

出火防止の徹底 

火気使用設備・器具の適切な取扱い。

熱源や電気器具・配線の周囲における可燃物管理及び清掃等

電気火災に注意しましょう(総務省消防庁パンフレット) [PDFファイル/1.74MB]

火災発生時の避難安全の確保

自動火災報知設備の作動時における初動対応

出火場所の確認

放送設備等による在館者への情報共有や避難準備の呼びかけ等

火災発生を確認した場合の速やかな避難 

火災状況に応じた迅速・的確な避難誘導

様々な出火場所を想定した避難経路

防火戸等の作動性の確認及び閉鎖時の対応方法等

救助袋などの避難器具の円滑な使用

避難器具の点検の実施及び取り扱い方法の習熟

避難器具の使用に必要な体制の確保等

初期消火の適切な実施等

消火器、屋内消火栓設備等の点検の実施及び取り扱い方法の習熟

退避する際の出火室の扉の閉鎖等

屋内消火栓の使用方法一例(総務省消防庁パンフレット) [PDFファイル/367KB]

防火防災に係る安全点検等の実施のお願い!

消防法及び建築基準法の基づく法定点検及び定期点検の実施

臨時又は日常の安全点検

防火管理者の徹底、避難訓練等の実施及び実効性の確保 

消防法に基づく消防計画を策定し、防火管理者を中心に、日常的な火気管理、避難経路及び設備の維持管理等を適切に行う。

消火、通報及び避難訓練を定期的に実施する。

消防計画を必要に応じて見直しを行い、平時から火災予防を徹底する。

火災事故発生時の対応

火災が発生した場合は、被害の拡大を防止するため、迅速かつ適切な対応が求められることから、平時より対応手順を明確にしておくことが必要です。

 火災発見と同時に周りへ知らせ、119番通報を行う

初期消火を行う

避難誘導を行う

 この3つの行動が、迅速かつ的確に行わなければ、火災による死傷者の発生や被害の拡大へつながってしまいます。

大事な3つの初動対応(総務省消防庁パンフレット) [PDFファイル/358KB]

火災発生の危険性は、どこでも常に存在

 「自らは大丈夫、うちの建物は、木造じゃないから」、消防設備を点検して維持管理は、できていると思っている人はいませんか?

 鉄筋コンクリートの建物だから、消防設備が整っているとしても、火災は人のちょっとした不注意などから発生、偶然が重ねって被害が拡大し大惨事につながってしまうことは、過去の大規模な火災から明らかとなっています。

 万が一火災が発生した場合、発生の初期段階での対応がその火災の被害の程度を決めると言われており、過去に多数の死傷者を発生した火災は、消防隊が到着した時は、すでに火の手が拡大している状況だったということでした。

 ハード面にあわせてソフト面の人による防火管理を行うことで、人命や財産の安全を確保できることにつながります。

 防火管理の体制や消防訓練の見直しを行うなどして、火災が発生しても最小限に抑えることができる準備が常に必要です。

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