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この車椅子マークは「障害者が利用できる建築物や公共輸送機関であることを示す世界共通のシンボルマーク」です。このマークが付いている施設は、車椅子を使用する人に限らず、障害をお持ちの方すべてが利用できます。
くわしくは「財団法人 日本障害者リハビリテーション協会」のホームページをご覧ください。
マークはホームセンターなどの量販店やカー用品店などで、どなたでも購入できます。
個人の車に表示することは国際シンボルマーク本来の趣旨から外れますが、一般的にはその車に障害者が乗っていることの表示として知られています。法的効力はありませんので、駐車禁止を免れたり、障害者専用駐車場利用の優先権利などはありません。
障害者手帳をお持ちで、一定の障害をお持ちの方は、警察の「駐停車禁止除外指定」が受けられます。手続き先は蒲郡警察署(電話:0533-68-0110)です。詳しい内容はお電話でお確かめください。
四葉マークは「身体障害者(肢体不自由)が運転している車」を示すための、道路交通法に基づく身体障害者標識です。
肢体不自由であり、運転免許証に条件が付されている方が対象となります。
表示を付けた車に対して幅寄せ・割り込みをした場合は処罰されます。初心者マークと違い、この四葉マークに表示義務はなく罰則もありませんが、表示するように努めてください。
運転免許試験場内の売店または蒲郡警察署内の交通安全協会(電話:0533-68-0110)で販売しています。お電話でお問い合わせください。
聴覚障害者マークは「聴覚障害者が運転している車」を示すための、道路交通法に基づく身体障害者標識です。
表示を付けた車に対して幅寄せ・割り込みをした場合は処罰されます。聴覚障害者が運転する場合、このマークを表示しないと道路交通違反になります。
運転免許試験場内の売店または蒲郡警察署内の交通安全協会(電話:0533-68-0110)で販売しています。お電話でお問い合わせください。
世界盲人連合で1984年に制定された盲人のための世界共通マークです。視覚障害者の安全やバリアフリーに考慮された建物、設備、機器などに付けられています。信号機や国際点字郵便物・書類などで身近に見かけるマークです。
このマークを見かけた場合には、視覚障害者の利用への配慮について、ご理解・ご協力をお願いいたします。
社会福祉法人日本盲人福祉委員会 電話:03-5291-7885
聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人・聞こえにくい人への配慮を表すマークでもあります。聴覚障害者は見た目には分からないために、誤解されたり、不利益をこうむったり、社会生活上で不安が少なくありません。
このマークを掲示された場合は、相手が「聞こえない・聞こえにくい」ことを理解し、コミュニケーションの方法等への配慮についてご協力をお願いいたします。
特定非営利活動法人愛知県難聴・中途失聴者協会 電話・FAX:0568-23-4789
身体障害者補助犬法の啓発のためのマークです。身体障害者補助犬とは、盲導犬、介助犬、聴導犬のことを言います。「身体障害者補助犬法」では、公共の施設や交通機関はもちろん、デパートやスーパー、ホテル、レストランなどの民間施設でも身体障害者補助犬が同伴できるようになりました。補助犬を同伴することのみをもってサービスの提供を拒むことは障害者差別に当たります。
補助犬はペットではありません。体の不自由な方の、体の一部となって働いています。社会のマナーもきちんと訓練されていますし、衛生面でもきちんと管理されています。補助犬を同伴していても使用者への援助が必要な場合があります。使用者が困っている様子を見かけたら、ご理解・ご協力をお願いいたします。
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課自立支援振興室
電話:03-5253-1111 FAX:03-3503-1237
人工肛門・人工膀胱を造設している人(オストメイト)のための設備があることを表しています。オストメイト対応のトイレの入口・案内誘導プレートに表示されています。
このマークを見かけた場合には、そのトイレがオストメイトに配慮されたトイレであることについて、ご理解・ご協力をお願いいたします。
公共財団法人交通エコロジー・モビリティ財団 電話:03-3221-6673 FAX:03-3221-6674
「身体内部に障害がある人」を表しています。身体内部(心臓、呼吸機能、じん臓、膀胱・直腸、小腸、肝臓、免疫機能)に障害のある方は外見からは分かりにくいため、様々な誤解を受けることがあります。内部障害の方の中には、電車などの優先席に座りたい、近辺での携帯電話使用を控えてほしい、障害者駐車スペースに停めたい、といったことを希望していることがあります。
このマークを着用されている方を見かけた場合には、内部障害への配慮についてご理解・ご協力をお願いいたします。
特定非営利活動法人ハート・プラスの会 電話:080-4824-9928
公益財団法人ソーシャルサービス協会が障害者の在宅障害者就労支援並びに障害者就労支援を認めた企業、団体に対して付与する認証マークです。障害者の方の社会参加を理念に、障害者雇用を促進している企業や障害者雇用を促進したいという思いを持っている企業は少なくありません。そういった企業がどこにあるのか、障害者で就労を希望する方々に少しでも分かりやすくなれば、障害者の就労を取り巻く環境もより整備されるのではないかと考えます。
障害者雇用支援のマークが企業側と障害者の橋渡しになればと考えております。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
公益財団法人ソーシャルサービス協会ITセンター 電話:052-218-2154 FAX:052-218-2155
白杖を頭上50cm程度に掲げてSOSのシグナルを示している視覚に障害のある人を見かけたら、進んで声をかけて支援しようという「白杖SOSシグナル」運動の普及啓発シンボルマークです。白杖によるSOSのシグナルを見かけたら、進んで声をかけ、困っていることなどを聞き、サポートしてください。
※駅のホームや路上などで視覚に障害のある人が危険に遭遇しそうな場合は、白杖によりSOSのシグナルを示していなくても、声をかけてサポートしてください。
岐阜市福祉部福祉事務所障がい福祉課 電話:058-214-2138 FAX:058-265-7613
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることができるマークです(JIS規格)。
ヘルプマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車・バス内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。
東京都保健福祉局障害者施策推進部計画課社会参加推進担当
電話:03-5320-4147 FAX:03-5388-1413
ハートム君の一口メモ
スーパーなどでよく見かける車椅子表示のある駐車スペースは、一般のスペースと違って幅が広くなっていますね。その理由をご存知ですか?
自動車のシートから車椅子に乗り移るためには、ドアを全開にする必要があるからです。一般のスペースでは隣に他の車が停まってしまうと狭くて乗降できません。健常者が車椅子専用駐車場に停車してしまうため、車椅子の人が降車できず用件をあきらめて帰らなくてはいけなかった・・・ということが少なからずあるのです。車椅子マークには法的効力がないため、健常者が停めてもその人の常識や心がけの問題であり、決して罪にはなりません。でも、どうして入り口近くにこのスペースがあるのか、どうして広く作られているのかを一人でも多くの方に知っていただきたいな、と思います。
また、最近では車椅子表示の駐車スペースを車椅子利用者のみではなく、心臓や腎臓など身体内部に障害をお持ちの方、危ないことがよくわからなくて動いている車に向かって走り出してしまう子供さん、また妊婦さんなども対象に入れて開放していこうという動きもあります。電車の優先席と同じ感覚ですね。
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