本文
非核平和都市宣言
経緯
本市では、昭和43年「世界連邦平和都市宣言」により恒久平和の実現を目指し、平成23年「平和首長会議」への加盟により核兵器のない平和な世界の実現に寄与する立場を表明してきました。
その一方で、本市では、明るい豊かなまちづくりへの共同指針として昭和47年に「蒲郡市民憲章」を制定し、関係者のご尽力により、学校教育の現場や各種会議などで斉唱を続けていただいた結果、市民に広く浸透しています。この市民憲章前文にある「明るい豊かな郷土をつくる」ためには、平和に対する取組を進めていくことが必要であると考えます。
そこで、本市のこれまでの平和への取組を踏まえつつ、市民憲章の理念を継承していくため、市民憲章制定50周年の節目に「非核平和都市宣言」を行い、戦争や核兵器のない恒久平和の実現を訴えていくこととしました。
宣言
非核平和都市宣言
世界の恒久平和は、人類共通の切なる願いである。
蒲郡市は、昭和43年、戦争を防止し、世界の恒久平和の実現を願い、人類永遠の平和の確立に努力する平和都市であることを宣言している。
また、昭和47年に制定した蒲郡市民憲章は、美しい自然に恵まれ、先人の努力によって育んできた郷土を明るく豊かなものとしていくため、「ひとづくり」「いえづくり」「まちづくり」の三つの誓いを定めている。
しかし、現在この地球上には、あらゆるいのちの営みを一瞬のうちに奪ってしまう核兵器が存在し、人類の生存に脅威と不安を与え続けている。
蒲郡市は、郷土を愛し、人を愛し、戦争や核兵器のない平和で美しい地球を次世代に継承していくため、市民憲章制定50周年の節目に、平和の誓いを新たに決意し、ここに非核平和都市を宣言する。
令和4年12月14日 蒲郡市
記念碑の設置
令和5年9月26日、蒲郡市遺族連合会から宣言文を刻んだ記念碑を寄贈していただきました。
(場所)蒲郡駅前広場(北口)
(石碑)幅1.7m、奥行0.7m、高さ1m
宣言のお知らせ
1 市役所玄関案内に宣言パネルを掲示
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2 図書館で宣言記念の企画コーナー設置
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3 広報1月号で特集記事を掲載