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蒲郡市・浦添市友好都市提携30周年記念事業
蒲郡市と浦添市の友好関係は、愛知県が1962年(昭和37年)に愛知県出身の将兵の霊を祭る「愛国知祖の塔」を浦添市に建立したのがきっかけです。1966年(昭和41年)に蒲郡市が、愛知県から行政事務合理化実施しとして浦添市に紹介されて以来、本土復帰以前の米軍統治下における厳しい渡航制約の中、事務研修として、職員が蒲郡市へ来たのが交流の始まりです。
さらに1972年(昭和47年)5月の沖縄本土復帰以来、両市の市長、議員らの視察、また、浦添市の児童が来蒲し、スポーツ交歓会を開くなど産業及び教育面にも交流が行われ、1981年(昭和56年)11月4日に友好都市提携の調印式が行われました。
友好都市提携協定書には、「蒲郡市と浦添市は、永年にわたる歴史的背景を認識し、更に理解と友好を深め、豊かで住みよい近代都市の育成をめざし、産業・教育・文化・スポーツ・観光等あらゆる分野にわたる交流を促進し、市民福祉の向上と恒久的平和を念願し、ここに友好都市として提携する」と書かれています。
「第34回浦添てだこまつり」と「第29回蒲郡まつり」で交流事業
本年度は、浦添市の「第34回浦添てだこまつり」に、本年創立10周年を迎えた「蒲郡市シニア吹奏楽団」を派遣し、蒲郡市の「第29回蒲郡まつり」に、エイサー演舞団の「浦添市青年連合会」が訪問し交流しました。
第34回浦添てだこまつり:7月23日(土曜日)・24日(日曜日)
派遣団体 蒲郡市シニア吹奏楽団
7月24日(日曜日)18時20分から(20分) 演舞まつり
曲目は、(1)海を越える握手(2)上を向いて歩こう(3)島人ぬ宝(4)涙そうそう(5)会いたかった
第29回蒲郡まつり:7月30日(土曜日)・31日(日曜日)
訪問団体 浦添市青年連合会(仲間区青年会)
7月30日(土曜日)16時30分から(20分) 蒲郡まつりオープニングセレモニー 中央通り
7月31日(日曜日)14時00分から(20分) げんきまつり 蒲郡市民会館高床広場
友好都市提携30周年記念植樹
平成23年7月24日(日曜日)、浦添市の浦添運動公園で、桜2本を植樹し、平成23年8月1日(月曜日)、蒲郡市の中央公園で、シークァーサー2本を植樹しました。
浦添市の浦添運動公園にて
蒲郡市の中央公園にて
災害時の情報発信に関する応援協定調印式
2011年3月11日に発生した東日本大震災は、東北地方の太平洋沿岸を中心に甚大な被害をもたらしました。地震直後から、岩手県、宮城県、福島県の各市町村のウェブサイトは、アクセスの急増、サーバ・通信機器・通信回線の損壊などの影響で、閲覧ができない状態が続きました。しかし、被災地と被災地から離れた姉妹都市との間で、地震発生直後から、被害の状況、避難所の情報、ライフラインに関する情報を、毎日、途絶えることなく、インターネットで代行発信を依頼し、的確な情報を発信し続けている事例があります。東日本大震災から学んだ災害時情報手段の教訓を十分活かし、蒲郡市と浦添市の住民が、災害時に的確な情報を取得できるシステムを構築するため、「災害時の情報発信に関する応援協定書」を締結し備えるものです。
平成23年8月1日(月曜日)10時30分、蒲郡市役所庁議室にて、金原蒲郡市長と儀間浦添市長による災害時の情報発信に関する応援協定書調印式が行われました。