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蒲郡市洪水・土砂災害ハザードマップ
蒲郡市洪水・土砂災害ハザードマップ
近年、日本各地で局地的な大雨によって多くの災害が発生し、本市においても大雨等によって多くの被害が発生することが想定されています。
大雨等により、土砂災害が発生した場合や、川が氾濫した場合、また排水施設に雨水等を排水しきれずに氾濫した場合における被害想定等について具体的に示した「蒲郡市洪水・ハザードマップ」を作成しました。
いざという時に備えて、自宅周辺や職場、通学・通勤路の危険箇所をこの地図で確認し、避難場所までの経路等について、家族や地域、職場などで話し合うとともに、もし、避難勧告等が発令されたときは、このマップに基づき早めの避難をお願いします。
なお、過去の災害では警戒区域などに指定されていない斜面の崩落が多く見られます。ハザードマップはあくまでも参考とし、台風や豪雨の時に少しでも異変を感じた時は迷わず避難してください。
このハザードマップは、令和4年3月に公表された「想定最大規模降雨(レベル2)」のデータに基づき作成したものです。
主な特徴としては、以下のとおりとなっています。
- 市内全域を東西に二分割しA1両面で大型化(縮尺15,000分の1)。
- 避難場所のピクトグラム(絵文字)を地図面に掲載。
- 災害時におおまかな位置が把握できるようにグリッド線を掲載。
洪水浸水想定区域について
蒲郡市内の4河川の洪水浸水想定区域が、令和6年11月12日に愛知県から公表されました。なお、浸水想定区域および家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸侵食)の範囲等の変更はありません。
紫川洪水浸水想定図 [PDFファイル/4.23MB] (流域:相楽町、大塚町)
拾石川洪水浸水想定図 [PDFファイル/3.42MB] (流域:拾石町、鹿島町)
西田川(力川) | |
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洪水浸水想定図(想定最大規模) | |
浸水継続時間 |
落合川 | |
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洪水浸水想定図(想定最大規模) | |
浸水継続時間 |
「計画規模降雨(レベル1)」と「想定最大規模降雨(レベル2)」の違い
計画規模降雨(レベル1) |
河川整備において基本となる降雨によって浸水することが想定される区域及び水深を表示したもので、概ね数十年から百数十年に1回程度の頻度で発生する災害がこれにあたる |
想定最大規模降雨(レベル2) |
想定し得る最大規模の降雨によって浸水することが想定される区域及び水深を表示したもので、概ね数百年から千年に1回程度の頻度で発生し、被害が甚大となる災害がこれにあたる |
想定される風水害等
洪水害(外水氾濫)
大雨や雪どけなどによって河川流域が普段より増大したり、氾濫すること。
浸水害(内水氾濫)
一時的に大量の降雨が生じた場合において下水道その他の排水施設に当該施設に当該雨水を排除できないこと又は 下水道その他の排水施設から河川その他の公共の水域もしくは海域に当該雨水を排除できないことによる出水をいう。
高潮災害
台風や発達した低気圧等によって高波やうねりが発生し、海面の高さが普段よりも異常に高くなる現象。
土砂災害
大雨などにより、水と一緒に土砂が流れたり、山やがけが崩れたりする災害。
急傾斜地の崩壊(がけ崩れ)
大雨の影響で、山の斜面が突然崩れ落ちる現象。
土石流
大雨により、山腹、川底の石や土砂が一気に下流に押し出される現象。
地すべり
豪雨により、地面がひび割れ、斜面の一部あるいは全部がゆっくりと下方に動き出す現象。
風害(たつまき等)
主に台風や低気圧による強風(暴風)、竜巻などによる突風などが発生し、被害が発生する現象。