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ここ数年電子たばこの普及や健康増進により、喫煙者は全国的に減少しておりますが、未だにたばこが起因する火災が多く、毎年、火災の原因の上位にあります。市内でも令和5年中、28件の火災が発生し、そのうちの8件がたばこが原因でした。また令和6年にもたばこが原因の火災が2件発生しています。屋内、屋外においてもたばこの不始末により火災が発生しています。
令和6年 | 令和5年 | 令和4年 | 令和3年 | 令和2年 | 令和元年 | |
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火災件数 | 22件 | 28件 | 17件 | 14件 | 19件 | 19件 |
たばこ | 2件 | 8件 | 2件 | 1件 | 3件 | 1件 |
はじめは炎を伴わない無炎燃焼が起こり、布団や畳など周りを焦がしながら徐々に燃え広がるため、燃えていることに気づきにくい特徴があります。
やがて多くの煙が発生した後に発火し、炎を上げて燃焼し大きな火災となります。
発火するまで時間がかかるので、外出した後、寝てしまった後の思わぬ時間に火災が発生します。発火するまで数十分から数時間かかることもあり、注意が必要です。
1 安全な場所を喫煙場所とし、決まった場所で喫煙しましょう。
寝たばこ(布団の上で寝転びながらたばこを吸うこと)はしないようにしましょう。
歩きながらの喫煙やポイ捨ては絶対しないようにしましょう。
2 灰皿を使用し、吸殻は確実に消火しましょう。
必ず灰皿を使用するようにしましょう。(空き缶、カップ麺の容器等は絶対に使用しない)
灰皿には水を張り、吸殻は確実に消火しましょう。
灰皿に吸殻をためないようにして、こまめに捨てましょう。
吸殻ごみを捨てるときは、消火できているか、もう一度確認しましょう。
3 就寝前、外出前にもう一度、確認をしましょう。
水をかけるなどして、確実に火を消しましょう。
たばこ火災を防ぐ ワン!ポイント!!(総務省消防庁 住宅防火関係 映像資料)
小さな火種の知られざる恐怖(総務省消防庁 住宅防火関係 映像資料)
たばこ火災は、煙が発生してから発火するまでに時間がかかるため、早期に発見すれば簡単に消火できます。
少しでも早く火災に気づくために、必ず住宅用火災警報器を設置しましょう!
蒲郡市消防本部の「住宅用火災警報器」へ
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