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骨粗しょう症とは、骨の代謝バランスが崩れ、骨の形成よりも骨の破壊が上回る状態が続き、骨がもろくなります。
骨量は成長期に増加し、20歳頃に最大骨量に達した後、加齢に伴い減少します。特に女性においては、閉経に伴い骨量が減少しやすくなるため、注意が必要です。
骨折は介護の原因の1つであり、蒲郡市では、「認知症」、「関節疾患」に次いで、「骨折等」が3番目に多い結果となっています。
「やせ」は骨粗しょう症の原因になるといわれています。骨量が増加し、ピークになる20歳頃にむけて、10代のうちにできるだけ骨密度を増やすことが大切です。
過度なダイエットや偏食は、骨づくりの妨げになります。栄養習慣・運動習慣を身につけて、骨を強くしましょう。
また、女性は妊娠・出産で、女性ホルモンが変化することで骨密度が下がり、骨粗しょう症になるリスクもあるため、若いときからの意識づけ・予防が大切です。
まずは、ご自身の骨密度を知ることから。
蒲郡市では、20歳以上70歳以下(令和8年3月31日現在)の女性市民対象の骨粗しょう症検診と、健康づくりのイベント等で測定できる骨超音波測定を実施しています。
骨粗しょう症検診は、20歳以上70歳以下(令和8年3月31日現在)の女性市民を対象に実施しています。
40.45.50.55.60.65.70歳(令和8年3月31日現在)の方は無料で受けられます。
測定は、手首のX線撮影より骨密度を測定します。
健康づくりのイベント等で、骨密度を測定できます。
測定は、足のかかとに超音波を当てて、骨密度を測定します。※裸足で測定するため、ストッキング等は不可です。
日時 | イベント詳細 | 場所 |
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6月4日水曜日 午前11時から午後3時 |
アピタ蒲郡店連携事業 健康づくり啓発活動 |
アピタ蒲郡店 |
骨の形成には、栄養バランスのとれた食事が大切です。とくに骨の主成分となるカルシウムと、カルシウムの吸収を促すビタミンDを含む食品をとるようにしましょう。
骨を強くする食生活ワンポイントアドバイス [PDFファイル/633KB]
適度な運動(ウォーキングや筋力トレーニングなど)は、骨に刺激を与え、骨密度を上げる効果があります。また、身体機能が向上することで、転倒や骨折の予防にもなります。
骨粗しょう症予防のための運動 活動量アップのアドバイス [PDFファイル/353KB]
日光を浴びることで、ビタミンDを体内からもつくることができます。天気のいい日は、少しでも外に出て、日光を浴びる時間をつくりましょう。
蒲郡市
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