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第48回図書館文学講座 【満席 受付終了しました】

ページID:20251019 更新日:2025年9月28日更新 印刷ページ表示

平賀源内が抱いた壮大な夢 功ならず名ばかり遂げて年暮れぬ【満席 受付終了】

​今年の大河ドラマ『べらぼう』にも登場した、江戸時代の天才クリエイター平賀源内。小説『エレキテルの謎を解け』作者で、自身も技術者の顔を持つ鳴海風氏が、創作の過程でたどりついた源内の真の姿について語ります。

  • 日時:令和7年10月19日日曜日午後1時30分から3時(開場:午後1時より)
  • 会場:蒲郡市民会館2階 会議室3 (蒲郡市栄町3-30)JR蒲郡駅南口より徒歩5分
    ※補聴器をお使いの方のための磁気誘導ループ席あり
  • 講師:鳴海 風(なるみ ふう)氏(作家)
  • 定員:50名(受付終了しました)
  • 申込:9月5日金曜日から 申し込みフォーム、または図書館へ電話(0533-69-3706)、直接図書館へ ※開館時間は午前9時から午後7時まで     
  • 図書館文学講座チラシ [PDFファイル/476KB]

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URL https://logoform.jp/form/UpCD/1136408

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講師プロフィール

講師写真です
​1953年新潟県生まれ。東北大学大学院機械工学専攻修了。日本電装株式会社(現・株式会社デンソー)入社。2017年『円周率の謎を追う』(くもん出版)が、読書感想文全国コンクール中学校の部で課題図書。著書は、『鬼女』(早川書房)、『江戸の天才数学者』(新潮選書)など多数。
本名の原嶋茂でも『新版はじめての変化点管理』(日刊工業新聞社)などがある。博士(経営情報科学)、MBA(経営学修士)。

『エレキテルの謎を解け』表紙『エレキテルの謎を解け』 鳴海風/著 岩崎書店

講師メッセージ

江戸時代中期(18世紀半ば、今から300年近い昔)の人物、平賀源内は、本草学者、地質学者、蘭学者、医者、事業家、戯作者、浄瑠璃作者、俳人、蘭画家、陶芸家、発明家…だったと言われる。過去はもちろん、現代でも、こんなに多くの肩書を持った人物はいないだろう。
作家は、小説において人間を書く。読者は、小説を読んで、(自分では経験できない時代や環境の中を生きた)主人公の人生を共に生き、学び、感動を通じて、人間的に成長する。それが小説の醍醐味であり、作家の目標である。
私の小説の書き方、それは人物造形に特徴があり、科学技術の研究と似ている。
仮説(こんな人間だったのではないか)を立て、実験(取材・文献調査)でデータを収集し、分析と考察により結論(物語の展開)にいたる。
平賀源内を主人公にした児童書『エレキテルの謎を解け』(岩崎書店)は、そうやって創り上げた作品である。
実は、平賀源内を主人公にした本格的な小説は、ほとんど見当たらない。
今回は、その見当たらない理由も含めながら、作家で技術者の鳴海風から見た、平賀源内の真の姿を紹介したい。

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