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プレコンセプションケアについて

ページID:0230712 更新日:2022年4月1日更新 印刷ページ表示

プレコンセプションケアについて

プレコンセプションケアとは

プレコンセプションケアとは、日本語に訳すと「妊娠前の健康管理」となります。現在では、妊娠前の若い女性だけではなくカップルを対象として、将来の妊娠・出産のための健康管理を行うことを定義しています。  WHO(世界保健機関)が「妊娠前の女性とカップルに医学的・行動学的・社会的な保健介入を行うこと」と提唱し、国際的にも取り組みが推奨されています。また、次世代を担う子どもの健康にもつながるとして近年注目されているヘルスケアです。

プレコンセプションケアの目的

(1) 若い世代の健康を増進し、より質の高い生活を実現してもらうこと

(2)   若い世代の男女が将来、より健康になること

(3)  (1)の実現によって、より健全な妊娠・出産のチャンスを増やし、次世代の子どもたちをより健康にすること

健康でいるための生活習慣

適正体重を守る         

適正体重を維持するよう心がけましょう。BMIで18.5以上25未満が適正体重と言われています。

過度なダイエットによる「やせ」は、ホルモンバランスを崩し不妊の原因になるといわれています。

BMI(体格指数)=体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)

食事の栄養バランスを整える

1日3食をきちんと摂り、できるだけ主食・主菜・副菜を揃え栄養バランスが整うように心がけましょう。

適度に運動する

1週間あたりの運動量は150分ほどが目安とされています。運動不足の人は今よりも10分長く歩くなど、身体活動を少しでも増やしてみましょう。

質の良い睡眠をとる

個人差や環境にもよりますが、理想的な睡眠時間は6〜8時間といわれています。生活リズムを整えて、疲労をためないようにしましょう。

ストレスを溜め込まない

過度なストレスは不安や抑うつの原因になります。ストレスを溜め込まないように、自分なりの発散方法を見つけておくことが大切です。

アルコールは控えめに

飲み過ぎは心身ともに悪影響を及ぼします。節度のある適度な飲酒量を心がけましょう。

禁煙をする・受動喫煙を避ける

タバコはがん・心臓病をはじめたくさんの病気を引き起こします。また、男女ともに不妊症のリスクが増加し、特に妊娠中の喫煙や受動喫煙は流産・早産・周産期死亡、低体重を引き起こす可能性があります。

プレコンセプションケア チェックシート

自らの健康のためにできることから初めて、1つずつチェック項目を増やしていきましょう

女性用チェックシート [PDFファイル/834KB]

男性用チェックシート [PDFファイル/872KB]

引用:国立成育医療研究センター「プレコンセプションケアセンター」(外部サイト)

スマート保健相談室(若者の性や妊娠などの健康相談支援サイト)

性や妊娠に関する正しい知識を身につけ、健康管理を促す「プレコンセプションケア」の推進のため、厚生労働省が「スマート保健相談室」を開設しました。 

スマート保健相談室

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