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ロタウイルスワクチン

ページID:0244492 更新日:2022年9月7日更新 印刷ページ表示

ロタウイルス感染症とは

ロタウイルスは、乳幼児(とくに生後6か月から2歳)における急性胃腸炎の主な原因で、冬から春にかけて流行します。ウイルスは糞便を介して口から侵入し、2から4日の潜伏期間を経て、発熱、嘔吐、激しい下痢などの症状を引き起こします。また、脱水症状やけいれん、時には脳症などの重い合併症を起こすことがあります。

ロタウイルスワクチンの効果と副反応

効果

ロタウイルスの病原性を弱めて作られた経口生ワクチンです。国内では2種類のワクチンが2011年から2012年に使用可能となり、2014年頃から国内の多くの地域でロタウイルス胃腸炎が減少とした報告されています。

副反応

接種後にぐったりする、泣きと不機嫌を繰り返す、顔色が悪い、繰り返し起きる嘔吐、イチゴジャムのような血便、お腹が張るなどの腸重積症の症状が出現することがあります。症状が出現した場合は、すぐに医療機関へ受診しましょう。

接種方法と接種回数

・接種開始年齢 生後6週0日から

・接種回数 1価(ロタリックス)2回、5価(ロタテック)3回

※副反応の腸重積症との関連から、1回目の接種は生後14週6日までに行うことが推奨されています。