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四種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオ)

ページID:0192037 更新日:2023年12月7日更新 印刷ページ表示

病気について

ジフテリア

ジフテリア菌の感染で起こります。症状は発熱、頭痛、咳、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することもあります。重症化すると、発病1から3週間後に菌の出す毒素によって心筋梗塞や神経麻痺を起こすことがあります。

百日咳

百日咳菌の飛沫感染で起こります。百日咳は普通野風のような症状で始まり、続いて咳がひどくなり、顔を真っ赤にして連続的に咳き込むようになります。咳の後に急に息を吸い込むので、笛を吹くような音が出ます。乳幼児では咳で呼吸ができず、唇が青くなったり(チアノーゼ)、痙攣を引き起こすことがあります。

破傷風

破傷風はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にいる菌が傷口からヒトの体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると、菌の出す毒素のために口が開かなくなったり、痙攣を起こしたりすることがあります。

ポリオ

糞便中に排泄されたウイルスが経口または咽頭から生体に侵入することで感染します。感染者の1,000から2,000人に1人に麻痺を生じ、一部は永久麻痺を残します。

日本では1960年代前半までは流行を繰り返していましたが、現在は予防接種の効果で国内での自然感染は報告されていません。

四種混合ワクチンの副反応

接種部位の局所反応が最も多く、紅斑、硬結、腫脹(はれ)、があり、接種部位以外では発熱がみられます。局所反応は数日で治まりますが、硬結は小さくなりながらも数か月持続することがあります。37.5℃以上の発熱は、接種後0から1日目に多く現れます。

接種対象者

生後2か月から7歳6か月となる日の前日までのお子さん

接種方法と接種回数

  • 接種開始年齢 生後2か月から
  • 接種回数 4回

 

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