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市長の部屋

ページID:20220101 更新日:2025年4月15日更新 印刷ページ表示

 蒲郡市長の部屋へようこそ

蒲郡市長 あいさつ

市長写真

 本市は、すべての人が幸福を実感しながら一人ひとりが自分らしく、心も体も健康な状態、いわゆるウェルビーイングな状態で暮らし続けられるまちを目指し、「幸福」と「健康」の両方向から進める新しい都市像である「イネーブリングシティ」の実現に向けて取り組みを進めております。

 新たに策定した「蒲郡市イネーブリングシティ基本計画」では、基本理念を「みんなでつくる ハッピー&ヘルシーなまち がまごおり」とし、市の様々な施策や計画にウェルビーイングの視点を取り入れ、市民及び地域の皆様と協働で進めるものとしております。

 今年度は、これまで実施を重ねてきたイネーブリングシティウォークの結果から明らかになった社会実装可能な幸福を高める要素「イネーブリングファクター」の具現化に取り組んでまいります。市民が歩きたくなる元気なまち、幸せを実感して自然に健康になれるまちを目指し、ベンチ、トイレ、まちの緑の検討や「健康の道」のリニューアルなど、具体的な施策を全庁的に進めてまいります。

 私は、市民の生命を守ることを最重要課題とし、「豊かな自然 一人ひとりが輝き つながりあうまち ~君が愛する蒲郡~」という将来都市像を目指し、市民憲章にある「ひとづくり」「いえづくり」「まちづくり」を原点に市民と一緒に未来の蒲郡を創る7の取り組みにより“誰一人取り残さない”よう、蒲郡市政に取り組んでまいります。

 「こどもファースト」の考え方を踏まえ、安心して子育てができるまちづくりを推進していくことを目指し、「みんなで育てよう こどもの笑顔 かがやくまち 蒲郡」を基本理念とする「こども総合計画」に基づき、こども、若者及び子育て世帯への切れ目ない支援施策を展開し、きめ細かくニーズに合った施策の充実を図ってまいります。

 新たな取り組みとして、養育環境に課題を抱えるこどもや家庭及び学校に居場所のないこどものための居場所を開設し、こどもとその家庭が抱える多様な課題に寄り添い、個々の状況に応じた支援を行ってまいります。

 塩津地区個別計画及び西浦地区個別計画に基づく複合施設建設事業につきましては、建設工事に着手しており、引き続き事業完了に向けて取り組んでまいります。また、次に予定されている蒲郡北地区につきましては、事業の推進を図るため、基本計画策定などに取り組んでまいります。

 いずれの地区も、学校を中心に公民館及び保育園などの機能が集まり、子育てや地域交流の拠点とし、子育て環境の充実と地域交流の活性化を図ってまいります。

 東港地区につきましては、「東港地区まちづくりビジョン」の実現に向け、エリア全体の構想、市街化区域編入を見据えた埋立地の具体的な計画案の作成を進めるとともに、公民連携によるまちづくりや仕組みづくりの支援に取り組んでまいります。

 海のまちづくりの推進につきましては、引き続きクルーズ船の受入に向けたポートセールスや旅客船事業の実証などを行い、賑わいのある“みなと”づくりを推進してまいります。

 シティセールスの推進につきましては、市民の皆様に「わがまちへの誇りや愛着」を持っていただけるよう、引き続きドラマや映画のロケ誘致、地場産品や景観を活用した蒲郡ならではの魅力、すなわち「がまごおりじなる」を市内外に発信するなどのシティセールス事業を官民一体となって実施し、交流人口、移住・定住人口の対策に取り組んでまいります。

 地場産業活性化につきましては、東京ガールズコレクションと協働して取り組むことにより、繊維業界内の連携が進み、事業者間の協業が生まれ、繊維のまちとしての強さが構築されるよう、引き続き推進してまいります。

 本市のサーキュラーエコノミーの取り組みが評価され、昨年7月2日、インドネシアのジャカルタで開催されました国際連合持続可能開発事務所主催の「国際市長フォーラム2024」に招待され、本市のゼロカーボンシティ・サーキュラーシティをはじめとするSDGsの取り組みを世界に発信することができました。新年度はさらに国内外への発信を意識しながら、サーキュラーエコノミー実証実験プロジェクトを拡充し、サーキュラーエコノミーに取り組む事業者を支援してまいります。また、現在の取り組みに関するサステナビリティレポートを策定するとともに、普及啓発を拡充し、市民の皆様の行動変容を促してまいります。

 令和7年4月

蒲郡市長 鈴木寿明