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蒲郡の名木50選 50 海岸線に残るマツ

ページID:0010627 更新日:2011年3月1日更新 印刷ページ表示

海岸線に残るマツ(八百富神社遥拝所周辺春季) 海岸線に残るマツ(若宮神社周辺) 海岸線に残るマツ(旧竜田川沿い)

鉄道唱歌に「海のながめは蒲郡」とうたわれた白砂青松の面影はないが、市内の数ヶ所で名残のマツ林が昔の海岸線を思い出させてくれる。

三谷町若宮神社周辺では、昔の海岸線に沿って、勢い盛んなクロマツがたくさん残っている。
かつて海水浴場としてにぎやかだった美しい白浜の姿がしのばれる。
現在このあたり一帯のマツ林は、マツクイムシ防御が実施され、大切に保護されている。

かつては海水浴場の名所であった八百富神社遥拝所周辺は、海上に浮かぶ竹島と対照的にマツ林が残っている。
白い砂浜と青い海原にマツの緑の美しさが調和した、このあたりの海岸は東海随一の名勝地ともいわれていた。
現在ではマツ林が残っているのはこの付近だけになってしまったが、それでも多くの観光客に親しまれている。

海岸線からはやや離れるが、西浦町の旧竜田川沿いに立派なマツが数本残っている。
この近くの竜田の浜にはたくさんのマツが防風林として植えられていたという。

(マツ科)

幹周
根回り
所在地 三谷町若宮神社周辺
八百富神社遥拝所周辺
西浦町旧竜田川沿い
所有者