企画展『三河地震と戦争と　−体験談から迫る「隠された大災害」−』

企画展の詳細

企画展『三河地震と戦争と　-体験談から迫る「隠された大災害」-』

昭和20年（１９４５）1月13日午前3時38分、寒い冬の暗がりの中で三河地震は発災しました。
この地震は内陸直下型地震と呼ばれるもので、蒲郡市を含む三河地方南部（安城市・西尾市・幸田町）の比較的狭い範囲において、死者2,306人、全壊家屋７，２２１棟、半壊家屋は16,555棟という甚大な被害をもたらしました。
戦時中の情報統制の中で「隠された地震」とも言われた三河地震についてとりあげます。

三河地震体験者からの聞き取りに基づく体験画（3枚とも）［提供/兵庫県立大学 木村玲欧・関西大学 林能成］

企画展概要

• 期間：令和8年1月10日（土曜日）から2月23日（月曜日・祝日）まで
• 場所：蒲郡市博物館　1階　特別展示室
• 入場無料

会期中イベント：　講座「三河地震と南海トラフ　-地震に対する備え-」

三河地震と、心配される南海トラフ巨大地震について、今後私たちに出来る対策などをお話しします。

　講師：名古屋地方気象台地震津波火山防災情報調整官　大西星司氏

　日時：令和8年1月17日（土曜日）　13時30分から14時30分まで　　

　場所：蒲郡市博物館　１階　ギャラリー

　※ 事前申し込みは不要です。

会期中イベント：　ギャラリートーク（担当学芸員による展示解説）

企画展の展示を見ながら学芸員が解説します。

　日時：令和8年２月１日（日曜日）　13時30分から14時30分まで　　

　場所：蒲郡市博物館　１階　特別展示室

　※ 事前申し込みは不要です。

会期中イベント：　「三河地震　紙しばい劇場」

形原町の被災者の方々がまとめた、書籍『わすれじの記』に収められた体験談を基にした紙しばいを上演します。
お子様にもわかりやすく伝わる内容となっています。ご家族で地震の怖さ、これからの備えについて考えるきっかけとして、ぜひご覧ください。

　日時：令和8年1月18日（日曜日）　１３時３０分から１４時１５分まで
　　　　・題名「隠された災害　三河地震の記憶」／形原五七巳午会紙芝居同好会

　日時：令和８年１月２５日（日曜日） 　１１時00分から１１時３０分まで
　　　　・題名「じしんはおそげぇ」／金沢ヒューマン文庫を愛し守る会

　場所：蒲郡市博物館　２階　研修室

　※ 事前申し込みは不要です

会期中イベント：　地震を体験してみよう！　地震体験車「なまず号」がやってきます

本当の地震で起こる揺れがどの程度なのか。自分の体で知ることは、家庭での防災の第1歩にもつながります。なまず号では、「三河地震」「東日本大震災」など、過去、実際に起こった地震の揺れを体感する事ができます。

　日時：令和8年1月31日（土曜日）　10時００分から15時００分まで（随時受付）

　場所：蒲郡市博物館　正面玄関前広場

　※ 事前申し込みは不要です

チラシ

企画展『三河地震と戦争と　−体験談から迫る「隠された大災害」−』 [PDFファイル／530KB]　　2025年12月19日追加しました。